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インターネット ファイブ・フロント株式会社 2010年04月01日


【プレスリリース概要】
~GenieATM 6000シリーズ、新ソフトウェアの発表~
GenieATM 6000は、NetFlow、sFlowに対応したフローコレクタ製品で、ネットワークのトラフィック分析や異常トラフィック検出を行うためのアプライアンス製品です。ネットワーク管理者は、GenieATM 6000にログインし、ネットワーク内のトラフィックを定常的に監視、分析しながら、「異常検出」機能を利用して、DDoS攻撃などの定常時から逸脱した異常トラフィックをリアルタイムで検出し、メール等で異常を通知することが可能です。

【プレスリリース内容】
ファイブ・フロント株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:流 博昭)は、Genie Network Resource Management Inc.(以下、GenieNRM社)のトラフィック分析装置(フローコレクタ&アナライザ・アプライアンス)「GenieATM 6000シリーズ」の機能強化を本日付で発表いたします。

GenieATM 6000は、NetFlow、sFlowに対応したフローコレクタ製品で、ネットワークのトラフィック分析や異常トラフィック検出を行うためのアプライアンス製品です。ネットワーク管理者は、GenieATM 6000にログインし、ネットワーク内のトラフィックを定常的に監視、分析しながら、「異常検出」機能を利用して、DDoS攻撃などの定常時から逸脱した異常トラフィックをリアルタイムで検出し、メール等で異常を通知することが可能です。

今回発表された新ソフトウェア(バージョン5.3.3)では、RADIUSサーバとの連携がサポートされ、GenieATMのトラフィッック解析が大幅に強化されました。

従来のフローコレクタ製品の多くは通信のエンドポイントをIPアドレスでしか分析することができませんでした。通常、光やADSLのアクセスネットワークではIPアドレスは動的に割当が行われるため、ネットワークトラフィックを顧客(ユーザ名)ベースで分析するためには、IPアドレスとユーザに対して割り当てたIPアドレスの記録やテーブルとの照合作業を別途行う必要があり、非常に煩雑なものでした。

一般的に、ネットワークサービス事業者はユーザ認証と動的なIPアドレスの管理をRADIUS認証サーバを使って行っています。今回リリースされるGenieATM 6000の新ソフトウェアでは、RADIUSサーバから出力されるパケットをGeneiATMが受け取り、そこに含まれているユーザ名と割当てIPアドレスに関する情報を利用して、装置内部でユーザ名とIPアドレスとのマッピングを自動的に行う機能がサポートされます。この機能を利用することで、通信キャリアやISPなどのネットワーク運用管理者は、ユーザ名をキーにさまざまなトラフィック分析を行う事ができ、問題の分析や把握をすばやく行う事ができるようになります。また、ユーザからの問い合わせに迅速かつ的確に答えるのにも大いに役立ちます。

【販売開始時期】
GenieATM 6000の新ソフトウェアの提供は、本日より開始いたします。

【お問い合わせ先】
ファイブ・フロント株式会社 営業本部
電話: 03-6666-5861
FAX: 03-6666-5872
Email: info@fivefront.com

【GenieATM 6000について】
GenieATM 6000は、2006年に販売開始して以来、キャリア、ISP、データセンター、企業、大学、公共機関等、数多くの導入実績があります。また、2009年6月に開催されたInterop 2009において、共有型サービス提供のためのMSP機能とガード装置との連携によるDDoS攻撃対策機能に関する展示、実演が高く評価され、ShowNetデモンストレーション部門において、「Best of Show Award グランプリ」を受賞しました。詳細は、ファイブ・フロント社Webサイトをご参照ください。
http://www.fivefront.com/products/genie/atm6000/overview.html

【GenieNRM社について】
Genie Network Resource Management Inc.は、サービス・プロバイダ向けのネットワーク管理、分析ツールやセキュリティ・ソリューションを開発・提供するベンダーです。サービス・プロバイダで大規模ネットワークを運用し、経営してきた豊富な経験をもつマネジメント・チームのもと、海外のソフトウェア・ベンダなどで開発経験を積み、高度なスキルを有するエンジニア集団が製品のデザイン、開発にあたっています。GenieNRMのビジョンは、「IPネットワークを効率的に運用し、的確に制御し、品質を高めるための製品とソリューションを提供する、リーディング・カンパニーであること」です。
設立: 2000年
本社: 台湾 台北市
社長兼CEO: Denis Miu

【ファイブ・フロント社について】
ファイブ・フロント株式会社は、サービスプロバイダ向けソリューションを中心としたシステム製品開発、製造、販売、輸出入を手がける会社です。世界の中で技術的にも実用的にも最も進んでいる日本のブロードバンド、携帯電話市場などにおけるサービスプロバイダのニーズに焦点をあて、「ファイブ・フロント」の名が示すとおり、常に最先端のさらに一歩先を行く(One Step Ahead Of Forefront)ソリューションの提供をめざして活動しています。
設立: 2004年
本社: 東京都千代田区
代表取締役社長: 流 博昭



GenieNRM、GenieATMはGenie Network Resource Management Inc.の登録商標です。NetFlowはCisco Systems Inc.の(米国およびその他の国の)登録商標または商標です。sFlowはInMon Corporationの登録商標です。その他の会社名、製品名はそれぞれの登録商標または商標です。

【プレスリリース連絡先】
ファイブ・フロント株式会社 営業本部
電話: 03-6666-5861
FAX: 03-6666-5872
Email: info@fivefront.com