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その他 株式会社スパイア 2009年09月11日


【プレスリリース概要】
株式会社スパイア(本社:東京都港区、代表取締役社長CEO:早川 与規、証券コード:4309、以下スパイア)は、自社で運営するインターネットリサーチシステム「ターゲットリサーチ」のリサーチパネルの中で、「エコを意識している」と回答した300名に対して、アンケートを実施した。
エコポイント制度や、エコカー減税など、エコに対する注目度が高まっていることなどを受け、エコ活動への意識・実践状況、エコに関する情報収集の方法、エコ活動をしている企業のイメージ、インターネットでのエコ活動の認知・実践状況について聞いたものである。

【プレスリリース内容】
調査結果から、エコ活動を行う人の実践理由として「取り組むべきだから」「環境にいいことをしたいから」という回答が多かったものの、エコ活動に関する情報収集に関しては、「自ら進んで情報を入手している」と回答した人は14.7%にとどまり、「たまたま目に入った場合のみ見る」の59.7%を大きく下回る結果となった。また、インターネットでのエコ活動に関しては、参加率トップの「広告クリックによる募金」が39.0%にとどまり、半数以上の活動で「知らない」と回答した人が5割を超え、参加率・認知率ともに低い結果となった。

今後の参加意向に関しては「興味を持った」と回答した人のうち、86.2%が「とても参加したい」「やや参加したい」と9割近い人が『参加したい』と回答している。
インターネットを活用したエコ活動は、現在認知度が高いとは言えない。しかし、一度認知されれば賛同を得られやすい。したがって、将来インターネット上でのエコ活動を多くの人が利用するようになると考えられる。


<TOPICS>
■現在行っているエコ活動は、「電気をこまめに消す」が最も高い(79.0%)。次いで、「ゴミの分別を徹底する」(72.0%)、「冷暖房の温度設定に気をつける」(69.0%)となり、家庭で簡単にできる内容のものが高くなっている。性別でみると、特に「エコバックを使う」や「過剰包装を断る」の項目は、男性に比べ女性の選択率が極めて高い。
■エコ活動を行う理由として、「取り組むべきだから」(63.7%)が最も高く、「環境にいいことをしたい」(62.0%)、「楽しいから」(8.7%)と続いている。上位2項目が、他の項目よりも圧倒的に高い結果となっている。
■情報の入手について年齢層別に見ると、「インターネットなどで自ら進んで情報を入手する」と回答した能動的に情報の入手につとめている人は、男女共に50代以上が他の世代よりも圧倒的に高い。
■インターネットで行っているエコ活動について尋ねたところ、「実際に参加している」と回答した人は、「広告クリック募金」(39.0%)を除いたすべての項目で20%以下となっている。
■地球環境に気を配っていると思う企業を尋ねたところ、第1位は男女ともに「トヨタ自動車」(男性44.4%、女性59.3%)、第2位は男性が「シャープ」(17.3%)、女性が「サントリー」(29.6%)、第3位は男性が「本田技研工業」(14.8%)、女性が「シャープ」(5.6%)となっている。


調査対象 :スパイアが運営するターゲットリサーチパネル
調査手法 :インターネットリサーチ
サンプル数:300名
調査期間 :2009年7月31日~8月1日 (2日間)


<調査結果> 
現在行っているエコ活動を尋ねたところ、全体結果では、「電気をこまめに消す」(79.0%)が最も高く、2番目に「ゴミの分別を徹底する」(72.0%)、3番目に「冷暖房の温度設定に気をつける」(69.0%)という結果となった。性別でみると、特に「エコバックを使う」や「過剰包装を断る」の項目は、男性に比べ女性の選択率が極めて高い。質問項目全体においても「急発進やからぶかし、急ブレーキ、アイドリングをしない」「環境保護活動への参加」「ソーラー発電を設置する」「浦上を使う」以外の項目で、女性の選択率が男性よりも高くなっており、総じて男性に比べ女性の方がエコ意識が高めであるという結果となった。

エコ活動を行う理由として、「取り組むべきだから」(63.7%)が最も高く、次に「環境にいいことをしたい」(62.0%)が続いている。上位2項目が、他の項目よりも圧倒的に高い結果となっている。

エコに関する情報の入手について年齢層別に見ると、「インターネットなどで自ら進んで情報を入手する」と回答した能動的に情報の入手につとめている人は、男女共に50代以上が他の世代よりも圧倒的に高い。
しかし、全世代とも「テレビやHPなどでたまたま目に入った場合のみ見る」と回答した人が50%を超えていることから、半数以上の人が、受動的に情報を入手していることがわかった。

エコに関する情報の情報源では、テレビ(全体87.4%)が最も多く、PCのインターネット(全体71.7%)、新聞(全体49.3%)と続いている。
年齢層別でみると、35~49歳女性が多くの項目で、最も高い値となっていることから、多くのチャネルを利用していることがわかった。
 
インターネットで行っているエコ活動について尋ねたところ、「実際に参加している」と回答した人は、「広告クリック募金」(39.0%)を除いたすべての項目で20%以下となっている。また、半数以上の項目で「知らない」と回答した人が5割を超え、参加率とともに認知率も低い結果となっている。
また、提示した活動について、すべて『知っている』と回答した人は全体の1割にとどまり、残りの9割の人はいずれかの活動を「知らない」と回答している。

「知らない」と回答したインターネットのエコ活動についての「興味」「参加意向」をみると、「とても興味を持った」(4.5%)、「やや興味を持った」(49.8%)を合わせて54.3%の人が興味を持ったと回答している。
また、「とても+やや興味を持った」人の参加意向をみると、「とても参加したい」(14.5%)、「やや参加したい」(71.7%)を合わせて86.2%の人が『参加してみたい』と回答している。
  
「地球環境に気を配っていると思う企業」を尋ねたところ、第1位が男女ともに「トヨタ自動車」(男性44.4%、女性59.3%)、第2位は男性が「シャープ」(17.3%)、女性が「サントリー」(29.6%)、第3位は男性が「本田技研工業」(14.8%)、女性が「シャープ」(5.6%)となっている。特徴的なのは、「トヨタ自動車」以外に目立った違いが見られなかった男性に比べ、女性は第1位と第2位に回答の9割近くが、集中していることである。年齢層別にみると男女ともに、年齢が上がるにつれて「トヨタ自動車」の回答割合が減少している。
また、企業の選択理由は男女ともに第1位の「トヨタ自動車」が『エコカー関連』、男性第2位の「シャープ」は『太陽光発電』、女性第2位の「サントリー」は『企業のHPを見た』『広報活動が活発』という回答が多く見受けられた。


■ターゲットリサーチについて
スパイアが運営するインターネットリサーチシステム「ターゲットリサーチ」は、他にはない優れた特徴があり、高精度なリサーチが効率的に実施できます。
□パネル数は、158万人(2009年8月現在)
□セグメントは330項目。年齢別、性別は元より、地域別や年収等さまざまなセグメント属性が利用可能
□ターゲットが絞り込めるので、時間のかかるスクリーニング調査は不要
□実査期間は標準で3日間(期間は1日からでもご利用いただけます)

【プレスリリース連絡先】
<本件に関するお問い合わせ先>
株式会社スパイア 経営本部 広報担当: 三澤
        リサーチ事業本部: 福嶋
〒107-0062東京都港区南青山3-2-5 南青山シティビル
TEL: 0120-577-526 Email: press@spireinc.jp