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新聞/出版/マスコミ 有限会社ヨセフアンドレオン 2011年07月11日


【プレスリリース概要】
 電子書店「わけあり堂」(http://wakeari-book.jp/ 運営は有限会社ヨセフアンドレオン。東京新宿区)は7月12日、東日本大震災の被災地・長野県栄村のNPO法人「栄村ネットワーク」発行の「月刊栄村」の販売を開始しました。(販売ページは、http://wakeari-book.jp/sakae.html)

【プレスリリース内容】
 「月刊栄村」は「被災地発の復興支援情報誌」として、大震災から4ヶ月を経た現在も「有事」「非常時」が続く被災地の現状を全国に訴えるために生まれたもので、7月12日発行の創刊号には、阿部守一長野県知事、島田茂樹栄村長をはじめ、栄村在住の学者、栄村出身のライター、イラストレータなどさまざまな人士が官民の立場を超えて名を連ねている。
 編集長の中川文人氏はこう語る。「今回の震災で被災地は情報発信の重要性を知りました。被災地がどういう問題を抱えているかは、被災地が声にしないといけない。黙っていては誰も気づいてくれないし、どんどん忘れられてしまう。そこで雑誌の創刊に踏み切りました。」
 栄村を震度6強の大地震が襲ったのは3月12日未明。この地震で住民の8割が避難生活を余儀なくされ、家屋を失った住民は現在、仮設住まいを強いられている。また、作付け不能になった水田も多く、経済的被害も甚大で復興への道程はけっして平坦ではない。が、中川氏はこう語る。「栄村が厳しい状況に置かれているのはたしかです。だけど、津波の被害にあったところや、原発事故のあった福島と比較すると犠牲は少ないほうです。栄村が危機的な状況におかれているのはたしかですが、それでも他の被災地と比べれば余力がある。それで栄村の人たちは、栄村が復興の先頭に立とう、いや、立たなければいけない、という使命感をもっている。だから、この雑誌では、うちもがんばっているから、他の被災地の人たちもがんばってくれ、というメッセージも伝えたい」。
 「月刊栄村」は大震災のあった日にちなみ、毎月12日発行。定価は300円+税。定期購読の申し込みは、発行元のNPO法人栄村ネットワーク「月刊栄村」係 080-1987-3549 aokura@sakaemura.net まで。
なお、栄村は高齢化のすすむ村のため、高齢者用として「月刊栄村・紙版」も用意される。

【プレスリリース連絡先】
有限会社ヨセフアンドレオン  
〒162-0822 東京都新宿区下宮比町2-28
tel:03-5225-1307  
fax:03-5225-1308  
e-mail:edit01@josephandleon.co.jp