07月
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医療/医薬/介護 株式会社デンタルシナジー 2009年07月29日


【プレスリリース概要】
『歯の安全を守る会』を主宰する株式会社デンタルシナジーは、入れ歯や差し歯などの技工物に対するトレーサビリティー関連事業を開始致しました。

【プレスリリース内容】
『どこで・誰が・どんな材料で』作られたのかが明確に!
~技工物のトレーサビリティー事業がスタート~

近年、歯科治療に使用される入れ歯や差し歯などの技工物に、国外製(主に中国)のものを使用する歯科医院や歯科技工所が増えている。
従来、技工物は国家資格を持った歯科医師・歯科技工士にしか製作することが認められていないが、医療費抑制による経済的な背景に後押しされ、その数は10数年前から増加傾向にある。
長期間、口の中に入り続ける物にも関らず、技工物は『雑貨』に分類されるため、法的な規制や安全検査もないままに輸入され患者の口の中へと運ばれている。
その安全性と患者の了解を得ない水面下での流通が問題とされ、現在30の地方自治体から意見書が提出されている。

そこでこのたび株式会社デンタルシナジーは、『技工物のトレーサビリティー事業・患者への情報提供事業・品質表示作成事業』をセットにしたシナジーシステムを開発し歯科医院向けにサービスを開始する。

具体的には、歯科医院より技工物の製作管理業務の委託を受け、製品の履歴情報を追跡することにより、安全で良質なものが製作されていることを確認している。
また、トレーサビリティー番号が記載された技工物カードを患者に発行し、メール及びFAXにて技工物の品質及び製造元に関する情報の無料提供を行なう。

技工物の安心・安全への取組みにより、患者と歯科医師との信頼関係が更に深まることが今後期待される。

【プレスリリース連絡先】
『歯の安全を守る会』株式会社デンタルシナジー
TEL:0566-78-1221
メール:hanoanzen@d-s-n.info