03月
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ファッション/インテリア 株式会社神谷ガーメント 2009年03月31日


【プレスリリース概要】
『10年以内に、アジアの富裕層が名古屋までスーツを仕立てに来る状態をつくる。』 3代目神谷昭一郎氏が、世界最高峰のサヴィルロウ・ブランド「ギーブス&ホークス」での修行を終え、2008年の年末に帰国してきて最初に語った言葉である。彼が従業員として勤務してきた同ブランドは英国王室御用達の“ロイヤルワラント”を獲得しており、世界中の著名人が利用するオーダーメイド店。神谷氏はここで得た経験から、「名古屋から世界へ」という戦略が見えてきたと語る。

【プレスリリース内容】
マーケットの縮小が続く日本国内のオーダーメイド紳士服業界だが、数年前から東京では30~40歳代の若手新鋭テーラー数社が人気店となってきている。名古屋では、名門「テーラー神谷」が60歳代の現役社長と30歳の専務の強力タッグで、このご時世の中5年連続増収増益という偉業を達成中だ。

顧客は、宮内庁関係者や政治家、東海エリア企業の経営者や役員から始まり、20歳前後のフレッシュマンまでと本当に幅が広い。神谷氏いわく、『日本ではこういうタイプのテーラーが少なくなっているが、英国本場の歴史ある名門こそまさに“幅広い客層”から利用され、従業員もお客様もが常に上へ上へと成長を心がけている。おそらく、長く支持され続ける秘訣はそういうこと。「育成」です。』とのこと。

現在、「テーラー神谷」では50~60歳代の仕立て職人5名が、20歳代の後輩を育成中。30歳代2名・40歳代3名の販売員も、毎月2回は競合店や異業種の繁盛店を回り、自分たちの目で世の中の動きを分析するよう訓練を重ねている。また、接客レベル向上のため、毎月1回は全員で休日出勤してロールプレイング等の勉強会も開催。『我々がご提供できるのはオーダースーツ。でも、単なる洋服販売なのか、着用される方が幸せになるよう精一杯考えてプロとしてのソリューションをお買い上げいただくのか、そこの捉え方によって全然違う商品となる。』と強く語るのは現社長(2代目)の神谷裕之氏。

創業者である神谷一夫氏がフルハンドメイドで成功を収めていたが、時代の流れを読んで、平均客単価が40万円前後だったバブル絶頂期に「58,000円からのニューオーダー」という商品を導入した。今は、その商材が名古屋エリアの若者に支持され、会社経営を支えている。

3代目となる神谷昭一郎専務は社員の皆さんにこう語っていた。『先行き不透明な時代だからこそチャンス。本気でアジアマーケットを目指しましょう。世界トップレベルの消費大国である日本で一流として認めて戴けたら、世界への扉が開きます。我々にはそのチャンスがあります。自分たちで自分たちの限界を決めず、精一杯毎日を頑張りましょう!』今月から、中部経済新聞で彼のコラム連載が始まっている。侍JAPANが、ここにも居たようだ。

【プレスリリース連絡先】
テーラー神谷本店 [株式会社神谷ガーメント]
愛知県名古屋市中区上前津4-11-50 カミヤビル1、2階
TEL:052-262-3000(担当:神谷専務)
URL:http://www.t-kamiya.co.jp
Mail:info@t-kamiya.co.jp

株式会社リンクアンドグロウ
TEL:090-5061-8404(担当:石本)