05月
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学校/教育/学習 SERコーポレーション 2010年05月14日


【プレスリリース概要】
幼児期における親子のコミュニケーション能力を向上させる

【プレスリリース内容】
SERコーポレーション(茨城県ひたちなか市田中後)はこの度幼児期における読解能力向上を目的としたイギリス知育用DVD「BABYS IQ」(ベイビーズアイキュー)の総輸入代理店として輸入販売を開始、親子間でのコミュニケーションの重要性や幼児期における脳の発達に有効となる情報提供を目的としたサイト(http://babys.iq.jp/)を開設した。

 英国Baby IQ Media Ltdの協力で開設された同サイトは、近年増加している若い両親の養育力低下による幼児への育児放棄や、虐待の要因となる幼児期のコミュニケーション能力の悪化を生じる予防をしており、虐待をされる側、虐待をしてしまう側双方にとって必要なサポートや情報を提供している。
 英国教育アドバイザー、ゴッド・フリーホール(元ロンドンスクール副校長)は、著書の中で幼児期の脳の発達には、親子が一緒になって対話する事が脳へ最も優れた刺激を与えるという。
また日本でも内田伸子教授(お茶の水女子大学教授)は、幼児期の早期教育の弊害は親子の関り方が影響するとしているが日本ではまだ定着していない。
 平成20年度の全国児童相談所が対応した児童虐待件数は4万2662件で、前年度+5%、児童虐待保護法が制定された平成12年度と比較すると+126%の増加率に及ぶことが厚生労働省の調査で分かっている。
 
 幼児虐待の原因は幼児期の家庭環境、現代の核家族化、地域社会の疎遠化などがあるが、それは幼児期の親子・家族間のコミュニケーション不足を引き起こす要因となる。同時に成人に至るまでの言語能力の低下の要因にも繋がっている。
その結果、成長しても人との関り合いがうまくいかず、社会に適応できない、精神的に大人になりきれないというコミュニケーション能力の不足を引き起こし、それが養育力不足の原因に繋がっている。

 若い世代の成長後に危機感を感じ、幼児期からの教育改革にいち早く対応したのがイギリスである。イギリスは国内教育水準が先進8カ国中下から3番目という危機的状況を懸念し、その主な原因は読書離れにあり、それが成長後のコミュニケーション能力の不足や精神的に成長しきれない大人に繋がるとして、幼児期からの言語読解能力の向上に関して独特の教育制度を実施した。

 その改革の中心となったイギリス公認NPO団体NLT(ナショナルリテラシートラスト)は、親子での読書を促進することで特に幼児期からの言語読解能力の改善に繋がるとし、改善プログラムを監修した。
その結果、毎日子供に本を読む両親の割合は15%から20%、母親と一緒に本を読むようになった子供の割合は17%から32%の改善につながった。
また11歳、14歳を対象として全国ナショナルテストを実施しプログラムを実施してから10年で+20%の改善をしている。

 「BABYS IQ」はそのNLTが監修している。
現代社会の核家族化の進行や、ゲームや携帯電話の低年齢層への普及、絵本や児童書の使用の低下、親子の会話の減少などコミュニケーション不足により、幼児期の言語読解能力の低下が引き起こす成長後の養育力不足を解消するのに役立つと考えられる。

本サイトでは個人だけでなく企業での配布も可能になっている。資料提供はSERコーポレーションが行っている。

【プレスリリース連絡先】
この記事へのお問い合わせ
TEL: 029(212)5333
ホームページ: http://babysiq.jp/
団体名:SERコーポレーション
住所:〒311―1235  
茨城県ひたちなか市田中後39―18
TEL:029(212)5333
FAX:029(212)5333

【Baby IQ Media Ltd概要】
ホームページ: http://babyiq.com/
英国ロンドンフラム
2005年創立。国内のリテラシー教育改善を目的にLSOやNLTとともに独自の知育用DVDを制作。2006年iParenting Media awards、2007年Parent to Parent Awardなど米国で最も権威ある賞を受賞。世界的に評価を受けている。

●このプレスリリースに関するお問い合わせはSERコーポレーション(029-212-5333 /担当:須田秀一)/ info@babysiq.jp/までお願い致します。
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