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インターネット 株式会社ベストマテリア 2008年05月15日


【プレスリリース概要】
技術コンサルティング業務を行う株式会社ベストマテリアは、ユーザー参加によって競馬予想・回顧のアーカイブスを形成していくWEB論壇「競馬ナンデ」を、4月21日、β公開しました。専門紙記者等に比べてしがらみのない一般競馬ファンに、「根拠つき」予想・回顧発表の場を提供することにより、競馬知識を集合知化を試みています。ひいては、「知的推理ゲーム」としての競馬の面白さを追求することによって、競馬文化の知的発展に寄与するため、私どもはスタートを切りました。現在も実験段階ではありますが、非常に精緻・詳細で、字数にしておよそ300字〜2000字に上るハイレベルな予想・回顧が数多く寄せられています。

【プレスリリース内容】
技術コンサルティング業務を行う株式会社ベストマテリアは、ユーザー参加により競馬予想・回顧のアーカイブスを形成していくWEB論壇「競馬ナンデ」を、4月21日、β公開しました。

http://www.keibanande.net/

■サイト内容 1、競馬予想・回顧の「WEB論壇型」アーカイブス 競馬ナンデは、無料登録したユーザが、各レースごとに、予想・回顧の「印(◎○▲×)」に「根拠」を添えた形で投稿・発表することができる「WEB論壇」です。
投稿された予想・回顧は、ユーザの予想手法等によって整理して掲載され、アーカイブスを形成していきます。また、他のユーザーの参考になった場合には「拍手」がなされ、その数によって評価・ランキング化されます。

2、集合知型コミュニティ ユーザは各々マイページを持ち、そこには自分のプロフィール・バックグラウンドとともに、自分が過去に投稿した予想・回顧が陳列され、拍手をどのくらい受けたかといった成績も表示されます。
このページは他人からも閲覧可能で、ユーザは、自分にとって参考になる知識を豊富に有する予想家を見つけることができます。そして、気になる予想家を「お気に入り」に登録して、お気に入りの予想家の予想だけを一覧したり、メッセージを送受信すること(5月下旬完成の見込み)ができます。

3、ユーザの「予想手法による属性分け」
ユーザーは登録時に、自分の予想型、すなわち競馬予想をするときにどのファクターを重視するかを6つの型から選んで申告します。競馬予想の場合、例えば馬の血統から予想する人・レースの展開から予想する人といった風に手法が異なるため、属性分けして、検索可能にすることにより、自分と手法の合うユーザーを見つけやすいようにしました。

4、競馬をより知的に楽しむための様々な工夫 (1)有用知識の集積のために 従来、競馬情報に関する掲示板の類はありましたが、匿名で無責任であることや、根拠を示さず「印(◎○▲)」のみが羅列されることにより、競馬に関する客観的知識が集まる場はありませんでした。
そこで、「競馬ナンデ」では、無料登録制で非匿名にすることで、書込みについて一定の責任を担保し、また「50文字以上の根拠」を必須とすることによって、有用な知識だけが集積されていくよう工夫しました。
(2)拍手による評価システムの採用 また、従来、競馬に関するコミュニティーサイトの類はありましたが、いずれも予想大会(一定のルールのもとで馬券の的中率の高さを競う遊び)をメインにしていて、競馬に関する知識や有用な情報を得る場にはなり得ていませんでした。
なぜなら、予想大会は、競馬に関する知識がなくても、偶然の的中により評価がなされてしまう傾向にあり、本来優良なユーザであるはずの競馬に関する深い知識を持った層を取り込めていなかったからです。また、予想の「根拠」が示されていないため、必然的な的中であるか否かが判然とせず、有益な情報か否かが区別できないものになっていました。
そこで、「競馬ナンデ」では、いわゆる予想大会という形を採らないことにしました。予想・回顧を読んだユーザが、参考になったか否かを基準に「拍手」をお互いに行うことにより、馬券としては不的中であったとしても、予想に活かせるような有益な知識をもたらす者を評価するシステムを採用しました。

5、レース回顧を扱う点について 従来、レースの「予想」には焦点が当たりやすく、「予想」が集まるサイトは存在しましたが、レースの「回顧(レースがどのような結果になったかについて振り返り解説するもの)」が集まるサイトはありませんでした。競馬は一般的に、眼前のレースの馬券的中にのみ関心が集中しやすいからで、既に終わったレースを振り返ることは面倒でもあり敬遠されがちであったからだと思われます。
しかし、本来、行われたレースを振り返ること(回顧)は、いかにして実際のレースが展開し、いかに馬券が的中あるいは不的中となったかを知ることのできる「競馬知識の宝庫」とでもいうべきものであり、ひいては予想の能力向上に役立つものと考えられます。 そこで、あえて「回顧」を扱うことは、競馬知識の集合知化にとって不可欠だと考え、業界初の「回顧」サイトを開発するに至りました。

6、料金
当面は無料で公開し、ユーザーの声を参考にした上で、無料での継続も含め、今後の料金設定を検討していく予定です。

■開発経緯 1、開発者プロフィール 競馬ナンデは、法科大学院において「公営競技経営の実態」を学んだ、現運営者・木原剛が、「知的推理ゲーム」としての競馬文化発展を企図して制作しました。
木原は、もともと大の競馬ファンであったことから、自らの人脈を生かし、全国の大学の競馬研究会員・インターネット上に予想を掲載している競馬ファン・競馬関連のブログ運営者らに呼びかけ、そのうちの賛同者が参加しています。

2、「根拠付き」予想・回顧の重要性 競馬ナンデは、農林水産省設置の「地方競馬のあり方に係る研究会」中間報告書に述べられている「競馬は、馬の血統、馬のコンディション、競走成績等多岐にわたる要因を分析し競走での勝敗を予想するという知的な推理ゲーム」であるとの精神に即して制作・運用されています。
それゆえ、競馬メディアにありがちな、「予想印の羅列」ではなく、予想印に至る過程=「予想の根拠」にこそ、競馬の面白さが詰まっていると考え、「根拠」に焦点を当てたサイトを制作しました。「ナンデ」という名前の由来です。

3、一般競馬ファンに予想発表の場を提供することの意義 実際に競馬予想の回収率が100%を超えている者=馬券で儲けている者が存在すること、彼らが独自に競馬を研究し、専門的な知識を身につけていることを、私たちは開発前段階の調査で確認してきました。そして、彼らが、競馬専門紙記者等プロの予想家以上の回収率を誇っている理由を、私達は以下のように分析しています。
(1)紙媒体に予想を載せる記者等は、天候やコースの状態等レースの様々な条件が確定する前に予想することを強いられている。これに対し、一般競馬ファンがWEBを利用すれば、それらが確定する、レース直前まで予想が可能である。
(2)記者等は、開催される全てのレースについて予想しなければならないため、ある特定の条件のレース、例えばダートコースのレースなどに特化することができず、専門的知識を得ることができていない。これに対し、一般競馬ファンにはそのような束縛がないため、各々に特化した専門的知識を修得している。
(3)記者等は、取材対象者である者に対して予想を行わなければならないため、一種の「遠慮」や「私情」が介在し、純粋な予想に徹しきれていない。これに対し、一般競馬ファンには当然こういったしがらみがなく、自由に発言できる。
これらの理由から、一般競馬ファンこそ、より有益な予想情報・競馬知識を発信できるのです。
実際に、現在も実験段階ではありますが、非常に精緻・詳細で、字数にしておよそ300字〜2000字に上るハイレベルな予想・回顧が数多く寄せられています。

【プレスリリース連絡先】
【株式会社ベストマテリア】
代表取締役:木原重光
〒190-0001
東京都立川市若葉町2-2-1
TEL:042-535-0937(10:30-20:30)
FAX:042-535-4202
e-mail:g-kihara@b-mat.co.jp
WEB:ホームページ http://www.b-mat.co.jp
競馬ナンデ  http://www.keibanande.net/
担当:木原剛