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広告/デザイン 松下電器産業株式会社 2008年08月29日


【プレスリリース概要】
ITとアートやデザインを結びつけ街や暮らしに活かすアーバンコンピューティングフォーラム。一般の方にもわかりやすい内容です。参加無料。事前予約制です。

【プレスリリース内容】
アーバンコンピューティングシンポジウム (第1回)

 日時 2008年9月17日(水) 14時00分〜17時00分 (開場13時30分)
 会場 パナソニックセンター東京 ホール      http://panasonic.co.jp/center/tokyo/
     住所:東京都江東区有明2丁目5番18号
     交通:りんかい線「国際展示場駅」徒歩2分
        ゆりかもめ「有明駅」徒歩3分
 主催 アーバンコンピューティングシンポジウム実行委員会
 特別協賛 パナソニックセンター東京
 対象 一般(どなたでも参加できます)
 参加無料 事前予約制(第1部もしくは第2部のみの参加もできます)
 事前予約→ http://panasonic.co.jp/center/tokyo/event/all/#a001620

■開催概要
 ITとアートやデザインを結びつけ街や暮らしに活かすアーバンコンピューティングフォーラムの活動をご紹介すると共に、今年のSIGGRAPHとアルスエレクトロニカの報告会を行います。

 IT(情報技術)は、いろいろなものを便利にしたり性能をよくしたりするだけのものではありません。これからは、私たちの街や暮らしのなかで、楽しさやきれいなものや気持ちのいいことをふやしていくために、ITを活かしていくことが大切です。

 アーバンコンピューティングフォーラムでは、IT、都市、建築、アート、デザイン等の領域で横断的に活動しているひとびとを結びつけ、新しいアプローチによる知の結集を目指しています。このたび、パナソニックセンター東京を会場として、第1回目のシンポジウムを開催することになりました。

 基調講演は、慶應義塾大学環境情報学部の小川克彦教授による「街と暮らし、ITデザインが楽しくする未来」です。ITとデザインを結びつける文理融合の新しい教育にご興味をお持ちの保護者の方々をはじめ、一般の皆さまにもわかりやすく語っていただきます。

 また、今回のシンポジウムでは、SIGGRAPHとアルスエレクトロニカのご紹介と今年の開催内容を速報します。

 SIGGRAPHは、毎年アメリカで開催されるコンピュータグラフィックスの学会です。デジタルガジェットを紹介するブログ「安藤日記」で有名な安藤幸央さんをゲストに、今年のSIGGRAPHでみつけた面白いモノ・コトを速報します。

 アルスエレクトロニカは、毎年オーストリアのリンツ市で開催されるテクノロジーとアートを結びつけるフェスティバルです。東京都現代美術館学芸員の森山朋絵さんと、慶應義塾大学環境情報学部の中西泰人准教授が、今年のアルスエレクトロニカの魅力を速報します。今回、インタラクティブアート部門で、短歌とインタラクティブアートを融合させた作品が入選した歌人の穂村弘さんと石井陽子さんを特別ゲストに迎え、日本のアーティストの活躍をご紹介します。(本シンポジウムは一般の皆様にもわかりやすい内容で構成されています)

■プログラム
13:30 (開場)
14:00 オープニング「街とひとと技術を結ぶ、楽しいきれい気持ちいい」
      木原民雄(NTT)
14:10 第1部「街と暮らし、ITデザインが楽しくする未来」(基調講演)
      小川克彦(慶應義塾大学)
    「街と暮らしを楽しくするデジタルガジェット・SIGGRAPH2008報告」
      安藤幸央(エクサ)
15:40 第2部「都市とアートのつながり・アルスエレクトロニカ2008報告」
      森山朋絵(東京都現代美術館)x中西泰人(慶應義塾大学)
      特別ゲスト 穂村弘(歌人)x石井陽子(NTTアイティ)
17:00 (終了予定)
 シンポジウム終了後、パナソニックセンター東京の見学ができます。
(時間、講演者は変更することがあります)

■連絡先
アーバンコンピューティングフォーラム http://www.urbancomputing.org/

■講演者ご紹介
●小川克彦慶應義塾大学環境情報学部教授。NTTサイバーソリューション研究 所所長を経て現職。専門はメディア情報学。主な著書に「デジタルな生活−ITがデザインする空間と意識−」(NTT出版)。主な受賞に大川出版賞。工学博士。

●安藤幸央 株式会社エクサ ユビキタスソリューション部所属。慶應義塾大学
環境情報学部訪問講師。国立天文台客員研究員。コンピュータグラフィックスやインターネット関連のシステム開発、メディアアート系作品のプログラム開発に携わる。デジタルガジェットを紹介する「安藤日記」
(http://www.opengl.jp/blogger/)で著名。シーグラフ東京委員長。

●森山朋絵 東京都現代美術館学芸員。東京都写真美術館学芸員を経て現職。東京大学大学院情報学環特任准教授。アルスエレクトロニカインタラクティブアート部門審査員。SIGGRAPH Asia 2008 Art Gallery/E-Tech議長。主な企画展として「映像体験ミュージアム」「ミッション:フロンティア」「グローバルメディア2005/おたく:人格=空間=都市」「文学の触覚」等。主な著書に「映像体験
ミュージアム/ポスト・デジグラフィ」「絵コンテの宇宙」。

●中西泰人 慶應義塾大学環境情報学部准教授。コンピュータと都市、建築を結びつける時空間デザインを研究。主なメディアアート作品に「時空間ポエマー」「Narrative Hand」「記憶の告白-reflexive reading」。主な受賞にグッドデザイン賞(新領域デザイン部門)等。著書に「POST-OFFICE」等。博士(工学)。

●穂村弘 歌人。主な著作に歌集「シンジケート」「手紙魔まみ、夏の引越しウサギ連れ)」「ラインマーカーズ」、短歌入門書「短歌という爆弾」、エッセイ「世界音痴」、詩集「求愛瞳孔反射」、ショートストーリー集「車掌」、歌論集「短歌の友人」等。「ほむらひろし」名義での絵本の翻訳も多数。第19回伊藤整文学賞、第44回短歌研究賞。

●石井陽子 NTTアイティ株式会社で手のひらに映像を表示するサイネージシステム「tenoripop」の開発を担当。主なメディアアート作品に「情報を降らせるインタフェース」(NTT/ICC)、「火よさわれるの」(東京都写真美術館)。Prix Ars Electronica Interactive Art部門honorary mention入選。

●木原民雄 日本電信電話株式会社NTTサイバーソリューション研究所主幹研究員。公共空間でのインタラクティブシステムの研究開発等を手がける。主なメディアート作品に「Interium」「Lagrange Game」等。主な受賞にPrix ArsElectronica Interactive Art部門honorary mention入選、情報処理学会山下記念研究賞。博士(情報理工学)。

【プレスリリース連絡先】
アーバンコンピューティングフォーラム
http://www.urbancomputing.org/