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ITシステム/サービス ビヴィオネットワークス株式会社 2010年08月03日


【プレスリリース概要】
ディープ・パケット・インスペクション(DPI)技術を活用したアプリケーションやサービスを実現するネットワーク・システムのプロバイダであるBivio Networks, Inc.(本社:米国カリフォルニア州プレザントン、社長兼CEO: Elan Amir、日本法人:ビヴィオネットワークス株式会社、東京都港区、代表取締役 兵頭弘一、以下「Bivio」)は本日、国立大学法人電気通信大学情報基盤センター(東京都調布市、理事センター長 春日正好、以下「電通大」)が推進する将来を見据えた新キャンパスネットワークに、Bivio 7500が採用されたことを発表しました。

【プレスリリース内容】
電通大は、学内に対し学術研究及び教育活動の「情報ライフライン」を提供し、学内外での各種コミュニティ形成の支援、学術情報の流通促進を図っています。この情報ライフラインは、2011年度に運用が開始される国立情報学研究所の学術情報ネットワークSINET4と10Gbpsでの接続が予定されており、大容量データ処理能力を備えた高性能なシステム、高速ネットワーク環境、情報セキュリティ機能の整備、強化により、高い教育・研究と生産性向上を支援する総合情報システムを目指しています。

今回、電通大の新キャンパスネットワーク構築の一環としてBivio 7500が採用されました。10Gbpsという大容量のトラフィックが実現すれば、学内外からのトラフィックに対する高度なセキュリティ機能が求められます。例えば、Winny等のP2Pファイル共有ソフトによる情報漏えいの発生を迅速に検知し未然に防ぐキャンパスネットワーク構築のため、Bivioの持つDPI技術が広帯域での深層のトラフィック解析を可能にし、トラフィック監視によるセキュアな学術環境の構築に寄与します。

電通大は、今回Bivioを採用した理由を、(1)Bivio 7500が標準Linux開発環境のプログラマブルなアプライアンスであり、(2)Bivioアプリケーション・ライブラリのサードパーティの無料のソフトウェアが、電通大が目指すシステム構築に合致し、BivioのDPIソリューションの迅速な導入が実現したと述べています。

現在、電通大ではBivioアプリケーション・ライブラリが提供する8種類のフリーソフトウェアがBivio 7500に実装され実行されています。こうした柔軟性と、内部/対外セキュリティ、規制と法遵守、トランザクション性能のモニタリングといった高セキュリティ機能が電通大に大きく評価されました。

Bivio 7500について                             
Bivio 7500は、厳しい条件でのパケット処理が要求されるLinuxベースのネットワーキング・アプリケーションに最適なDPIプラットフォームネットワークアプライアンスで、独自のパケット処理ハードウェア アーキテクチャと標準 Linux ベース実行環境および多くのネットワーク制御機能を実装したオペレーティングシステムを組み合わせたコンパクトで高性能な、ネットワークアプライアンスの製品シリーズです。

ビヴィオネットワークスについて
ビヴィオネットワークスは、パフォーマンス、処理能力、柔軟性のすべてにおいて業界をリードする、ディープ・パケット・インスペクション用アプライアンス・プラットフォームを提供しています。ビヴィオの製品は、ネットワークセキュリティ、モニタリング、監視、トラフィック管理、コンテンツベースの処理、付加価値をもたらすWeb2.0アプリケーションおよびサービス、その他多くのDPIベースのネットワーキング・アプリケーションを含む、幅広いカスタマソリューションをサポートしています。ビヴィオのお客様には、行政機関、サービスプロバイダ、主要DPIベースのアプリケーション開発者、システムインテグレータなど、世界中に顧客を抱えています。ビヴィオは株式非公開会社で、本社は米国カリフォルニア州プレザントンにあり、世界各地に販売拠点を有しています。詳細につきましては、以下のウェブサイトをご参照ください。http://www.bivionetworks.jp

【プレスリリース連絡先】
ビヴィオネットワークスプレスセンター
(株式会社イーアンドイー内)
TEL:0422-30-8800