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お知らせ/ご案内 株式会社インフォマート 2009年11月17日


【プレスリリース概要】
保育園・幼稚園専門のマーケティング会社、株式会社インフォマートでは、全国初の保育園・幼稚園の保育者(先生)を対象に、「保育」や「心育」のアドバイザーとして臨床心理士・保健師らが園を巡回する「ママchan巡回相談“ひまわり”プログラム」の運営を12月1日から開始します。

【プレスリリース内容】
 保育園・幼稚園専門のマーケティング会社、株式会社インフォマート(社長:前川出光、東京都千代田区麹町4-2-2 電話:03-3230-1141)では、全国初の保育園・幼稚園の保育者(先生)を対象に、「保育」や「心育」のアドバイザーとして臨床心理士・保健師らが園を巡回する「ママchan巡回相談“ひまわり”プログラム」の運営を12月1日から開始します。

 昨今、国内における急激な養育環境の変化は、保育や教育の現場をはじめ、小学校では学級の崩壊につながりかねない深刻な問題になっています。この背景には、保育園や幼稚園など現場だけの問題ではなく、家庭構造と社会環境の変化が大きく関わっており、養育機能の低下を招いている要因となっています。保育園・幼稚園では、保育者が複雑化した親と子の関係やその背景に柔軟に対応するため、専門スタッフの派遣を強く求めています。

 当プログラムは、こうした保育現場のニーズに応えるため、保育現場と各専門分野のアドバイザーらの協力を得て、保育園・幼稚園の信頼と安心を目に見える形で運営・提供する「生涯発達子育て支援事業」として、開発されました。
プログラムの総合運営はインフォマートが行ない、現場に派遣する巡回スタッフの採用・労務管理業務などは人材派遣会社、株式会社ジョヤンテ(社長:代表取締役川崎貴子 東京都港区赤坂8-12-25 電話:03-3479-1041)へ委託し、両社が協力して導入促進を図ります。
当プログラムによる巡回相談は、子どもの気になる動作や行動、症状について、保育者、保護者、臨床心理士ら専門家が三位一体となって考え、学び、理解しあって対応します。また、園内での保育に関する環境整備・改善や保育者へのマインドケアを行います。その結果、保育者のモチベーション向上はもとより、保護者とのコミュニケーションの円滑化にも役立つ「保育機能向上プログラム」として、保育現場から大いに期待されています。
 これまで、国内においては保育業界、小児科医師、臨床心理士、看護師などが連携しての子育て支援事業の例はなく、インフォマートはこれら子どもの専門家を組織し、地域の子育てにおいて影響力やアナウンス力の大きい保育園や幼稚園と協力して、「子ども課題解決型」事業として当プログラムの運営と導入促進に当たります。

 当プログラムの運営会社、インフォマートでは当初、首都圏の保育園・幼稚園を中心に導入と活用を勧め、年度内(来年3月までに)100園の導入を目指しています。

<「巡回相談“ひまわり”プログラム」の概要>
1.プログラムの特徴
 (1)保育士・幼稚園教諭に対するサポート
 (2)生涯発達に関するレポートの作成
 (3)園内におけるQOL(クオリティオブライフ)の構成サポート
2.プログラムの内容
 プログラムは以下の3つのカリキュラムで構成されています。
(1) 特別支援教育(学ぶ)=各園の保育方針や現状に合わせた教育内容を、現場とアドバイザー双方が理解したうえで進めます。
●巡回時の内容(一例)●    ①指定の日時に園を訪問する
        ↓
   ②テキストにより基礎を学ぶ
        ↓
   ③「まとめ」を行ない終了する
(2) 家庭教育支援(伝える)=顕在化した症状に陥る前の、早期の気づきと対応を啓発するための情報を提供します。
●情報の内容(一例)●    ①生涯発達の臨床心理学からみた情緒教育
        ↓
   ②「園だより」などによる啓発
        ↓
   ③対処と相談
(3) 医療機関連携(相談する)=保育者(先生)や保護者(親)が子どもの心の安定や情緒の乱れが気になるときに、「子どもの心の相談医」(下記参照)に関する情報を提供します。
●医療機関の情報提供内容●    ①相談できる提携先の医療機関の情報を提供する
        ↓
   ②保護者は提供された情報をもとに医療機関を探す
        ↓
   ③医療機関と相談して受診する
*「子どもの心の相談医」*
社団法人日本小児科医会によって、小児科医にできることがあるはずだと、子どもの心対策委員会が設置され、平成11年より「子どもの心相談医」制度を設置。
子どもの心相談医の研鑽を図るため、毎年「子どもの心」研修会を開催し相談医には、一定の研修が義務付けられており、更新制度のある資格。近年の不登校、いじめなどの問題が叫ばれ、神戸の事件をきっかけにして発足。
3.専門分野のアドバイザーとの連携
 (1)アドバイザーの協力と連携業務
①小児科医師、臨床心理士、看護師等の専門家による保育者や保護者に向けセミナーを開催します。
②専門家と連携した園運営や保護者への養育力の向上を啓発し、地域の子育てをバックアップします。
③プログラム導入園には,経過の観察や変化のフォローとして、深い理解を促すため医療,心理,看護、食育などの部会を設立し,アドバイザー(下記参照)の協力を得て連携を強化します。また、少子化での園児獲得や特徴のある園運営の提案をします。

●医療アドバイザー
 保科清(ほしな きよし)氏   日本小児科学会認定小児科専門医
  日本内分泌学会認定内分泌代謝科(小児科)専門医
  日本感染症学会認定感染症専門医
  インフェクション・コントロール医師
  ㈳日本小児科医会会長
●臨床心理アドバイザー
 青木紀久代(あおき きくよ)氏   お茶の水女子大学大学院 人間文化創成科学研究科 
  発達臨床心理領域 准教授
  心理学博士
●看護アドバイザー
  篠原弘子(しのはら ひろこ)氏   元川崎市立川崎病院副院長(看護部長兼務)
  現川崎看護専門学校校長
  ㈳川崎市看護協会副会長
  NPO法人川崎市キャリア開発センター副理事長
(2)保育者向けセミナー・地域の保護者向け相談会などの開催
①巡回先の保育者向け医療、臨床心理、看護に関する指導セミナーを開催します。
②保育園に勤務する看護師向け指導セミナーを開催します。 
③子どもに関する商品やサービスを提供する企業へのPRコンサルティングを実施します。
4.プログラム企画運営・派遣会社
 (1)企画・運営会社
   株式会社インフォマート
 (2)巡回スタッフ派遣会社
   株式会社ジョヤンテ

【プレスリリース連絡先】
●株式会社インフォマート
 電話(03)3230-1141 FAX(03)3230-1060
 広報担当:長澤  携帯電話:090-4241-0930
 E-mail:nagasawa@mmchan.com
●株式会社ジョヤンテ
 電話(03)3479-1041 FAX(03)3479-1042
広報担当:増田
E-mail:masuda@joyante.co.jp