06月
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携帯/モバイル 株式会社宝島ワンダーネット 2008年06月10日


【プレスリリース概要】
株式会社宝島ワンダーネット(以下、当社)が主催する、ケータイ&PCを表現の場としたクリエイティブアワード、『デジタル・コミック大賞2008』の審査員が決定いたしましたので、お知らせします。

【プレスリリース内容】
本アワードでは、新しい才能を確実に見出し、育成するため、諸ジャンルで実績があり、かつ批評眼に定評のある方に審査員をお願いしました。

審査員の顔ぶれは、マンガ評論家の伊藤剛氏、コミティア代表の中村公彦氏、建築学者の森川嘉一郎氏、そして作家の新城カズマ氏の四名となります。さらに、株式会社宝島ワンダーネットコンテンツ事業部企画制作部長が事務局から加わり、受賞作を決定する最終審査会に臨みます。

伊藤氏は『テヅカ・イズ・デッド ひらかれたマンガ表現論へ』でマンガ表現論を大きく切り拓いた第一人者、中村氏は多くの才能をマンガ界に送り出した自主制作漫画誌展示即売会コミティアの設立者として知られ、森川氏は今年春、明治大学に新設された国際日本学部准教授に就任しコミックをはじめとするオタク系文化の研究に従事しています。本年度から審査員に加わる新城カズマ氏は『サマー/タイム/トラベラー』などSF・ライトベルのジャンルで活躍する人気作家であると同時に、ゲーム作品のプロデュース、『ライトノベル「超」入門』などノンフィクションの発表も手がけるマルチ・クリエイター/プロデューサーです。

伊藤剛(いとう・ごう)
マンガ評論家、鉱物愛好家。日本マンガ学会会員。武蔵野美術大学芸術文化学科非常勤講師。1967年名古屋市生まれ。浦沢直樹のアシスタント、マンガ家経験を生かし、アミューズメントメディア総合学院マンガ学科などでマンガ実作の指導にあたる。『テヅカ・イズ・デッド ひらかれたマンガ表現論へ』(NTT出版 2005)により、マンガ評論と他分野の批評・研究の橋渡しを果たす。他の著作に『マンガは変わる "マンガ語り"から"マンガ論"へ』『マンガを読む。 The Manga Reviews』(ともに青土社 2008)。

中村公彦(なかむら・きみひこ)
コミティア代表。元まんが情報誌「ぱふ」編集長。1984年「ぱふ」在職時より、オリジナル作品のみの自主制作漫画誌展示即売会コミティアを設立。全国同人誌即売会連絡会幹事も務める。アマチュア漫画から才能を発掘する批評眼に関しては業界随一と言われる。

森川嘉一郎(もりかわ・かいちろう)
建築学者。明治大学国際日本学部准教授。1971年生まれ。専門の建築意匠論の立場からオタクの街・秋葉原をフィールドワークし、その成果をまとめた『趣都の誕生』で注目を浴びる。ヴェネチア・ビエンナーレ第9回国際建築展(2004年)では、「おたく」をテーマに日本館コミッショナーを務め、衝撃を与えた。

新城カズマ(しんじょう・かずま)
小説家、古書蒐集家、言語愛好家。有限会社エルスウェア代表取締役。作家としては『サマー/タイム/トラベラー』(早川書房) 、 『マリオン&Co.』『狗狼伝承』シリーズ(富士見書房)などで知られる一方、『ライトノベル「超」入門』 (ソフトバンククリエイティブ)を記し注目を浴びる。柳川房彦名義では、PBMゲーム『蓬莱学園』シリーズの背景世界の構築、ストーリー展開とゲーム全体の管理を行いブームの中核を担う。また同名義ではゲームデザイン・書籍編集・翻訳・架空世界の設定等も手がける。

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宮武良行(みやたけ・よしゆき)
株式会社宝島ワンダーネットコンテンツ事業部企画制作部長。

【プレスリリース連絡先】
株式会社宝島ワンダーネット
広報担当 出来美幸(デキミユキ)
TEL:(03)3265-4572 FAX:(03)5226-7895
E-mail:m-deki@twn.ne.jp
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