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携帯/モバイル 株式会社グリーン・シップ 2010年01月29日


【プレスリリース概要】
株式会社グリーン・シップは、携帯キャリア各社のFMCサービス対応させた「モバイルCTI」を2010年2月1日より発売いたします。この商品は、携帯電話の発信および着信を、オフィス内のIP-PBXサーバ経由にすることで「全通話録音」を携帯電話で実現します。
今まで把握が難しかった「社員の携帯電話による通話内容」が記録されるため、コンプライアンスの向上に役立つほか、FMCサービスの導入によって携帯通話料金のコストダウンに役立つものです。

【プレスリリース内容】
■携帯電話を全通話録音に対応させるシステム
 従来でも「全通話録音」は、金融業界やコールセンターにおける標準的な機能として多く採用されてきました。しかし、専用電話機とサーバを組み合わせる必要があるため高価で、一般オフィスへの普及は低いものにとどまっています。また、その対象は固定電話に限定されていました。
 グリーン・シップは、専用電話機を用いることなく、安価に利用可能な「携帯電話を全通話録音に対応させるシステム」を発売します。商品名は「モバイルCTI」です。

1.携帯電話で全通話録音を実現
 「モバイルCTI」は、携帯電話の発着信をすべてオフィス内のIP-PBXサーバ経由で行えるようにするものです。オフィス内のIP-PBXサーバは、固定回線と携帯回線を中継する機能と、個人別の電話帳データベースを内蔵しています。オフィスの固定回線に着信した電話は、携帯電話に転送されて受電されます。携帯電話から架電する時は、携帯電話のネット画面からIP-PBXサーバに内蔵された個人別電話帳を呼び出し、携帯電話のネット画面に表示された客先名をクリックすることで、固定電話から客先を呼び出すと同時に携帯電話も呼び出すという二重発信動作を行い、客先と携帯電話の通話を中継します。中継時にサーバ内を通過する音声パケットを保存するため、携帯電話の通話は全通話録音されます。
 いわゆる「言った、言わない」といったトラブルを防ぐほか、リアルタイムで管理者が携帯電話の通話をモニタリング可能となるため、コンプライアンスの維持に役立ちます。
 携帯電話内蔵の電話帳に顧客先情報を登録する必要がなく、携帯電話の紛失による顧客情報の流出対策など企業防衛にも利用可能です。(ライアビリティ/法的責任、リスク管理)
                        
2.携帯電話の通話料金削減(FMCサービス対応)
 携帯電話の架電時には、オフィス側の固定回線で電話をかけて携帯と中継してくれるため、電話料金はオフィス側で負担する固定電話料金になります。オフィスと携帯間の通話料金はFMCサービスで定額料金となりますので、携帯電話の通話料金を削減することができます。
 このため「携帯電話の全通話録音」を導入する費用は、携帯電話30台以上の規模であればコストダウン効果と相殺可能で、実質無料化できることになります。

3.顧客情報・業務情報の共有・管理/営業支援ツール搭載
 携帯電話の通話録音は、管理者のほか、権限を持つグループ内で共有することが可能です。「モバイルCTI」では、携帯電話上で動作するグループウェアとSFA、CRM機能が統合されているため、通話録音は他の社員との情報共有にも役立ちます。 
 本人が通話録音を再生することもできるため、携帯電話の内容をメモする必要がなく、帰社後に録音内容を聞き起こすだけで良くなります。

■利用料金は、ソフト使用料2000円(携帯1台当たり/月額)であり、そのほか導入時にIP―PBXサーバ(音声ファイルのストレージ付き)の購入費75万円~(税込)となります。
■ユーザ対象は、モバイル端末を活用されている法人企業様です。

【プレスリリース連絡先】
株式会社グリーン・シップ
住所;東京都豊島区西池袋1-44-1
設立;2008年11月7日
資本金:5525万円
代表者:道脇 正浩
主な業務;電話とインターネットを統合したソフトウェアの開発と販売
広報担当者名 猿渡 貢 (さるわたり みつぐ)
TEL:03-5960-7731 FAX:03-5960-7730
E-mail:info@green-ship.co.jp