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ITシステム/サービス スケーラブルシステムズ株式会社 2011年07月13日


【プレスリリース概要】
スケーラブルシステムズ株式会社(東京都千代田区、代表取締役:戸室 隆彦)は本日、テクニカル・コンピューティングの過酷なワークロードに最適な、最新のパラレルストレージアプライアンス、Panasas ActiveStor 11(PAS 11)を国内で提供開始したことを発表しました。

PAS 11は、単一のグローバル・ネームスペースで最大6PBのストレージ容量、115GB/秒の集約スループットまでシームレスに拡張することができ、データ集約型のアプリケーションの実行環境に最適なパフォーマンスと大規模なストレージ容量を提供するだけでなく、これまでにないハイレベルのコスト効率を実現しています。

【プレスリリース内容】
Panasasが誇る独自のPanFS(TM)オペレーティングシステムを稼働するPAS 11は、単一のグローバル・ネームスペースで最大6PBのストレージ容量、115GB/秒の集約スループットまでシームレスに拡張することができます。第4世代のストレージブレード・アーキテクチャを採用するPAS 11は、成果に到達するまでに要する時間の短縮が最重要の課題となる、要件の厳しいデータ集約型のアプリケーションの実行環境に最適なパフォーマンスと大規模なストレージ容量を提供するだけでなく、これまでにないハイレベルのコスト効率を実現しています。

「Panasasのお客様は、我々の製品がご利用中のHPCアプリケーション環境に究極的ともいえるパフォーマンスとストレージ容量、そして使いやすさをもたらすことをすでに理解しています」と、Panasasの社長兼CEO、Faye Pairmanは語っています。「今回発表するPAS 11は、そのような実績のあるPanasas製品に比類ないレベルのコスト効率をもたらすことで、研究開発専用の大規模クラスタの一部として、またはマルチテナント型のプライベートクラウド用プラットフォームなど、これまでにない幅広いマーケットのお客様に導入いただくことが可能な魅力あるソリューションとなりました。」

Panasasのスケールアウト型パラレルストレージ・アーキテクチャでは、HPCクラスタ・ノードがスケーラブルなシングル・ファイルシステムに直接パラレルアクセス可能となることでアプリケーションのI/Oパフォーマンスが大幅に向上し、従来のNASシステムで課題となっていたボトルネックをすべて解消することができます。また、グローバルな管理機能によって、システム管理者はワークフローを中断することなく、10分にも満たない短時間で容易に新しいストレージをグローバル・ネームスペースに追加することが可能です。さらにPAS 11は、ユーザの使用量割り当てやスナップショット、そしてユーザ別に使用料を課金するためのレポート機能を備えているため、管理者はプライベートクラウド内のストレージリソースの監視と管理が容易になります。

「プライベートクラウドがさらに普及するに伴って、幅広いテクニカルコンピューティング・アプリケーションにおいて要求される信頼性と管理の容易さを兼ね備え、さらに最高レベルのスループットとスケーラビリティを実現するパラレル・ストレージシステムを求めるHPCユーザが増えていることは明らかです」と、IDCのハイパフォーマンス・コンピューティング・プログラム担当バイス・プレジデントのEarl Josephは述べています。「PanasasのPAS 11アプライアンスは、この重要なハイパフォーマンス・コンピューティングのトレンドを活かし、確固たるポジションを築くことになるでしょう。」

スケーラブルシステムズでは、本日よりActiveStor 11の注文を受付けており、2011年8月に出荷を開始する予定です。また、60TB構成のハイエンドActiveStor 12(PAS 12)アプライアンスも同時期に提供開始される予定です。また、同時にActiveStor製品モデルの全面的な価格引き下げを行い、よりお求めやすい価格でのご提案も可能となります。

Panasas ActiveStorストレージクラスタ製品総合情報ページ

http://www.sstc.co.jp/panasas

プライベートクラウドに最適な仮想化ストレージソリューション

今日、多くの企業がオンデマンドの柔軟なコンピューティング機能を社内ユーザに提供することを目的として、プライベートクラウドのシステムを構築しています。プライベートクラウドの実現には、様々な仮想化技術によって、プロセッサやメモリ、ディスク、通信回線など、コンピュータシステムを構成する資源(および、それらの組み合わせ)を、物理的構成に拠らず柔軟に分割したり統合したりすることが求められます。

スケーラブルシステムズは、ハイパフォーマンスなプライベートクラウド環境の構築のための製品ソリューションを提供しています。今回提供を開始するPAS 11をはじめとするPanasasストレージクラスタは、複数の高性能ブレードから構成されるストレージシステムをあたかも1台のディスクであるかのように扱い、大容量のデータを一括して保存したり、耐障害性を向上するストレージ仮想化技術を提供します。国内でもすでに多数の導入実績のあるハイエンド仮想化技術 vSMP Foundation (注1)との組み合わせにより、プライベートクラウドでの運用管理費用を大幅に削減すると同時に、導入を躊躇する最も大きな理由と言える面倒な利用環境の問題を解消し、クリティカルなエンタープライズ・アプリケーションの実行に最適なシステムを構築することができます。

(注1) vSMP Foundation:複数のハイエンドサーバをひとつの論理サーバとして利用可能とする仮想化技術。ジョブ、プロジェクト、ユーザ毎に仮想マシンを柔軟に構築し、それぞれの用途に大容量共有メモリシステムを提供可能。

vSMP Foundation 詳細ページ
http://www.sstc.co.jp/vSMP

プライベートクラウド仮想化ソリューション詳細ページ
http://www.sstc.co.jp/cloud

スケーラブルシステムズ・プレスルーム
http://www.sstc.co.jp/pressroom/

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