【プレスリリース概要】
関西を中心に活動する狂言大蔵流の名門・茂山千五郎家では、2010年10月7,8日に京都、11月27日に名古屋で「茂山狂言会 九世茂山千五郎正乕生誕200年祭」を開催。茂山家に伝わる貴重な2曲を公演いたします。茂山千五郎家は｢お豆腐狂言｣を家訓に掲げ、芸の研鑽・伝承と普及に努めています。｢お豆腐のような狂言｣とは、狂言が特権階級の芸能だった時代に、地蔵盆や結婚式などに出かけて演じた二世千作（十世千五郎正重）が「どこにでも出て行く豆腐のような奴だ」と言われたのが由来。その悪口を逆手に取り「どこに出しても愛される豆腐のような狂言」をめざし、一門の狂言師がさまざまな活動を展開しています。

【プレスリリース内容】
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　　狂言は楽しい！　日本人なら見ておきたい
　　「２０１０年 茂山狂言会」開催のご案内
　　　～九世千五郎正乕生誕200年祭～
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関西を中心に活動する狂言大蔵流の名門・茂山千五郎家では、2010年
10月7,8日に京都、11月27日に名古屋で「茂山狂言会
九世茂山千五郎正乕生誕200年祭」を開催します。

◆「いつの世も愛されるお豆腐のような狂言」を家訓に
　初心者も狂言通もうれしい、茂山千五郎家「至宝の2曲」を公演

茂山千五郎家は｢お豆腐狂言｣を家訓に掲げ、芸の研鑽・伝承と普及に
努めています。｢お豆腐のような狂言｣とは、狂言が特権階級の芸能
だった時代に、地蔵盆や結婚式などに出かけて演じた二世千作
（十世千五郎正重）が「どこにでも出て行く豆腐のような奴だ」と
言われたのが由来。その悪口を逆手に取り「どこに出しても愛される
豆腐のような狂言」をめざし、一門の狂言師がさまざまな活動を展開
しています。

「茂山狂言会」は、年に一度行われる、茂山家で最も重要な自主公演です。
今年は茂山家中興の祖「九世千五郎 正乕（まさとら）生誕200年祭」
として、茂山家に伝わる貴重な2曲を公演いたします。

【 2010年度 茂山狂言会 】
九世千五郎 正乕（まさとら）生誕200年祭　　
　京都観世会館　
10月7日（木）、8日（金） 開演・午後7時
〒606-8344 京都市左京区岡崎円勝寺町44
TEL：075-771-6114

　名古屋能楽堂
11月27日（土）　開演・午後2時
〒460-0001 名古屋市中区三ノ丸1-1-1
TEL：052-231-0088　※開場は各公演の30分前です。

《演目》
「狸腹鼓（たぬきのはらつづみ）」
井伊直弼作の狂言として茂山家に伝わる貴重な演目。
舞台上で尼から狸に早替りする趣向と腹鼓を打つ型が見どころ。
茂山正邦による初演。

「枕物狂（まくらものぐるい）」
「三老曲」して重く扱われる狂言。
100歳を過ぎた祖父が、恋をして物狂いの態をなす「物狂能」の
手法を取り入れた曲。千之丞による再演。　

狂言は初めてという方にも、歴史や古典芸能好きな方にも貴重な
一時をお届けします。

【プレスリリース連絡先】
有限会社サブアーツ（茂山千三郎事務所）　担当：栗山 剛（くりやま たけし）　　
〒603-8052　京都市北区上賀茂松本町65-2　　
TEL：090-3655-2716 ／ FAX　075-950-6610
茂山千五郎家 URL：　http://www.soja.gr.jp/　　　　　
e-mail：　vancankuri@gmail.com