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製造業/流通業 株式会社日本技術センター 2010年09月27日


【プレスリリース概要】
新光源の開発により、目視検査のスピード化と高信頼性を実現

【プレスリリース内容】
株式会社日本技術センター(所在地:兵庫県姫路市 代表取締役 竹中隆)は、目視検査スピードと信頼性を飛躍的に高めることを可能にした新世代検査用照明「S-Light」を開発、11月上旬より発売します。

本装置は、現在目視検査に費やしている時間が大幅に短縮されるだけでなく、見逃し『ゼロ』を可能にする特殊照明装置です。フィルムやガラスなど透明体内部の欠陥検査、また、塗装面の表面検査において、肉眼では見えなかったものや、見難かった欠陥の検出を、特殊な技能を要することなく、誰にでも容易に行えるようにするとともに、検査のスピード化と高信頼性を実現します。

■製品開発の背景
既に市場には、様々な目視検査装置・画像処理装置が多数商品化され、研究開発や、製造現場などの品質検査に利用されてきました。しかし、顧客の求める品質レベルが年々高くなってきており、検査レベルの向上が必要でしたが、画像処理では判別できない、目視検査でも人によるバラつきがあるなど課題が多くありました。そこで、近年の弊社の主力商品である『液晶パネル製造用の検査装置』の光学技術のノウハウを、もっと手軽に、もっと安価に提供できないかという発想から開発をしました。
今後、更なる精度の向上を目指し研究を重ね、事業拡大を図って参ります。

■特徴
・高輝度でしかも均一な照度、約60°と広い照射角度
・レンズを使用しない画期的な専用ランプを新しく開発
・カメラ用三脚取り付け1/4インチネジ採用
・小型・軽量なため、手持ちでの使用が可能
・光源BOX上下傾斜可能範囲:180°(上方90°、下方90°)
・照明とスクリーンの間の広い範囲でシャープに見え、セッティングの自由度が高い
・画像処理用光源としての使用も可能

■用途
・フィルムの内部・表面不良検査
・ガラスの脈理検査
・樹脂成形品検査(ヒケ・ウェルドライン)
・塗装面の表面検査(キズ・凹凸)
・塗装面の配向ムラ検査
・画像処理用光源

■参考価格
85万円(税別)

■販売目標
年間300台

■販売ルート
独自販売および当社販売代理店経由

【プレスリリース連絡先】
株式会社 日本技術センター 
産業機器システム事業部 営業部
片山 弘樹
Mailto:e0544@nichigicenter.co.jp
TEL:079-225-3357
FAX:079-225-3368