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スポーツ/アウトドア 大阪武術文化研究会 2009年03月17日


【プレスリリース概要】
 去る2009年3月7~9日に、中国香港にて開催された『第七届香港國際武術節(The 7th International Wushu Festival/第7回香港國際武術フェスティバル)』に、大阪武術文化研究会主宰兼コーチの伊藤晴香を含む2名の選手と、関東の天龍武術会の2名の選手が合同チームとして日本から出場した。

【プレスリリース内容】
伊藤は2005年および2007年から3年連続、合計では4度目の参加。
4名はそれぞれ、女子刀術国外F10組および女子長拳国外F12組・男子長拳その他類国外M10組・男子形意拳国外M9組の4種目に出場。長拳F12組で銀メダルを獲得し、それ以外のすべての種目で金メダルを獲得した。
また、大阪武術文化研究会の手続き協力のもと、徳島県の喜多武術培訓中心からも2名の選手が出場。男女24式太極拳M10・F10組および男女八極拳M10・F10組で金メダル1個・銀メダル2個・銅メダル1個という好成績をおさめた。

『香港國際武術節』は、香港ナショナル武術チームの元代表メンバーで、國際武術連盟(IWF)主催の世界武術選手権大会でチャンピオンになった張萬強氏らが発起し、“武術を通して友好の輪を広げよう”という主旨のもと、2003年から年に1回行われているもの。
第1回から第6回までにも多数の参加者が地元香港・中国を中心とする各国から集結し、累計参加者はゆうに2万人を超えている。7回目となる今大会も参加数は前回の3,000超から5,000超へとさらに急増。メイン会場の香港新界・馬鞍山体育館で午前8時~深夜23時までのスケジュールをもってしても収容しきれず、2日間は別会場を設定したほどの規模となり、メイン会場の馬鞍山体育館は各地の武術愛好者で大変な混雑と盛況ぶりを見せていた。
また開幕式には、香港映画界のドンとも言える俳優兼プロデューサーのサモ・ハン・キンポーや、映画『少林寺』シリーズで活躍した于海なども駆けつけ、大会に華を添えた。
 
大阪武術文化研究会からの出場者を除く4選手はいずれも、今回が同武術フェスティバルへの初挑戦という状況の中での健闘だった。
 全員がメダル獲得という好成績を収めたのみならず、本場中国の名老師との対面など、「武を以って友と会う」という中国武術のことわざをそれぞれが身を以って体験することができた。
 大会組織委員会スタッフによれば、第7回大会の日本選手数はわずか30名弱だそうだが、第6回大会までに比べれば総数はわずかながら増加したといえる。
 「のべ4回、この大会に参加してきましたが、日本の中国武術のレベルは決して軽視できないことが、世界でいかに知られていないかを毎回思い知らされます。異文化を敬愛し真摯に取り組む日本人の姿勢と、文化でもある中国武術を以って、さらにさまざまな人達との縁を広げ、深めていくのが今後も変わらぬ目標です。機会があれば、香港や中国などのローカル大会にも挑戦してみたいです」と伊藤はコメントしている。

【プレスリリース連絡先】
大阪武術文化研究会
TEL:090-3868-2569
E-Mail: dawuyan03@hotmail.com
URL: http://www.dawuyan.com/