【プレスリリース概要】
多層ディスプレー（ＭＬＤ）技術大手の米ピュアデプス（ＯＴＣ：ＰＤＥＰ）は、同社副社長および日本法人のゼネラルマネジャーに永田豊氏を指名したと発表した。永田氏はエレクトロニクス畑で４０年の経験を持ち、最近までスリーエム・タッチシステムズ日本支社でマネジャーを務めた。永田氏は、日本市場への参入拡大で指揮を執る。

【プレスリリース内容】
多層ディスプレイと3-Dディスプレイ技術での首位を目指し、永田氏が日本市場拡大の指揮を執る

多層ディスプレイ（MLD）技術を開発し、視覚体験の創造でリードするピュアデプス社（OTC: PDEP）は本日、エレクトロニクス畑で重役経験豊富な永田豊氏を同社副社長および日本法人のゼネラルマネージャーに指名しました。永田氏は、東京を拠点に、日本市場でピュアデプス社参入拡大の指揮を執ります

ピュアデプス社は、ゲームやデータ、画像、ビデオ、その他コンテンツの視覚化で革新的な手法を開発しており、これまでにない迫真さと実用性を備えた視覚体験を提供しています。ピュアデプス社は、特許を取得したMLD効果と、従来の3-D効果ならびに色彩およびコントラスト促進効果を組み合わせ、新しい視覚体験を提供することができる唯一の企業です。同社の技術は、現在、三洋電機とのライセンス契約により、日本でも利用できます。三洋電機は、幅広い人気を博しているパチンコとパチスロ市場向けの自社ハードウェア・プラットフォームに、ピュアデプス社のMLD技術を組み込んでいます。

永田氏は次のように語っています。「3-D市場が拡大しようとしている時期にピュアデプス社の仲間入りができることは、非常に心を動かされます。ゲーム・アプリケーションや携帯電話、公共情報ディスプレイでピュアデプス社の技術採用をさらに拡大し、優先目標を幾つか設定できるチャンスは大いにあります。困難な経済情勢においては、メーカーにとって市場で差異化を図ることが、以前にも増して重要になっています。ピュアデプス社の技術は、そのために貢献できます。」

永田氏は、東京都大手町の新オフィスにてピュアデプス社の日本におけるプレゼンスを確立し、エレクトロニクス・ブランドの開発と普及における広範な経験を活かす取り組みを直ちに始める予定です。永田氏は、ピュアデプス社の最先端技術を最大限活用できるよう新旧の顧客を支援するとともに、今日成長を続ける3-Dおよび視覚ディスプレイ市場で、ピュアデプス社新製品の拡大を図ります。

ピュアデプス社最高経営責任者を務めるアンディ・ウッド氏は、「当社の積極的な成長戦略を実行し、特許技術を飛躍的に発展させる中で、日本で舵を取る永田氏のような強力なリーダーを迎えることを非常に嬉しく思います」と話しています。

ピュアデプス社のMLD技術は、ビジュアル・コンテンツに知覚的奥行きではなく、本物の奥行きを実現するもので、特殊メガネを装着せずに3-D様の画像を楽しむことができます。MLD技術は、干渉を排除するための特許技術により、1つのモニター内に、複数のディスプレイ・パネルを交互に並べるものです。MLDを採用した装置を使用する場合、前方のディスプレイ・パネルでデータや画像を見ると同時に、後方の（複数の）ディスプレイ・パネルでも画像を見ることになります。ピュアデプス社の技術は、本物の奥行きを実現するのではなく、奥行きをシミュレートする他の3-Dディスプレイ技術のように、頭痛や目まい、疲労感、さらに方向感覚の喪失をもたらしません。

永田豊氏について

家電業界で40年の経験を持つ永田氏は、最近まで米国3M Touch Systemsの日本法人マネージャーを務めていました。2001年に3Mにより買収されたMicroTouch Systems Japanの社長でもありました。永田氏は、コグネックス株式会社の社長として、コグネックスコーポレーションの日本法人設立と市場シェアの拡大に貢献しました。永田氏はまた、Hitachi Electronicsおよびエレクトロニクス商社の丸文株式会社で重役とエンジニアを務めました。同志社大学で電子工学の学位を取得した永田氏は、数本の論文を著し、特許2件を取得しています。長年に渡る業績が認められており、幾つかの賞も受賞しています。

ピュアデプス社について

1999年に創立したピュアデプス社は、かつてない迫真の視覚体験を可能にする高機能ディスプレイを実現します。ピュアデプス社は、ビジュアル・コンテンツを目視する際に現実の奥行きを作り出す多層ディスプレイ（MLD）技術の開発企業です。同社の技術は、従来の立体3-Dもサポートし、2次元コンテンツも高度な色彩およびコントラスト機能で視覚化を改善します。

ピュアデプス社は、最先端の視覚ディスプレイ製品を市場に送り出すため、相手先ブランド製造（OEM）も含め開発企業などのパートナーと協力し、自社技術の開発とライセンス供与、サポートを行っています。同社の技術は、モバイル機器やコンピューター用モニター、カジノ・ゲーム、アミューズメント・ゲーム、テレビ、公共情報ディスプレイ、その他広範な先進電子ディスプレイを高度化するために利用できます。ピュアデプス社は、本社を米国カリフォルニア州のレッドウッドショアーズに置き、オフィスを日本に、またエンジニア・センターをニュージーランドのオークランドに構えています。

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