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化粧品/コスメ クル・クメール・ボタニカル株式会社 2010年12月01日


【プレスリリース概要】
クメール伝統医療の知恵をもとに、カンボジア産オーガニックハーブを使ったホームスパ製品を開発するクル・クメールボタニカル株式会社。代表である篠田ちひろが、貧困に悩むカンボジアの若者に仕事の機会を与えようと、24歳の時に移住し設立、フェアトレードの手法を使い製品をリリースしてから一年が経ちました。観光客向けお土産店や、5つ星ホテル『Le Residence d\\\'Angkor』でアメニティーとして採用されるなど、国内での評判は上々。現在、四世帯の現地家族を雇用し、生活を守っています。そんなクル・クメールが、ついに日本に進出。ECサイトをリリースするほか、デパートの企画展等での販売を開始します。

【プレスリリース内容】
◆日本とカンボジア、2国の暮らしに灯りを燈すキックオフパーティー◆

日本進出を記念して、12月18日にキックオフパーティーを開催します。クル・クメール誕生までの物語や、製品開発を支援した株式会社フルフリ代表・杉拓也氏との対談を行う予定。新商品『トラベルキャンドルクリーム』もお披露目します。これは、アロマキャンドル、ハンドクリームと2つの使い方ができる商品。売上の一部は、カンボジア孤児院の子ども達に寄付します。コンセプトは“Light up 2 lives”-日本とカンボジア、2国の暮らしに灯りを燈すキャンドル。パーティーでは日本で初めて展示販売します。
また、来場者の方には、代表・篠田の悲願であったハーブ農家を支援するための新プロジェクトを発表、企画へのアドバイス等、今後の動きを見守っていただける支援者を募集します。

…パーティー概要…
12月18日(土)18:00~21:00 デイライトキッチン(渋谷区桜丘町23-18)
会費3,500円(1ドリンク&食事、クルクメ限定ギフトつき) 詳細:http://krukhmerprojuct.jimdo.com/news/

◆若者が自立するための「技術・自信・お金」を提供したい◆

篠田が初めてカンボジアを訪れたのは大学2年の時。貧しくても笑顔で暮らすカンボジアの人々に感銘を受けると同時に、あまりにも激しい貧富の差や腐敗した政府、外国人からの援助に慣れて自発的に行動しなくなった国民等、課題もたくさん目につきました。一番問題だと思ったことが、教育を受けていないが故に計画性が無い貧困層。そこで、親が子どもに教育を受けさせることができるよう、安定した仕事を作ろうと考えました。大学卒業後、一旦イギリスでフェアトレードについて学び、カンボジアに単身移住。クメール伝統医療をもとにした製品を作って国内で新たなハーブ産業を興すべく、クル・クメールを立ち上げました。仕事を通して現地の人に提供したいのは、技術と自信とお金。「クル・クメールの手法を真似すれば自分でも稼げる」「将来はこんなことでお金を稼ぎたいから、技術を磨く」と自立できる若者を育てたいと考えています。

◆スタッフの赤ちゃんをみんなで子育て◆
昨年3月、貧しい農村出身の女性・マナをはじめてのスタッフとしてリクルートしました。まだ幼い妹たちを学校へ行かせる為、無職の父親に代わって働く頼もしい女性です。そんな彼女が今年1月、シングルマザーとして男の子を出産しました。
カンボジアでは、結婚せずに母親一人で子どもを育てることは差別のもと。マナも妊娠中、世間の冷たい目に悩まされました。それでも、産後休暇が明けるとすぐに仕事に復帰、優秀な働きぶりを見せています。マナのような聡明な女性がきちんと家族を養っていける場所を作ることがクル・クメールの役割だ、と決意を新たにしました。工房にゆりかごを置き、スタッフみんなで時々あやしながら赤ん坊を育てています。

【プレスリリース連絡先】
クル・クメールボタニカル株式会社 代表 篠田ちひろ E-mail:info@krukhmer.com
Web: http://krukhmer.com