05月
10

ITシステム/サービス 株式会社アットマークテクノ 2010年05月10日


【プレスリリース概要】
株式会社アットマークテクノ(本社:札幌市中央区、代表取締役:実吉 智裕)は、通信や周辺機器の制御に必要な汎用インターフェースを標準搭載したLinux対応でARM9搭載の小型・低価格CPUボード「Armadillo-420(アルマジロ-420)」を発売します。

【プレスリリース内容】
~小型・低価格なArmadillo-220の特長を引き継ぎ、性能大幅アップ~

株式会社アットマークテクノ(本社:札幌市中央区、代表取締役:実吉 智裕)は、通信や周辺機器の制御に必要な汎用インターフェースを標準搭載したLinux対応でARM9搭載の小型・低価格CPUボード「Armadillo-420(アルマジロ-420)」を発売します。

「Armadillo-420」は小型・低価格なCPUボード「Armadillo-220」の後継機で、機能と外形を引き継ぎ同サイズのケースに収めることが可能です。性能はArmadillo-220と比較して格段に向上し、CPUクロックは2倍の400MHz、RAM/フラッシュメモリも2倍の容量となったほか、USB High Speed(480Mbps)に対応、MicroSDスロットも搭載しています。OSとしてLinuxを標準搭載しているので、オープンソースのソフトウェア資産を活用しやすく、開発が簡単です。
利用用途としては、ネットワークに対応したICカードリーダー、データロガー、監視装置などが想定されます。また、動作温度範囲-20~70℃に対応しているため、野外設置の監視カメラや計測装置にも採用しやすい仕様です。

動作時の消費電力が1W程度と省電力設計である点も大きな特長です。さらに、株式会社ユビキタスの高速起動ソリューション「Ubiquitous QuickBoot(ユビキタス クイックブート)」にも対応する予定です。QuickBootと組み合わせると、ゼロ待機電力が実現できるので、バッテリー動作する装置やソーラー発電で動作する装置などにも利用することができます。

Armadillo-420は、開発に必要なケーブル類やDVD-ROMなどを同梱した「Armadillo-420ベーシックモデル開発セット」(型番:A4200-D00Z)、および量産ボード2種類を2010年5月24日に発売(5月11日から受注開始)します。量産用ボードは1台から購入することができ、100台一括購入時の単価は18,000円程度と、数百~数千台程度の中小規模の量産に適した価格帯です。

発売に先立ち、2010年5月12日(水)~5月14日(金)に東京ビッグサイトで開催される「第13回組込みシステム開発技術展(ESEC2010)」のアットマークテクノブース(ブースNo.東39-1)で展示します。

【プレスリリース連絡先】
■株式会社アットマークテクノ 営業部
URL http://www.atmark-techno.com/
Email sales@atmark-techno.com