【プレスリリース概要】
障害を価値へと変えていくバリアバリューな社会の創出を目指す株式会社ミライロは、関西圏の大学生を中心に連携し、街頭募金を実施するなどして被災地へ304台のノーパンク車椅子と1000部障害者への支援マニュアルの寄贈を行いました。

【プレスリリース内容】
バリア(障害)をバリュー(価値)へと変えていく社会の創出を目指す株式会社ミライロでは、3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震により被害を受けた方々へのノーパンク車椅子と災害時の障害者への支援マニュアルを寄贈するプロジェクトを実施しました。
　今回、弊社がこのプロジェクトを行ったのは、このプロジェクトが全力を尽くせるフィールドであると考えたからです。被災地で車椅子生活を余儀なくされている方々に、安全で自由な移動手段を提供することにより生活再建への第一歩に繋げ、コミュニティや社会への復帰を促すことを目指しました。また、障害者の支援方法をレクチャーした資料を、被災地の方々やボランティアに向かわれる方々にお渡しし、同時にソフト面でのサポート充実も目指しました。復興をサポートするためには、資金面での支援や大規模なインフラ整備だけでなく、ミクロな視点から現地の方々が直面している現実や日常に目を向け、より具体的で実効性のある解決策を提供することであるとの考えから、今回のプロジェクト実施に至りました。
　支援金の募集にあたり、50名以上の大学生が中心となって大阪・兵庫・滋賀・奈良・東京で計7回の街頭募金を行って下さいました。また、支援マニュアルの作成にあたり、関西学院大学・関西大学・武庫川女子短期大学・追手門大学の有志の大学生が掲載イラストを担当して下さいました。
　　たくさんの方々にお力添えをいただき、計304台もの車椅子と計1000冊のサポートマニュアルを被災地へお届けすることができました。
　当プロジェクトを遂行するにあたり、改めて災害時の指定避難所のバリアフリー化やサポートマニュアルなどソフト面の情報の普及の必要性を痛感いたしました。今後弊社では、それらのために我々にできることを全力で行っていきたいと思っております。
　改めて、皆様の心からのご支援・ご協力に改めて御礼申し上げます。

■プロジェクト概要
　1.支援金募集期間
　　3月17日から4月30日
　2.募集方法
　　街頭募金(大阪、兵庫、滋賀など6カ所にて実施)、郵便振替、銀行振込
　3.支援金総額
　　5,577,443円
　4.使用用途
　　自走式ノーパンク車椅子307台を寄贈
　　災害時の障害者に対するサポートマニュアル1000部を寄贈
　　　→http://www.mirairo.co.jp/heartchair/よりダウンロードできます
　5.寄贈先
　　各県の医療機関、障害者施設、高齢者施設など
　　・宮城県(計211台)　仙台市、亘理郡、本吉郡、気仙沼市、石巻市、名取市など
　　・岩手県(計53台)　 陸前高田市、宮古市、釜石市、大船渡市、上閉伊郡
　　・福島県 (計42台)　南相馬市、福島市、いわき市
　6.報告書
　　より詳しい寄贈先一覧、寄贈後の写真等を報告書にて記載しております。
　　→http://www.mirairo.co.jp/heartchair/よりダウンロードできます

■本件に関するお問い合わせ先
　株式会社ミライロ　Tel：06-6484-6685 Mail：info@mirairo.co.jp　Web：http://www.mirairo.co.jp/

【プレスリリース連絡先】
株式会社ミライロ
Tel：06-6484-6685
Mail：info@mirairo.co.jp
Web：http://www.mirairo.co.jp/
担当者：岸田