12月
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土木業/建築業 リンクアース株式会社 2009年12月08日


【プレスリリース概要】
環境保護・省資源を主体としたリンクアース株式会社(東京都渋谷区:代表取締役社長 岩本章裕)は環境中の残留性や生体中の蓄積性が問題視され、近年、新たな環境問題として世界的に規制の流れが起きているフッ素樹脂塗料への補修を可能として開発されたプライマーを新たに展開する。

【プレスリリース内容】
環境保護・省資源を主体としたリンクアース株式会社(東京都渋谷区:代表取締役社長 岩本章裕)は環境中の残留性や生体中の蓄積性が問題視され、近年、新たな環境問題として世界的に規制の流れが起きているフッ素樹脂塗料への補修を可能として開発されたプライマーを新たに展開する。

1950年代から米国の企業で製造され、その後多くの国で製造されるようになったフッ素樹脂塗料は優れた耐候性により塗り替え回数が少なく、ライフサイクルコストの削減に貢献できる高耐候性塗料として、超高層ビルや公共性の高い大型建築物など、改修工事の困難な物件で採用されてきたが、構造的な安定性から、環境中での残留性や生体中の蓄積性が問題視され、近年新たな環境問題として世界的に規制の流れが起きている。一方で、フッ素樹脂塗料の性質上から補修塗料をフッ素鋼板に密着させることが非常に難しく、市場ではその対策に苦慮しているのが現状である。今回、開発されたプライマーは、従来のオレフィン用プライマーを改良し、フッ素鋼板への密着性を持ち、揮発性有機化合物(VOC:volatile
organic compounds)対策にも有効な水性タイプとなっている。また、主成分はエチレン・プロピレン構造を主体とするもので、水系で素材へのハジキが起きにくくなっている。フッ素鋼板がその耐候性、耐久性を生かして市場に出て20年ほど過ぎており、補修の期間に入っているが、今後、さらなる規制が予想されるフッ素塗装市場への販売展開を開始する。さらに、本プライマーのトップコートとして既に展開し評価の高い、遮熱塗料に変わる熱交換塗料『消熱塗料「NeO COAT」』を使用する事により、室内温度上昇の抑制効果とヒートアイランド現象の緩和に効果を発揮する。
≪フッ素樹脂塗料補修用プライマーの特徴≫
1)エマルジョンであるが、塗装の際のハジキを解消
2)低粘度で作業性良好
3)広範囲な素材に密着
・フッ素塗料、PP,PE、廃タイヤ・ウレタンゴム・EPDM・EPTゴム
・石膏ボード、スレート、ALC、塩ビシート、ステンレス、アルミ
4)水性の上塗り塗料との密着性も良好
≪参考:有機フッ素化合物 PFOS・PFOAの規制≫
EU:2008 年6 月27 日よりPFOS 含有製品の上市禁止。
アメリカ:PFOA の施設からの排出と製品中の含有レベルを2010 年までに2000 年を基準として95%削減。
日本:2002 年にPFOS 及びPFOA を化審法の第二種監視化学物質に指定。
法規制(EU 域内):指令2006/122/EC(PFOS 指令)は、危険な物質・調剤の販売及び使用の制限に関する指令76/769/EEC の第30 次修正として公布されています。
2008 年6 月27 日より、PFOS 含有製品のEU域内への上市ができなくなりました。

【プレスリリース連絡先】
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本件に関するお問い合わせ先:リンクアース株式会社
MarketingUnit新野 E-mail:info@neocoat.jp
遮熱塗料に変わる熱交換塗料『消熱塗料「NeO COAT」』:http://neocoat.jp/
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リンクアース株式会社
代表取締役:岩本章裕
URL:http://link-earth.jp/
本社:150-0002 東京都渋谷区渋谷3-6-3
TEL:03-5774-6415 FAX:03-5774-6417
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