【プレスリリース概要】
東京で鍼灸院を営む坂下加代子（東京都杉並区）は、脳溢血で寝たきりになった母のために、絵本「ことばを失った母へ」を描き、自費出版いたしました。母は寝たきりの病院生活になり、唯一、ことばを理解するという能力だけが残されています。呼びかけに涙を流すだけの毎日となりました。そんな母の視覚・聴覚を刺激するための、大人向けの絵本はなく、ほとんどが幼児向けのものばかりでした。そこで、自分で描くことにいたしました。体が不自由になった絶望感の中で少しでも「生きる喜び」を感じてほしい。母を大事に思っている人がいることを、知ってほしいという願いをこめました。

【プレスリリース内容】
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寝たきりの母に読み聞かせたい「ありがとう」の絵本
「ことばを失った母へ」－介護のための絵本－発売
文・絵　　坂下加代子
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東京で鍼灸院を営む坂下加代子は、脳溢血で寝たきりになった母の
ために、絵本「ことばを失った母へ」を描き、自費出版いたしました。

◆寝たきりの母に少しでも「生きている喜び」を感じてほしい
「親子の思い出を描いた絵本」を自費出版

母は寝たきりの病院生活になり、唯一、ことばを理解するという能力
だけが残されています。呼びかけに涙を流すだけの毎日となりました。

そんな母の視覚・聴覚を刺激するための、大人向けの絵本はなく、
ほとんどが幼児向けのものばかりでした。そこで、自分で描くことに
いたしました。体が不自由になった絶望感の中で少しでも「生きる喜び」
を感じてほしい。母を大事に思っている人がいることを、知ってほしいと
いう願いをこめました。

「ことばを失った母へ」－介護のための絵本－　　
文・絵／坂下加代子
サイズ：Ｂ5判
フルカラー・22ページ
価格：1260円（税込み）

〔販売場所〕
・紀伊國屋書店・新宿本店
・アマゾンに登録手続き中
・著者からの直接購入可能

ご購入の場合はメールでご住所をお知らせ下さい。
rosen22@isis.ocn.ne.jp
メール便で郵便振込用紙を同封して、お送りします。
＊送料、振込手数料は不要。

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《女優・黒柳徹子さんによる推薦文》

この絵本は作者の坂下さんが、私の母のことを書いてくださったのか
と思ったくらい、母親そのものをお書きになりました。母がなつかしく、
私は少し泣いたのです。坂下さんありがとう！
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何でも自分でしてきた母は、障害者となったことで、他人に迷惑をかける
不要な存在として自分を卑下していると思われます。

そんな母の心境を考え、
懐かしい思い出を共にたどることで「生きる喜び」を少しでも取り戻して
ほしい、幼いころから今も変わらず、私の心の支えであることを伝えたい。
――そう願って絵本を描きました。

親御さんのお見舞いに来ても、全く会話をしていない男性の方をよく見か
けます。そんな方にも、ぜひページをめくりながら読み聞かせをしてほし
いと思います。

また、絵本を読んだ方から「亡くなった母を思い出して泣きました」
「忘れかけていた親の想いに気づかされました」という感想をいただいて
います。感謝の気持ちはあっても伝えられない人、子どものころを思い出
す暇のない人達にも、読んでいただきたい絵本です。

この絵本は「思い出の入り口」に過ぎません。
私の描いた思い出をきっかけに、親の愛を思い出してくださることを
願っています。

そして、看護師さんや若い介護職の方たちにも、絵本を通じて伝えたい
ことがあります。患者には、それぞれの長い素敵な歴史があり、大切に
想っている人がいるということを。

絵本の内容はかなり私（わたくし）的ですが、それぞれの方がご自分の立
場や思い出に変換して、読んでくだされば幸いです。

クリスマスや誕生日に、「母親への感謝を伝える絵本」としてご活用
ください。

【プレスリリース連絡先】
坂下加代子（ローゼン鍼灸治療院　内）
〒168-0064　東京都杉並区永福3-56-6　TEL:03-3327-0915
メール：rosen22@isis.ocn.ne.jp　　http://www.rosen-sinkyu.com/