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その他 ビジネスワイヤ・ジャパン 2009年01月27日


【プレスリリース概要】
3LCD事務局は2008年1月より米国Lumita社が提唱するプロジェクターがカラーを投映した時の明るさを示す指標である「カラー光束」の使用を推奨しています。

【プレスリリース内容】
3LCDプロジェクターのカラーパフォーマンスを正しくお客様にお知らせすることを目指し、商品のカタログやWEB等に「カラー光束」値を示し、取り組みを推進しています。3LCD事務局は、この度、同分野のリーディングカンパニーであるセイコーエプソン?とソニー?が商品カタログやWEB上での「カラー光束」値記載を開始することを発表いたします。
3LCD事務局は今後も「カラー光束」値の使用が拡大するよう、活動していきます。

「カラー光束」はあらゆるプロジェクターのカラーパフォーマンスを正確に定義ができる測定方法です。現在、仕様表等で表記されている「明るさ」や「有効光束」、「光出力」等のプロジェクターの明るさを示す値はプロジェクターで白を投映した場合の明るさを示しています。今後、「カラー光束」はユーザーに対して画像の性能のひとつとしてカタログやWEBに使用されます。

<表記例>
有効光束 xxxxlm
カラー光束 xxxxlm
注)
・「有効光束」は「明るさ」、「光出力」と表記される場合もあります。
・「カラー光束」は「カラーの明るさ」、「カラー出力」と表記される場合もあります。

映像の高解像度化、高い色再現性が要求されるビデオコンテンツが急速に増えてきている中、プロジェクターの色づくりに対する特性や効果が非常に重要になっています。
しかしながら今までは消費者やユーザーは使用しているプロジェクターが鮮やかな色を再現しているかどうか判断する手段がありませんでした。しかしながら「カラー光束」は教室や会議室、リビングルームで使用する上で重要となる画質の指標となります。

カラー光束とは?

カラー光束 とはカラーパフォーマンスを評価する測定方法です。 2007年12月に米国Lumita社によって有効光束(白の明るさ)と同様の測定方法を用いて提言されました。カラー光束はシンプルで正確に、かつ簡単にプロジェクターのカラーパフォーマンスを評価できる測定方法です。

何故、カラー光束が重要なのでしょうか?
カラーは画質評価の上で非常に重要なキーポイントとなります。 米国のプロジェクター市場の調査機関の一人者であるTFC Associates社*によると、プロジェクター購入時の最も重要なポイントとして画質が挙げられています。
カラー光束は製品を選択する際のカラーパフォーマンスを評価する指標として活用できます。

*TFC Brand Strength Study 2008

カラー光束の測定方法

9つのエリアに分けたRGBのカラーパターンを3パターン用意します。それぞれをスクリーンに投映し、各パターンで9つのエリアの照度をそれぞれ測定します。次にパターン毎に測定した数値の平均値を求めます。最後に各パターンの平均値を合算したもので「カラー光束」値を求めます。

3LCD方式について
「3LCD」は“明るく、自然で、目に優しい映像”を生み出す業界シェアNo.1のプロジェクター方式です。「3LCD」はHTPSを3チップ使った光学エンジンを使用し、優れた色再現性と鮮やかな画質を実現します。さらに画像に「カラーブレークアップ」と呼ばれる虹のような模様も見えません。「3LCD」は世界中で普及している薄型テレビやプロジェクターで培った画像技術であるLCD技術がベースとなっております。
「3LCD」に関する詳細は公式サイト「3LCD.com」(www.3lcd.com/jp)を参照ください

【プレスリリース連絡先】
前田 光男
鈴木 美喜
e-mail: 3lcd-promotion@3lcd.com
3LCD事務局
セイコーエプソン株式会社
デバイスマーケティング企画部内
Tel: +81-42-587-0222