12月
23

製造業/流通業 B&W Japan代行 2009年12月23日


【プレスリリース概要】
部屋に合うサイズのスピーカーを選ぶことは、ハイファイシステムを良くするための重要な第一歩である。

【プレスリリース内容】
Ipodラウドスピーカーの中で、動きのある部品といえばドライブユニットだ。これは、部屋の中に空気を送り出すため常に動いている部品である。ラウドスピーカーのサイズが大きければ大きいほど、ドライブユニットも大きくなる。またはラウドスピーカーのユニット数を増やせば、その分より大量の空気を送り出すことができる。このことは、スピーカーの置き場に関連してくる。部屋が大きければ、より大量の空気をスピーカーは動かすことになり、その結果ユニットの作動量はより大きくなる。もっと極端な例を出せば、デスクトップスピーカーに備え付けの小さなドライブユニットをコンサートホールに置けば、その音は消えて無くなってしまう。同じことが、巨大なフロアスタンドのペアを小さなスペースに置いた場合にも言える。空気を刺激すぎて、音響的にも身体的にも驚くほど抑圧的に聞こえてしまうのだ。
この理由のため、部屋に合うサイズのスピーカーを選ぶことは、ハイファイシステムを良くするための重要な第一歩である。特にiPodドックステーションの置き場を重要な要素の一つと考える必要があるからだ。つまり、自分の部屋のサイズに現実的になるだけではなく、そのスペース内で実際どこにスピーカーをおけるかを現実的に考える必要がある。もし壁の近くや部屋の隅にスピーカーを置かなければならないのなら、最初に思ったよりも選択肢が限られていることに気がつくだろう。
これは単に、どのラウドスピーカーもその環境、特に付近の壁に反応するからである。後ろの壁ぎりぎりにスピーカーを置けば、大概の場合、ベース音が増強されることに気づくだろう。だが、音の広がりやステレオイメージと音を伝える速さが犠牲になってのことである。大きなiPodスピーカーはこの効果を単に増加させるだけである。より大きな、よりベースの効いたヘビーな音になる。逆に言えば、部屋の遠くに置いた小さなスピーカーの音は消えてしまう。あまりに大量の空気を出力するように要請されても小さなドライブユニットには無理なのである。この理由のため、買う前には、自分の部屋に見合わせて、各モデルのスペース必要量を考慮に入れながら、どこにスピーカーを置けるかを計画することがとても大切である。スピーカーによって、どこに置くかのが最適かは違うし、キャビネットのデザインによっても影響される。多くの製造業者やディーラーよりガイドラインを得ることができる。鉄則は、部屋の隅は絶対にダメだということ。なぜかと言えば、どんな高品質アンプやソースキットでも克服できない大音量のブーンという音をたてる原因になるからである。
部屋の音響効果も多くの面で音に影響をもたらす。スピーカーを硬くて磨きのかかったフロアにおけば、暖かくやわらかいカーペットの部屋に置いたのとは随分と違った効果が得られることが分かるだろう。これは音の反響によるものだ。ミニマリストな現代の部屋は、柔らかな家具で埋められた部屋と、音的にライブに近くなる。ディーラーでもデモ展示場でこの影響を頭に入れて音を調節することは、随分難しいだろうが、自分の部屋の特徴を言ってみるのも価値があるかもしれない。ディーラーがその部屋の音響効果に合わせられるキットを紹介してくれるかもしれない。

【プレスリリース連絡先】
http://www.bowers-wilkins.jp/