11月
12

医療/医薬/介護 株式会社メディエイド 2010年11月12日


【プレスリリース概要】
株式会社メディエイド(代表取締役:杉山博幸)は、「ライフパレット」の次サービスとして、難病・希少疾患患者さん・ご家族の体験共有のためのコミュニティサイト立上げに向けたプロジェクトを始動。まずは来年2月に血友病患者さん・ご家族向けのサービスの開始を予定しています。

【プレスリリース内容】
【新サービス開発の背景】
ライフパレットは、患者さん、ご家族のためのコミュニティサイトとして、サービス開始より、約2年半が経過した現在、月間PV数120万、月間UU数8万人、会員数約8,000人、のサイトとなり、今も成長を続けています。

ライフパレットでは、すべての疾患を対象にしてはいるものの、治療満足度が低いといわれる、がんの患者さん、ご家族に対する情報提供を重点的に取り組んで参りました。現在は会員の半数以上ががんの患者さん、ご家族が占め、支え合いや体験を共有しあう場として活用いただいています。

その一方で、難病・希少疾患を抱える方から、“同じ病気の患者さんと出会うことができない。インターネット上を探しても情報がなく、一人で闘病することに大きな不安を感じている。”という声が私たちに寄せられるようになりました。
そこで、私たちは、患者数が極めて少ない病気にも、インターネットの特性である“近くにいなくてもいつでもどこでもつながれる”という点をより強く生かし、併せて力を注いでいきたいと考えています。

まずは、全国に5,000人しかいないといわれる血友病の患者さん・ご家族への情報提供や体験共有の場を作ります。
血友病は、包括的な医療体制が確立しつつあることに加え、標準的治療方法及び在宅自己注射の普及などにより治療環境が大きく改善してきました。しかしながら、「5,000人余の血友病患者が1,000以上の施設で治療を受けている(※ガイドラインより)」現状におきましては、上記のような改善した治療環境に関する情報を、全ての患者さんが得られていないと想定されます。

また、血友病は先天的疾患であるがゆえ、病気と付き合う期間が長く、患者さん・ご家族の情報交流が不可欠であるにも関わらず、充分な環境が整っていないため、仲間と出会うことが極めて難しいという状況にあります。

全国にいる血友病患者さん・ご家族に、より改善された治療環境に関する情報を提供し、更に、患者さん・ご家族につながりを持っていただき、日常生活の中、またライフイベントごとに訪れる悩みを共有し、経験者にしか話せないこと、聞けないことを自由に語り合っていただく場の提供を目指します。

今後、順次、さまざまな病気にも対応していきます。これからも私たちは、少しでも患者さん、ご家族のみなさんの生活を豊かにする存在となるよう、努力を続けてまいります。

※インヒビターのない血友病患者の急性出血、処置・手術における凝固因子補充療法のガイドラインより

■株式会社メディエイドについて
メディエイド(http://www.mediaid.co.jp/)は、社会課題を解決する、医療系・ソーシャルベンチャーとして、2005年に設立されました。ITを用いて、医療を患者中心につなぎなおすことを目指し、患者同士が支え合う場を提供したい、患者としての経験を貴重な社会資源として活用する仕組みを作りたいと考え、2007年に「ライフパレット」を立ち上げました。現在、多くの患者・家族が集うサイトとして成長を続けています。製薬企業等に向け、患者の声を収集、発信していくリサーチ事業や、患者とのコミュニケーション支援事業を手がけています。

【プレスリリース連絡先】
【本件に関するお問い合わせ先】
担当:守屋
TEL:03-5213-9791 
E-mail:moriya@mediaid.co.jp
ご不明な点は、上記までお気軽にお問い合わせください。尚、貴社において掲載下さいました場合には、お手数ですが見本誌を一部、弊社までお送りくださいますようお願い申し上げます。

【会社概要】株式会社メディエイド 
経営者構成:杉山 博幸(代表取締役)
      小松 道賢
      中川 洋
      和田 ちひろ
事業所:東京都千代田区三番町6番地 三番町KB-6ビル 5階
電話:03-5213-9791 ファックス:03-5213-9761
URL:http://www.mediaid.co.jp/
主な事業内容:
・患者支援コミュニティサイト「ライフパレット」(http://lifepalette.jp/)の運営
・患者向け通販サイト「パレットショップ」(http://paletteshop.jp/)の運営
・製薬企業向けWebサイト企画・構築事業
・製薬企業向けマーケティング支援事業