〔 セミナー/講習会 株式会社クロスインデックス 2010年08月12日 〕
【プレスリリース概要】
クロスインデックスは、自動車、農業機器、カメラなどの耐久消費財メーカーの海外進出支援を通じて、新品市場だけではなく、中古品市場の市場分析も行ってきました。ユーズド・イン・ジャパンとしての中古品もまた新興国、途上国では、品質や耐久性への信頼の点で大きなプレゼンスがあります。多くの新興国で所得水準、生活水準が向上し、中古から新品へのシフトが見られる一方で、貧困層から中間層入りした新たな中古品ユーザーも登場しています。急成長する新興国における耐久消費財の新品、中古市場について独自の考察を発表します。
詳細:http://www.crossindex.jp/update/seminar02.html
【プレスリリース内容】
新興国、途上国における耐久消費財の購買行動は、多くの場合、世帯所得によって制約されます。貧困層と呼ばれる世帯では、そもそも耐久消費財を購入することができません。例えば、農家であれば、農業機械の購入ができないため、労働集約的な農作業を行うことになります。多少の資金があれば、比較的な安価な農具や牛などの家畜を購入し、作業負荷の軽減や労働生産性の向上を図ろうとします。少し所得の高い層になると、中古農業機械を購入することができるようになります。また、このように一部の農家が農機を購入し、近隣への貸し出しを行ったり、あるいは複数の農家が協働で農機を購入、所有したりといったケースも出てきます。そして、農家の中でも富裕層に属するような農家では、品質や機能面でより優れている新型の農機を購入し、農地の拡大や収穫量の増加を図ります。
このように、新興国の経済成長に伴い、製品全体の市場が拡大し、その市場の中で中古品から新品へのシフトも起こってきます。今回は、代表的な新興国における耐久消費財の市場の変遷について考察するとともに、今後のビジネスチャンスを探ります。
また、最近は環境や消費に対する価値観の変化から、新品を販売する動脈流通とは別に、リユース・中古品の静脈流通の発展も進んでいます。新興国においても、中古品から新品へという単純な変化だけではなく、輸入規制、関税、流通市場の開発、メンテナンス部品の確保など様々な要因で中古品の需要が変化します。そのような視点からの、中古品の位置づけについても言及します。
【株式会社クロスインデックスとは】
世界134ヶ国に約10,000名の専門家および300の提携会社をもち、海外調査、海外進出コンサルティング、在日外国人マーケティング、また270言語の翻訳、通訳を手がける国際ビジネスのシンクタンク。
社名 : 株式会社クロスインデックス
所在地 : 東京都港区芝浦3-20- 2 山楽ビル 6 F (東京本社)
代表者 : 代表取締役社長 中村 知滋
創業 : 1999年8月
事業内容 :
コンサル・調査サービス:海外進出コンサルティング 海外調査 外国人マーケティング 外国人アンケート調査 原稿執筆
翻訳関連サービス:翻訳 添削 校正
派遣関連サービス:通訳 企業語学研修 英会話等の講師派遣 イベント外国人派遣
編集関連サービス:リライト 編集・デザイン テープ起こし
不動産関連サービス:外国人賃貸支援
URL:http://www.crossindex.jp/
【プレスリリース連絡先】
株式会社クロスインデックス
東京本社 営業推進部 アカウントマネージャー 田中 仁久
Tel 03-5848-2031 FAX 03-5848-2032
e-mail:info@crossindex.jp URL:http://www.crossindex.jp/
〒108-0023 東京都港区芝浦3-20-2山楽ビル6F