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新聞/出版/マスコミ GID(性同一性障害)学会第13回研究大会 2011年02月02日


【プレスリリース概要】
2011年3月19日、20日にゲートシティ大崎(東京都品川区)にてGID学会第13回研究大会が行われる。当研究大会は国内最大規模の性同一性障害に関する大会であり、医療・教育・法律など様々な分野の専門家やGID当事者が参加する大会である。

【プレスリリース内容】
報道機関各位
プレスリリース

2010年2月2日
GID(性同一性障害)学会 第13回研究大会
会長 山口悟

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GID(性同一性障害)学会 第13回研究大会
~性同一性障害医療をより身近なものに~
http://www.13gid.org/
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GID(性同一性障害)学会 第13回研究大会(所在地:東京都品川区大崎 会長 山口悟(ナグモクリニック名古屋院長、GIDセンター長)は、あらゆる地域の
GID専門家やGID当事者と意見交換をし親交を深め、GIDを取り巻く環境や医療
をより良いものにするための研究会『GID(性同一性障害)学会 第13回研究大
会』を2011年3月19日(土)、20日(日)に開催する。

『GID(性同一性障害)学会 第13回研究大会』の詳細は次のとおりである。


■開催日
2011年3月19日(土)、20日(日)


■開催場所
ゲートシティ大崎B1階 ゲートシティホール

■案内(ダウンロード)
http://www.13gid.org/img/Download/gid13th.pdf


■プログラム内容(3月19日)

会長講演「私がGID診療に取り組んだ理由」
 GID学会第13回研究大会会長 山口悟(ナグモクリニック名古屋院長、GIDセ
ンター長)

トピック「GID診療の健康保険適用について」
 参加者:中塚幹也(岡山大学)、南雲吉則(ナグモクリニック)、針間克己
(はりまメンタルクリニック)、福田亮(フクダクリニック)

シンポジウム1「生殖医療の現状と問題点」
 座長:花井一夫(犬山中央病院)、富山達大(大阪ニューアートクリニック

 演者:石原理(埼玉医科大学)、久慈直昭(慶應義塾大学)、香川則子(加
藤レディスクリニック)

シンポジウム2「DSM5案の診断基準に見られるGID概念の将来」
 座長:針間克己(はりまメンタルクリニック)、平田俊明(しからば診療所

 演者:中根秀之(長崎大学)、東優子(大阪府立大学)、三橋順子(群馬大
学)

シンポジウム3「特例法の現状と問題点」
 座長:佐藤俊樹(さとうクリニック)山本蘭(gid.jp代表)

他、一般演題


■プログラム内容(3月20日)

シンポジウム4「児童・思春期のGIDへの対応~教育と医療の現場から~」
 座長:松永千秋(日野病院)、松本洋輔(岡山大学)
 演者:中塚幹也(岡山大学)、二宮ひとみ(大阪医科大学)、豊島久恵
(MTF当事者母)、青山正彦(川崎市こども局)、土肥いつき(京都府立高校
教員)

特別講演「乳房形成術と私」
 座長:丹羽幸司(ナグモクリニック大阪)
 演者:南雲吉則(ナグモクリニック総院長)

シンポジウム5「地方のGID診療の現場から」
 座長:山口悟(ナグモクリニック名古屋GIDセンター)、阿部輝夫(あべ
メンタルクリニック)
 演者:山本佳子(いわき明星大学)、高橋高人(福島県立医科大学)、
深尾琢(岐阜大学)、佐分美代子(さぶりクリニック)、織田裕行(関西医科
大学)、縄田秀幸(福岡大学)、宮島英一(クリニックおもろまち)

シンポジウム6「GIDの外科療法について」
 座長:磯貝典孝(近畿大学)、佐々木春明(昭和大学藤が丘病院)
 演者:舛森直哉(札幌医科大学)、百澤明(埼玉医科大学総合医療センター)、山口悟(ナグモクリニック名古屋GIDセンター)、難波祐三郎(岡山
大学)、広比利次(リッツ美容外科東京院)、中村一博(東京医科大学八王子
医療センター)

他、一般演題
 




【GID(性同一性障害)学会 会長挨拶】

GID(性同一性障害)学会 第13回研究大会を開催するにあたりご挨拶申し上げ
ます。

日本で初の性別適合手術が行われて13年目となる2011年、GID(性同一性障
害)学会第13回研究大会を開催いたします、ナグモクリニックの山口悟と申
します。
この13年の間に、性同一性障害を取り巻く環境は驚くほどの変化をとげま
した。診療を行う精神科や手術を行う医療機関の数も増え、法整備も進み、戸
籍変更が可能なまでになりました。
しかしながら、まだまだ対応可能な医療機関の数は限られ、精神科や外科手
術の待機期間は一般的な許容範囲を逸脱している地域がほとんどです。地域に
よっては、医療機関の受診そのものが実質不可能であり、当事者にとって希望
の光がまったく見いだせない状況です。
こうした現在のGID医療の偏在した供給状況を改善し、日本のあらゆる地域
で、あたりまえのように診療を行いたいという願いを込め、本研究会のテーマ
として「GID医療をより身近なものに」と掲げさせていただきました。あらゆる
地域の専門家や当事者の方々が一堂に会して意見交換をし、親交を深め、将来
へ役に立てられるような学会にしたいと考えております。
また近年、医療機関を受診する当事者の若年化が顕著となっています。その
ため医療機関のみならず、教育機関での対応も社会的関心事となってきており
ます。そこで今回教育関係者にも広くお声がけをして、患者の若年化が持つ問 題点を共有し、教育の現場で役に立つようなシンポジウムも企画しております

GID(性同一性障害)学会第13回研究大会が皆様の思い出に残る会となる
よう全力で準備することを誓いましてご挨拶とさせていただきます。


【本件の連絡先】

GID(性同一性障害)学会 第13回研究大会
本部事務局 担当者 立石研
Tel 03-3490-5757 FAX 03-3490-5808
e-mail info@13gid.org URL:http://www.13gid.org/
〒141-0032 東京都品川区大崎1-11-2ゲートシティ大崎イーストタワー1F
ナグモクリニック東京内

                                以 上

【プレスリリース連絡先】
本部事務局
医療法人社団ナグモ会ナグモクリニック GID学会第13回研究大会事務局
担当:立石 研
電話:03-3490-5757 fax:03-3490-5808
mail:info@13gid.org