07月
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お知らせ/ご案内 株式会社ボイジャー 2008年07月17日


【プレスリリース概要】
株式会社ボイジャー*(本社:東京都渋谷区、代表取締役 萩野正昭) は、 日本の電子書籍ビューアとして普及する「ティータイム(T-Time)」をアップルiPhone上での可読アプリケーションとして公開・導入致します。

【プレスリリース内容】
T-Timeは1998年ボイジャーがPC用の電子書籍ビューアとして開発(現在はVer.5.5)し、無償版・有償版合わせて50万ファイルダウンロードの実績をもっています。このT-Timeを利用して講談社をはじめ日本の有力出版各社は販売用に文字系及び漫画系コンテンツを制作しており、T-Timeで可読するPC用電子書籍ファイル(ドットブック=.book)は、現在2万以上存在するといわれています。 今回公開されたT-Timeは、iPhoneに対応させたものであり、名称は『T-Time touch』といいます。 『T-Time touch』によって、.bookの全ては理論上iPhone、iPod touchで読めることになります。iPhone、iPod touchのマルチタッチインターフェースを活用すべく、出版社は今後iPhone、iPod touchでの電子出版ビジネスに参入していくであろうと予想されます。

 講談社は漫画系.bookを、順次iPhone、iPod touch向けの可読コンテンツとして発売することとし、「金田一少年の事件簿」「働きマン」「沈黙の艦隊」など人気作品、およびデジタル配信を前提に制作されてきた"MiChao!"のフルカラー・コミックの導入を決定しました。今回の講談社漫画コンテンツは、アップルがあらたにオープンしたiTunes App Store を通じて配布されます。価格は単行本一冊を通常4分割して販売し、分割された一話は115円あるいは230円です。『T-Time touch』はコンテンツに内包する形で配布されます。

 通信機能をもつモバイル電子機器は携帯電話を筆頭に全世界で大きな普及をしており、その利便さは本を読む理想のデバイスとして注目されつつあります。iPhoneは携帯電話機能と同時に、無線LAN機能を有し、PCでのオープンな世界を強く背景に保持しています。音楽において成功をおさめたiTunes Storeは、米国等においては映画、テレビなどの配信も開始しております。App Storeも、マンガ、書籍などの流通において非常に大きな可能性をもっていると考えます。
 今後さらに多くのコンテンツをiPhone、iPod touch用の『T-Time touch』で楽しんでいただけるよう、アプリケーションの機能向上、ならびに出版社との連携をボイジャーは強化していきます。 漫画コンテンツは勿論のこと、html、テキスト等文字系コンテンツに対しても、タテ書きヨコ書き、文字サイズ変更など読者の欲する可読環境を自由に保証していきます。

報道用画像URL

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【プレスリリース連絡先】
株式会社ボイジャー 鎌田純子(広報担当)
〒150-0001東京都渋谷区神宮前5-41-14
電話: 03-5467-7070
FAX: 03-5467-7080
Email:infomgr@voyager.co.jp