10月
29

インターネット 株式会社ウェブアーク 2010年10月29日


【プレスリリース概要】
~中国・淘宝網(タオバオワン)の日本人No.1ショップオーナーとの業務提携で運営体制も強化~

【プレスリリース内容】
日本と中国を拠点にモール型のECサイト構築パッケージ「SellingClubR」(セリングクラブ)を提供する株式会社ウェブアーク(本社:東大阪市 代表取締役:寺島裕幸 以下、ウェブアーク)は、中国・現地法人が運営する中国市場向けECモール「JPTao.com(ジェーピータオ・ドットコム 以下、JPTao)」の月額出店費用を、これまでの3万円から無料に変更し、2010年11月1日から成果報酬型の出店メニューに改定します。

今回のメニュー改定は、「日本の消費者に認められた商品を、より多くの中国の消費者に広めたい。」という主旨によるもので、中国市場への進出を目論む日本企業に中国語のWebカタログとして手軽に使えるプラットフォームを提供し、テスト・マーケティングや現地の有力なバイヤー/代理店探しの受け皿となるべく決定しました。この成果報酬型メニューへの移行によって販売手数料は3%から6%に変わり、既存の出店社にこれまでお支払いいただいた月額出店費用は、販売手数料との相殺によって全額還元します。

さらにウェブアークでは、中国のEC・ネット通販市場で8割のシェアを持つと言われる「淘宝網(タオバオワン)」で日本人のショップオーナーとしてNo.1の実績(運営歴2年で年商約2億円)を誇る上海欧貝薩洵有限公司(本社:中国・上海市 董事長:内田信 以下、SHOコンサルティング)との業務提携によって、JPTaoにおける出店社の開店・ショップ運営から本格進出に向けた販促および物流まで、出店社向けのサポート体制を強化いたします。

■ ウェブアークの中国市場向けECモール「JPTao」とは
「JPTao」は、底知れないポテンシャルを持った中国消費市場への日本企業の進出の足がかりとして、日本国内のECモールへの出店・出品と同様のオペレーションで出店できるECモールです。顧客管理や商品管理、決済・配送管理といったECの基本要素に加え、ショップのWebデザインを簡略化するCMS機能、メールマガジンの配信や商品レビュー、掲示板や問合せ対応履歴の管理など「SellingClubR」の豊富な機能と、中国現地法人およびSHOコンサルティングが提供する日本語対応可能なサービスをフル活用できます。
そして、他の類似サービスとは異なり、中国の消費者がストレスなくアクセスできるよう、中国国内のサーバでウェブアークの中国支社・現地法人が運営しています。
・サイトURL:     http://www.jptao.com/
・オープン:     2009年7月7日
・決済代行サービス: 支付宝(アリペイ)国際決済サービスをウェブアークが一括契約
・配送サービス:   個人輸入対象のEMS(国際スピード郵便)の送り状およびINVOICE発行に対応
・利用システム:   「SellingClubR “e-ショッピングモール”」(多店舗展開型ECサイト構築パッケージ)
・許認可:      ICP B2-20080122
※ICPとは「Internet Content Provider」の略称で、中国独自のウェブサイトに関する法令です。

■ 2010年10月1日改定、「JPTao」の新出店メニュー
・初期出店料:    無料 ※変更なし
・基本出店費用:   無料 ※これまでは月額3万円。6ヶ月の契約期間は変更なし
・販売手数料:    6% ※これまでは3%
・決済手数料:    4% ※変更なし(支付宝利用分)
・かんたん構築パック:30万円 ※任意。後述の特典条件を追加(コンテンツ翻訳・制作パッケージ)
・その他代行メニュー:変更なし(運営段階でのコンテンツ更新、月間10件を超える顧客サポートなど)

■ コンテンツの翻訳・制作オプション「かんたん構築パック」にも、無料特典を追加します。
今回のメニュー改定の主旨は、JPTaoというネーミングに込めた中国消費者向けのメッセージでもある「日本の消費者に認められたよい商品を探せる場。」として、「よい商品をより多く」品揃えしていくための施策です。
ついてはこの「日本の消費者に認められた商品」の掲載促進策として、日本国内のECサイトで実績と知見をお持ちの企業により多く出店していただけるよう、対象企業向けに「かんたん構築パック」を無料提供いたします。

▼「かんたん構築パック」無料特典の対象企業
日本国内で、月商1,000万円/年商1億2,000万円超のECサイト・ネットショップを運営する企業
※支給いただいた日本語コンテンツと商品データを中国語化します。
※サービス体制の都合上、無料特典は毎月・先着3社まで限定とさせていただきます。
※ECサイトの管理画面やIRなど、月商が確認できるデータを閲覧させていただきます。
※「お客様の声」など、日本で認められていることを訴求できるコンテンツを掲載していただきます。

▼「かんたん構築パック」とは
JPTao出店時のコンテンツ翻訳・制作および商品データの登録を代行する開店サポートメニューです。
日本語のテキスト・画像・商品データをお預かりし、一式30万円(税別)で中国語化を代行します。
・ショップのTopページおよび最大5個までのバナー画像の制作
・Top以外のコンテンツ、5ページまで制作
・商品データの翻訳・作成、最大100点まで(画像を含む場合は30点まで)
・その他、店舗情報等の翻訳・作成

■ 日本企業の中国EC市場進出に向けた“初歩的な課題”を解決
・中国国内での外資企業のECサイト開設規制は撤廃するが、前提となる小売業の許可は必要
・個人輸入の免税上限額、500元から50元に引下げ

2010年9月を境に、中国国内でEC関連の政府通達が矢継ぎ早に発行・施行されました。
特に影響の大きい前述の2件をまとめるなら、「中国内資が主体となって小売業を営む法人を設立し、個人輸入ではなく正規輸入・販売・保障の体制を整えなければならない。」と解釈できます。しかし、日本企業が中国に現地法人を作る=本格進出を意思決定するには、規模や体力以外にも現地の有力パートナーの存在が必要になり、決して容易ではありません。

一方で、「日本のECサイトに中国からのアクセスはあるが、あるいはアリババなどのBtoBマッチングサイトに露出しているが、日本語コンテンツだけでは興味・関心を高めることはできない。」といったように、中国市場向けビジネスの初歩の段階で課題を持つ企業は数多くあります。
2009年7月にJPTaoをオープンしてからお聞きした課題の中で、ウェブアークが即座に解決の役に立てるであろう分野がこの「商品コンテンツ中国語化のハードルを下げること」であり、「JPTaoを使った中国語のWebカタログ化」でした。

今回のメニュー改定では、ウェブアークがECプラットフォームのコスト面でのハードルを下げることで、顧客発掘・醸成・獲得といった「売るための課題」にフォーカスが集中していきますので、引続き日中両国で専門家との協業を促進して参ります。

以上

【プレスリリース連絡先】
<本件に関するお問い合わせ先>
株式会社ウェブアーク 営業部 企画・マーケティング担当/山本隆
〒141-0022 東京都品川区東五反田2-3-3 東五反田AMビル7F
TEL:03-5795-0586 お問い合わせフォーム: http://www.sellingclub.jp/inq/index.html
Twitter(ツイッター): http://twitter.com/jptao