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ITシステム/サービス コンピュータ ダイナミックス株式会社 2010年06月01日


【プレスリリース概要】
仮想化ストレージ、RAID等ストレージ・ソリューションを28年以上提供しているコンピュータ ダイナミックス株式会社(〒169-0073 東京都新宿区百人町1-21-23/代表取締役:坂本 寛/資本金2,700万円)はこの度、米国オーバーランド・ストレージ社が開発、製造したテープライブラリ装置NEOシリーズ NEO2000E、NEO4000E及びNEO200S、NEO400SのLTO-5ドライブ搭載モデルの国内販売を開始しました。

【プレスリリース内容】
今回のLTO-5ドライブ搭載モデルは、LTO第5世代の規格である「LTO Ultrium 5」に対応しており、2分の1インチのテープカートリッジタイプを使用し、テープ1巻あたりの記録容量は、従来規格「LTO Ultrium 4」(LTO-4)の約2倍となるバックアップ容量がテープ1巻あたり非圧縮時1.5TB、圧縮時3.0TB(最大)となっています。また単体ドライブの最大データ転送速度は,非圧縮時504GB/時、圧縮時1TB/時となります。下位互換性は、書き込みが1世代前まで(LTO-4フォーマットでの書込みが可能)、読み取りが2世代前 (LTO-4及びLTO-3)までがサポートされています。

NEO2000E、NEO4000Eを任意に組み合わせて拡張していく事が可能で、様々なニーズに極めて柔軟に対応可能です。接続オプションはLAN (SCSI/iSCSI)、NAS (SCSI/iSCSI/FC)、SAN (FC/Gb-Ethernet)、NDMPなど、多彩なオプションがサポートされています。
NEO4000Eは10 Uモジュールで、最大4ドライブ搭載可能です。スロット数は60スロットで、容量はLTO5搭載時、非圧縮時90TB、圧縮時180TBです。また転送速度は、最大4ドライブ搭載時 非圧縮時 2TB/時、圧縮時 4TB/時です。メールスロットを1スロット有し、テープカートリッジの交換がオンラインで行えます。取り外し可能マガジンが4基搭載でき(1マガジンあたり15本のテープ搭載)、バックアップ済みのテープをマガジンごと取り外して、外部保管する事が可能です。外形寸法はラックマウント10U型で44.4 cm(H)× 42.4 cm (W)× 81.0 cm(D)で、重量は78Kgです。

NEO2000Eは5 Uモジュールで、最大2ドライブ搭載可能です。スロット数は30スロットで、容量はLTO5搭載時、非圧縮時45TB、圧縮時90TBです。また転送速度 は、最大2ドライブ搭載時 非圧縮時 1TB/秒、圧縮時 2TB/秒です。メールスロットを1スロット有し、テープカートリッジの交換がオンラインで行えます。取り外し可能マガジンが2基搭載でき(1マガジンあたり15本のテープ搭載)、バックアップ済みのテープをマガジンごと取り外して、外部保管する事が可能です。外形寸法はラックマウント5U型で22.2 cm(H)× 42.4 cm (W)× 81.0 cm(D)で、重量は30Kgです。
NEO200Sは12個または24個のカートリッジスロットを装備した2つのモデルがあります。NEO200S (12スロットモデル)はHHドライブを最大1台搭載可能で、容量がLTO5搭載時、非圧縮時18TB、圧縮時36TB、転送速度 は、最大LTO5を1ドライブ搭載時で、非圧縮時 0.5TB/時、圧縮時 1TB/時です。またNEO200S (24スロットモデル)はHHドライブ最大2ドライブ、或いはFHドライブ最大1台搭載可能で、容量がLTO5搭載時、非圧縮時36TB、圧縮時72TB、転送速度 は、最大HH LTO5を2ドライブ搭載時で、非圧縮時 1TB/時、圧縮時 2TB/時です。外形寸法はラックマウント2U型で8.7cm (H) ×48 cm(W) × 80.6cm (D) で、重量は14.9Kgです。
NEO400Sは48個のカートリッジスロットを装備し、最大4台までドライブを搭載可能です。NEO400SはHHドライブを最大4台搭載可能で、容量がLTO5搭載時、非圧縮時72TB、圧縮時144TB、転送速度 は、HH LTO5を最大4ドライブ搭載時で、非圧縮時 2TB/時、圧縮時 4TB/時です。外形寸法はラックマウント4U型で17.5cm (H) ×48cm (W) × 80.6cm (D)で、重量は33.9Kgです。

NEO200S/400Sには新たにライブラリ拡張オプションとUSB暗号化キー・オプションが追加されました。ライブラリ拡張オプションは、最大2つのNEO Sシリーズライブラリを結合して拡張できます。2台のNEO400Sまたは1台のNEO400Sと1台のNEO200S(24スロットモデルのみ)がライブラリ拡張オプションを用いて結合でき、1台のライブラリとして使用できます。下側に位置するマスタライブラリはNEO400Sを必ず使用します。拡張ユニットはマスタライブラリの下部HHドライブベイと下側ライブラリの上部HHドライブベイを占有する形で装着されます。NEO200S/400SのUSB暗号化キー・オプションによって不正アクセスや不正使用からLTO-4及びLTO-5テープに保存されたデータを保護する事ができます。暗号化キーはUSBキー・サーバー・トークンの中に保存されて、パスワード(トークンのPIN)によって保護されます。USBトークン上に最大100個のLTO-4及びLTO-5暗号化キーを保存でき、各々に対するデータと世代のセキュリティを提供します。USBキーをバックアップし復元し転送する方法が提供されています。
NEOはArkeia Network Backup, Symantec Backup Exec, Symantec NetBackup, CA ARCserve, BackBone NetVault, LEGATO NetWorker, Microsoft バックアップソフトウェア ユーティリティ: Windows 2000, Windows Server 2003 の主要バックアップ ソフトウェアに対応しています。NEO2000/4000はまた、Linux、Solaris, Netware, Windows, AIX、 HP-UX、Macプラットフォームをサポートしています。

NEO200S (12スロットモデル)のLTO-5ドライブ搭載モデルの価格はSAS HHドライブ1台搭載モデルが、122万円です。NEO200S (24スロットモデル)のLTO-5ドライブ搭載モデルの価格はSAS HHドライブ1台搭載モデルが、137万円、8GbpsFC FHドライブ1台搭載モデルが、172万円です。NEO400SのLTO-5ドライブ搭載モデルの価格はSAS FHドライブ1台搭載モデルが、175万円、8GbpsFC FHドライブ1台搭載モデルが、213万円です。NEO2000EのLTO-5ドライブ搭載モデルの価格はSAS HHドライブ1台搭載モデルが、162万円、8GbpsFC FHドライブ1台搭載モデルが、210万円です。NEO4000EのLTO-5ドライブ搭載モデルの価格はSAS FHドライブ1台搭載モデルが、303万円、8GbpsFC FHドライブ1台搭載モデルが、345万円です。

【プレスリリース連絡先】
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コンピュータ ダイナミックス株式会社
〒169-0073 東京都新宿区百人町1-21-23
担当:小暮 麻里
TEL:03-3366-9741 FAX: 03-3366-9800
E-mail:compd@computerdyna.co.jp
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