12月
07

その他 株式会社 グラフイン 2009年12月07日


【プレスリリース概要】
株式会社グラフイン(社長:黒澤 智明、本社:東京都品川区南大井3-20-5)は、
CMOSイ
メージセンサ画像評価ソリューション GPiratesシリーズ「GPLAB-CLSYS」が、MIPI 
CSI(
camera serial interface)-2規格の4laneに正式対応した事をお知らせいたします。

【プレスリリース内容】
現在、携帯電話に搭載する高画素カメラは12M画素を超えており、今後、さらなる高解像度化、高速連写ニーズ、1080P 60fpsのHD動画キャプチャニーズに対応するため、イメージセンサメーカやISPメーカでは、次世代規格として注目度が高いMIPI CSI-2の3Lane、4Lane製品の試作および製造計画が始まっています。株式会社グラフインでは、MIPI CSI-2規格の2Laneに対応した製品を既に供給しており、3Lane、4Lane対応版が待ち望まれてお
りました。

「GPLAB-CLSYS」では、MIPI CSI-2規格の4laneを接続した時に最大3.2Gbps(800Mbps/lane)のデータキャプチャが確実にできるよう、PCI Express×4の自社製キャプチャボードを使用しております。ユーザは「GPLAB-CLSYS」を使用する事により、MIPI 1laneから最大4Laneまでの幅広い帯域のキャプチャシステムを構築する事が可能になります。

尚、実証実験においてはアジレント・テクノロジー社ロジックアナライザ「Agilent 16900シリーズ」をベースにN4861A MIPI D-PHYデジタル入力信号プローブによって出力・生成される1~3laneのMIPI CSI-2プロトコルによって検証を行いました。

概要
「GPLAB-CLSYS」の製品構成は、MIPI 4Laneが入力できる4lane SkullボードのGPLAB-SKB4、MIPI対応アドバンスドボードのGPLAB-ADB、PC側キャプチャボードと接続するためのGPLAB-CLC、PC側キャプチャボードのIPM-8580CL-M-CLSYSです。
画出しには簡易画出しソフトウエアEasyLabが標準添付されておりますのでGUIの設定だけで簡単に画出しが可能です。また、SDKも用意されており従来製品とはAPI上位互換が保たれていますので既存システムの移行がスムーズに行えます。

販売方針
・目標市場:携帯電話用イメージセンサの研究開発、セールスデモンストレーション、及び、製造現場での出荷検査装置向け
・販売価格:オープン価格
・出荷開始時期:既に出荷開始済み

グラフインについて
グラフインは、画像処理技術のグラフィックス(Graphics)と情報通信技術のインタフェース(Interface)という2つの異なる分野を統合した製品を提供しようという理念の基、1993年1月に設立した会社です。MIPI Alliance、ならびにSMIAのメンバーとしてCISの研究開発、セールスプロモーション、製造の現場で必要とされる画像評価ソリューションをご提供してまいります。

MIPI (Mobile Industry Processor Interface)について
MIPI Allianceは、モバイル機器アプリケーションの開発においてマイクロプロセッサー、周辺機器とソフトウェアインターフェースに焦点を合わせ、標準化している非営利の団体で、詳細はwww.mipi.orgから参照することができます。

アジレント・テクノロジー社MIPI D-PHYデジタル入力プローブ N4861Aについてパターン・ジェネレータ付きで68チャネル(以上)の16800/16900シリーズロジッ
ク・アナライザとN4851A MIPI D-PHY捕捉プローブ、N4861A MIPI D-PHY入力信号プローブを使用することで、MIPI D-PHYインタフェースの解析と入力信号の作成がリアルタイムに行えます。 両方のプローブともCSI-2 (Camera Serial interface) とDSI (Display Serial

Interface)に対応し、コントローラおよびディスプレイ/カメラ・デバイスの動作を包括的に評価できます。

【プレスリリース連絡先】
株式会社グラフイン 営業部 TEL:03-5493-1211  
E-mail:sales@g-in.co.jp  URL:www.g-in.co.jp