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学校/教育/学習 日本箸文化協会 2008年08月06日


【プレスリリース概要】
すべての日本人が正しく箸を持てるようになる1億2000万人の「箸の達人」プロジェクト

【プレスリリース内容】
日本は世界で唯一、箸だけで食事を完結させる国。

だからこそ日本独特の繊細な食文化や、他者を尊ぶ謙虚な心は、たった2本の棒――箸とともにあったのです。

すべての日本人が正しく美しい箸づかいを身につけ、良き“日本の心”を取り戻し、後世まで伝えていく。

それが私たち「日本箸文化協会」の目的です。

〜なぜいま「箸」なのか〜

●箸は国を示す鏡 箸は人なりと言われるように、箸は箸に留まらず、日本という国の鏡です。多彩な食事スタイルがある今だからこそ、箸を見直し、次世代にバトンタッチすることが求められています。「まずは正しい箸の持ち方から」。今に生きる私たちが伝統の担い手になりましょう。

●箸づかいと感謝
日本の繊細な食文化や、自然に感謝する精神性は、箸とともに育まれたものです。世界的に和食や箸が注目されている理由も、実はそこにあると言っていいでしょう。箸を見直すことで、日本の誇り、日本のよさを取り戻しましょう。

●箸と食卓環境
箸づかいの乱れは、食生活、食環境の乱れとなります。正しく箸が持てるようになると、「好き嫌いがなくなる」「食事を尊ぶ」「健康を気遣う」「忍耐強くなる」など、日常の生活や価値観、人となりにも良い影響が出てきます。

●箸が人を助ける
箸は複雑な手指の動きを余儀なくされるため、脳の活性化、リハビリテーションのツールとしても注目されつつあります。教育機関や医療機関だけでなく、箸の新たな使われ方の可能性も開拓していきます。

●箸と環境
天然の素材で作られる日本の箸は、ものづくりの原点です。箸に塗る漆は英語で「ジャパン」と呼ばれ、割り箸も本来はエコロジカルな観点から生まれた、環境にも人の体や心にも響く道具。“本物の箸”を伝えていくのも私たちの使命です。

【プレスリリース連絡先】
名称:日本箸文化協会
所在地:東京都渋谷区広尾5-3-13 「にほんぼう 広尾店」内
TEL 03-3448-0084
FAX 03-5420-8410
E-mail info@hashi-bunka.jp