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新聞/出版/マスコミ 朝日新聞出版 2008年05月07日


【プレスリリース概要】
【展覧会名】 AERA創刊20周年記念 坂田栄一郎 「LOVE CALL ―時代の肖像―」 【会場】 <東京丸の内エリア> 丸ビル(マルキューブ、3階回廊) 新丸ビル(3階アトリウム) 行幸地下ギャラリー 丸の内オアゾ (○○広場〔おおひろば〕) 【会期】 2008年5月9日(金)〜6月8日(日) 11:00〜21:00
会期中無休 【入場料】 無料 【主催】 AERA

【プレスリリース内容】
 来る5月9日(金)より6月8日(日)まで、東京・丸の内エリアにおいて、AERA創刊20周年記念写真展「坂田栄一郎 LOVE CALL ―時代の肖像―」を開催いたします。

 写真家・坂田栄一郎が1988年から20年にわたり撮り続けてきた肖像写真約900点を、丸ビルや新丸ビル、行幸地下ギャラリー、丸の内オアゾの4会場に大規模に展示、映像上映も交え、各会場において大型プリントによるダイナミックなインスタレーションを行います。

展示作品は、すべて本展のために新たにトリミングしたポートレートです。坂田が20年間に撮影してきた約800人の人物の肖像写真を丸の内の様々な空間に展示、来場者がエリアを巡りながら作品を見てまわるという、かつて例のない試みです。丸の内が、坂田のポートレートで埋めつくされます。冷戦の崩壊、湾岸戦争、グローバリゼーション、IT化の進展など、国内外の枠組みが大きな変革を遂げた20世紀から21世紀にかけてのこの20年。坂田のシャッターが捉えてきた「時代の肖像」は、世界が歩んできた“時代”そのものを浮かび上がらせることでしょう。

「日本初のニュース週刊紙」として1988年に朝日新聞社より発行された『AERA』は、今年5月17日、創刊20周年を迎えます。「AERA」はラテン語で「時代」という意味です。『AERA』を象徴するのが、毎週、表紙を飾るポートレートです。創刊から今日に至るまで、世界の各界の人物、あらゆるジャンルの時代を代表する顔ぶれが登場してきました。坂田氏が撮ってきた方は、ゴルバチョフ旧ソ連大統領ら世界の国家元首や、首相在籍中の細川護煕、小泉純一郎両氏のほか、芸術家、音楽家、映画監督、俳優、スポーツ選手、経済人、科学者ら、多彩な分野で活躍する人々です。2008年2月現在で、900人以上に達します。

 AERA創刊20周年を記念し、坂田栄一郎の写真展を開催するほか、写真集も出版します。写真集のタイトルは写真展と同じ「LOVE CALL ―時代の肖像―」。写真展よりもさらに多い、900人以上の肖像写真を年代順に掲載、総ページ数は約1000ページと、写真集史上、類をみないものになりました。

坂田自身が命名した、写真展と写真集のタイトル「LOVE CALL」には、多層的な意味がこめられています。坂田から被写体になる人物へのラブコール、ポートレートを見る方々へのラブコール、表紙に登場する方々からのラブコール、“今”という時代へのラブコール、そしてもちろん、創刊20周年を迎える『AERA』から、読者の方たちへのラブコール。写真展や写真集を観る方お一人お一人が、それぞれのラブコールを、想い想いの対象に送って頂ければ幸いです。

 写真展の会期中には、坂田栄一郎のトークや撮影会、シンポジウム「AERAが報じた20年」(仮称)など、丸の内エリアで多彩なイベントも予定しております。

写真展 坂田栄一郎 「LOVE CALL ―時代の肖像―」

坂田栄一郎が20年間に撮影してきたポートレートの作品約900点を、丸ビル(マルキューブ、3階回廊)と新丸ビル(3階アトリウム)、ふたつのビルをつなぐ行幸地下通路にある行幸地下ギャラリー、丸の内オアゾ(○○広場〔おおひろば〕)のスペースに展示、坂田の表紙撮影シーンなどの映像も上映、丸の内エリア全体を会場に、写真展「坂田栄一郎 LOVE CALL ―時代の肖像―」を開催いたします。

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 丸ビルのマルキューブでは、肖像写真を天井から8メートルを超える大型バナーとして吊り下げて展示、1階スペースと3階回廊では、大型プリントを中心に約80点の作品によるインスタレーションを行います。また、坂田の表紙撮影の様子やポートレート作品などを140インチの巨大モニターで上映します。街行く人々も、屋外から作品と映像を同時に楽しんでいただける空間を創出します。

行幸地下ギャラリーでは、220メートルのギャラリー内において時代を追ってポートレートを展示、空間では大判プリントによるインスタレーションを行い、約800点の作品を展示する予定です。

 新丸ビルの3階アトリウムでは、写真作品の展示と映像を上映します。丸の内オアゾ(○○広場〔おおひろば〕)では、大型プリントを展示、広場隣のJAXA(宇宙航空研究開発機構)の壁面では、坂田が撮影した日本人宇宙飛行士たちのポートレートを展示します。
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坂田が20年間に撮影してきた肖像写真。世界の国家元首や著名人、芸術やスポーツの分野、経済人や科学者など各界で活躍する人々約800人のポートレート、約900点が出品されます。これらの作品は、すべて本展のためにトリミングした新たな作品で、表紙となった『AERA』のポートレートとはまた異なる表情を見せてくれます。

坂田の撮るポートレートは、被写体を一人の人間として、その内面、人間性までをも捉えています。また一枚の肖像写真からは、その人が生きる社会や時代が浮き彫りとなり、ともにこの時代を生きる人々の記憶にもはたらきかけます。

 1990年、指揮者レナード・バーンスタインが来日をしたときに札幌の「パシフィック・ミュージック・フェスティバル」会場で坂田が撮影したポートレートは、バーンスタインの「最後の肖像写真」となりました。今は亡きアイルトン・セナ(F1レーサー)、現在、世界の注目を集めるヒラリー・クリントン、首相当時の小泉純一郎、映画監督のアンジェイ・ワイダ、ミュージシャンのビョーク、椎名林檎、若き日の松坂大輔、高倉健、三宅一生、瀬戸内寂聴、高橋大輔、小栗旬。本リリースに掲載のポートレートを含む約900点による「坂田栄一郎 LOVE CALL ―時代の肖像―」に皆様のご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

【プレスリリース連絡先】
【一般お問い合わせ先】 「坂田栄一郎 LOVE CALL」事務局
【ホームページ】 http://www.aera-net.jp/ (無料登録制。展覧会情報は4月中旬にアップの予定)
【交通案内】 ●JR東京駅より徒歩1分●地下鉄丸の内線東京駅より直結

<広報お問い合わせ先>                                           
※展覧会に関するお問い合わせ、資料や写真のご請求は、下記までお願いいたします。
「坂田栄一郎 LOVE CALL」事務局 (担当:大岩ゆり、桑原利佳)
〒104-8011 東京都中央区築地5-3-2 アエラ編集部内
TEL: 03-5541-8627
FAX: 03-5541-8655
E-mail: sakataphoto@asahi.com

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