02月
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ITシステム/サービス モデライズ株式会社 2009年02月18日


【プレスリリース概要】
モデライズ株式会社が(独)産業技術総合研究所(産総研)からの移転技術「ベイジアンネットワーク技術」を活用して開発した、個人や法人等の行動予測モデルの構築と同モデルを用いた収益拡大サービスを開始して約2年、同サービスによる収益アップ効果の実績や、個別の業界や目的に応じたモデル構築のノウハウが蓄積されたことから、目的別の個別ソリューションの提供を開始しました。これによりお客様は、これまでより短期間・低コストで効果が実証されたモデライズソリューションの導入が可能となります。
ある導入先クライアントでは当ソリューションの導入により1.5倍以上の売上げアップ効果を確認しています。

【プレスリリース内容】
ベイジアンネットワークによる行動予測サービス「個別ソリューション」の提供開始
導入先顧客の大幅な売上げアップやコスト削減を実現

1.新規発表事項
 モデライズ株式会社が(独)産業技術総合研究所(産総研)からの移転技術「ベイジアンネットワーク技術」を活用して開発した、個人や法人等の行動予測モデルの構築と同モデルを用いた収益拡大サービスを開始して約2年、同サービスによる収益アップ効果の実績や、個別の業界や目的に応じたモデル構築のノウハウが蓄積されたことから、目的別の個別ソリューションの提供を開始しました。これによりお客様は、これまでより短期間・低コストで効果が実証されたモデライズソリューションの導入が可能となります。
ある導入先クライアントでは当ソリューションの導入により1.5倍以上の売上げアップ効果を確認しています。

2.個別ソリューションと導入効果
【導入効果】
・小売業向けソリューションでは、1.5倍以上の売上げアップ効果を確認
・金融向けソリューションでは10%の収益アップ(150億円以上相当)を実現
・マーケティング戦略最適化ソリューションでは、年間数億円のコスト削減効果を予定
【個別ソリューション概要】
個別ソリューション名:ソリューション概要

(1) 金融商品売上拡大ソリューション
ユーザーが最も興味を持つ金融商品の推薦や、収益の最大化を可能とする金融商品の内容の個別のカスタマイズを、顧客行動判別モデルを通じ予測→売上拡大

(2) 小売業売上拡大ソリューション
顧客のパーソナル情報や購買履歴から、顧客が最も欲する商品の推薦、推薦方法や推薦理由を顧客行動モデルから予測(小売だけでなく、ネットや電話通販でも可能)

(3) 商品開発簡略化ソリューション
?商品を様々な側面から要素分解し、それらを顧客はどう評価するかという高度な顧客行動モデルを構築
?当モデルを使った対象市場毎のシミュレーションにより売れる商品・製品開発を可能に

(4) 適正マッチング判別ソリューション
転職サイト、SNSやビジネスマッチングといったエージェントビジネスにおいて、ベテラン社員と遜色ないレベルのマッチングを、顧客行動判別モデルを通じ予測

(5) マーケティング戦略最適化ソリューション
?各販売戦略が、売上拡大に対する影響度合いを、企業施策のモデル化を通じ予測
?効果がある施策と効果の無い施策が事前に判明するため、売上拡大やコスト削減が可能に

最近のような不況の時代は、すぐに直接的な効果が出る施策が求められます。当ソリューションは、単なるデータ分析にとどまらず、売上げ拡大やコスト削減に直結するアクションや回答を提示できるサービスです。

3.ベイジアンネットワークとは?
ベイジアンネットワーク(ベイジアンネット)は、18世紀の数学者であったトーマス・ベイズが発見した「ベイズの定理」をベースに構築されています。ベイズの定理とは、過去のデータなどから計算した条件付き確率を使って結果から原因を推測する定理です。当社のサービスは、人間の行動予測、異なる人格間のマッチングの最適化、多種多様な要因が複雑に絡み合っている事象の将来予測など、不確実で絶えず変化するために数式で表現が困難なものを解決するために、ベイズの定理を巧妙に利用したアルゴリズムにより、「確率付ノード」と「ノード間の依存関係」で表現し、確率ネットワークの形態でモデル化したものです。

●ベイジアンネットワークの他技術(手法)に対する強み
1)制約条件、2)予測内容、3)心理的要因の考慮、4)PDCA

・モデライズ (ベイジアンネット)
1) 目的に応じ自由に条件の設定が可能で、柔軟な予測が可能
2) 来店率、購買率など複数の項目を自由に予測可能
3) 顧客が購買にいたる真の要因をモデルに組み込むことで的中率アップ
4) 成功・失敗の原因が把握でき、次の手がうてる

・他技術(回帰分析)
1) 条件(変数)の設定や予測の前提として制約があるため精度が落ちる
2) 売上など一つの項目のみを予測
3) 基本的に数値データから予測
4) 原因分析には他の手法を組み合わせる必要あり

4.備考
本件は、独立行政法人産業技術総合研究所による技術移転支援をベースとした成果です。

5.問合せ先
 モデライズ株式会社
営業担当:松田治久(まつだ はるひさ)
TEL:03-5520-0365
URL: http://www.modellize.co.jp

モデライズ社概要

会社名: モデライズ株式会社 (英文社名:Modellize, Inc.)
産業技術総合研究所 技術移転ベンチャー

設立日: 2005年12月14日

資本金: 1億183万円

役員: 代表取締役社長兼CEO  高村 淳
取締役兼CTO 本村 陽一
取締役兼営業本部長 松田 治久
監査役 高木 正明

所在地: 本社 東京都江東区青海2-41-6
産業技術総合研究所 臨海副都心センター327
    関西オフィス  大阪市中央区南本町4-2-21イヨビルディング6階

事業概要:
モデライズは、独立行政法人 産業技術総合研究所(産総研)の研究成果の社会への還元や普及を目的として設立されたベンチャー企業です。産総研時代より、多くの企業様との共同研究等を通じ、ベイジアンネットワークに対する幅広く深い知見やノウハウを10年間にわたり蓄積しており、これを活用したビジネス展開を図っています。特に、ベイジアンネットワークにより個人や法人の行動や知能をモデル化し、お客様のニーズ把握、行動予測、商品推薦などに関わる、モデルを使った高度なソリューションやサービスを提供しています。

【プレスリリース連絡先】
モデライズ株式会社
営業担当:松田治久(まつだ はるひさ)
TEL:03-5520-0365
URL: http://www.modellize.co.jp