09月
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お知らせ/ご案内 株式会社シーバランス 2008年09月19日


【プレスリリース概要】
株式会社シーバランス(本社:青森県むつ市、代表取締役社長:鹿内 靖)は、この度、森林整備で残材となる間伐材を代替燃料とし、無償で供給(貸与)するビジネスシステムを開発致しました。(知的財産権申請中)

【プレスリリース内容】
株式会社シーバランス(本社:青森県むつ市、代表取締役社長:鹿内 靖)は、この度、森林整備で残材となる間伐材を代替燃料とし、無償で供給(貸与)するビジネスシステムを開発。(知的財産権申請中)

残材となった間伐材を燃料として使用するには、燃えやすくする為にペレット燃料のように加工・乾燥させる等の二次加工の必要があり、直接、燃料として使用するのは困難とされてきた。弊社では、間伐材を二次加工せずに、直接燃料として使用させるために、廃食油から成るバイオディーゼル燃料の精製時に副産物として廃棄処分されてきた「廃グリセリン」に着目し、廃グリセリンを間伐材に含有させることで木質バイオマス燃料として使用することに成功。

また、地球温暖化対策に向けて従来の化石燃料から代替燃料として、木質バイオマス燃料に転換を促進させる手法として、この木質バイオマス燃料を無償貸与供給するビジネスシステムを開発した。

当該ビジネスシステムは、京都議定書の森林吸収源である削減目標3.9%を達成するため国が各自治体に森林整備を要請しており、森林整備においては間伐材が切り捨てられたままの状況にある。そこで、弊社では、残材となった間伐材を廃グリセリン含有の木質バイオマス燃料として加工し、その木質燃料を無償貸与による供給で代替燃料に転換し易くした。弊社は、企業が代替燃料に燃料転換を行った際に既存設備で排出していたCO2から代替燃料に転換後の削減量(クレジット)を弊社が獲得する仕組みで、代替燃料の無償貸与のコストを生み出す。間伐材の有効利用を促進させることで、森林の健全な育成を図る。また、化石燃料から木質燃料に転換をすることで※カーボンニュートラルを実現できる。

当該システムのモデル実施は、シーバランスが地球温暖化対策推進プロジェクト向けに設立する新会社において来春を目途に行う。募集する窓口はシーバランスとし、全国の自治体や民間企業を対象に募集する。

■本システムの特徴
・燃料の無償貸与供給 ・燃料転換による削減量(クレジット)創出
※カーボンニュートラル (植物は大気中のCO2(二酸化炭素)を吸収するため、その植物から精製された燃料を燃焼する際に 発生するCO2はゼロカウントされる。 )

【プレスリリース連絡先】
■プロフィール 株式会社シーバランス 所在地:青森県むつ市真砂町10−18 TEL:0175-28-3366
代表取締役:鹿内 靖  http://www.sea-balance.com
■お問い合せ先
株式会社シーバランス 
担当:鹿内・稲葉   mail:carbon-6@sea-balance.com