〔 ITシステム/サービス 京セラ丸善システムインテグレーション株式会社 2011年08月25日 〕
【プレスリリース概要】
米調査会社Gartner社の元アナリストでBIの概念の提唱者Howard Dresner*1のモバイルBI市場調査において、国際的なBIソフトウェアベンダであるYellowfin社がモバイルBIの分野でトップレベルの地位にあることが正式に発表されました。
【プレスリリース内容】
京セラ丸善システムインテグレーション株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:鈴木 幹夫 以下KMSI)は、豪州Yellowfin社が提供する経営分析(ビジネスインテリジェンス、以下BI)/レポーティングツール「Yellowfin[イエローフィン]」の総代理店として、国内で唯一提供しています。
同調査では、モバイル・プラットフォームのサポート数、統合プラットフォームのレベル、サポートされるBI機能数に応じて、BIベンダのモバイル機能をランク付けしました。メルボルンに拠点を置くYellowfin社のモバイルBIプラットフォームは、最高得点16点中2番目に高いスコアである14点を獲得しました。
「発表結果に非常に興奮しています」と、Yellowfin社のCEO(最高経営責任者)、Glen Rabieは述べています。「Yellowfinは完成されたBIソリューションを提供してきましが、我々のモバイル機能が高く評価され、それがこの度の調査結果に反映されました」。
InformationWeek*2のライブストリーミングでのDresnerの説明によると、このベンダランキングは、全組織的なモバイル・コミュニケーション・プログラムがうまくサポートされている、すべてのモバイル機能と能力を評価するために企画されました。
「本ランキングは複数の評価基準に基づいていますが、そのひとつは、ベンダがサポートするモバイル・プラットフォーム群や、ネイティブなインテグレーションを重視し、いかにスマートフォンの機能をフル活用しているか、といったプラットフォーム・サポート面です。つまりネイティブアプリ(スマートフォン専用アプリ)を保持していたベンダは追加得点を得たのです」とDresnerは述べています。「ネイティブアプリは、どのベンダが十分に満足できるモバイルBIの機能を持っているかを示す意味もありますから」。
Yellowfinプロダクト・アーキテクトのPeter Damenは多種多様なスマートフォンに対応できる点とレポート・インタラクティビティが高得点をもたらしたと説明します。
「YellowfinのiPhone、iPadとAndroidプラットフォーム向けアプリケーションはすべてネイティブアプリであり、一方コンテンツはデバイスに全く依存していません」とDamenは述べています。「ユーザは現存のYellowfinのアカウントにログインするだけで、すぐにレポートのコンテンツにアクセスできます。モバイル・プラットフォーム用にレポートを作りなおす必要はないのです。
ユーザはオフィスのデスクトップ端末から操作する要領で、いつでも必要なときにビジネスデータにアクセスし、やりとりすることが可能です。ユーザは検索条件を追加したり、データをドリルダウン、ドリルスルーしたり、コメントの追加、電子メールで報告を送るなどして、重大なビジネス決定をリアルタイムに行うことができます。
Yellowfinの100パーセントWebベースのモバイル・アプリケーションは、セキュリティ上の懸念にも対処しています。デバイスにデータが格納されないため、慎重に扱うべきビジネスデータの機密性は保証されています」。
■Yellowfin機能特長
・使い勝手の良さ(マウスによるドラッグ&ドロップ操作で直感的にレポート作成が可能)
・SaaS、クラウド対応(マルチテナント機能を搭載)
・OEM対応(Webサービス構築に対応、APIを強化)
・Android端末、iPhone、iPad対応(アプリの無償提供、App Store、Androidマーケットで入手可能)
Yellowfinは、利用環境に応じて柔軟に対応できる、自由度の高いBIツールです。今後もBIは営業部門だけでなく、さまざまな部門で導入が進んでいくことが予想されます。その動きに応じて、KMSIはさらに“ビジネスインテリジェンスを簡単に!”を狙いとした製品を提供するとともに、総代理店として定期的に、Yellowfin社とYellowfinに関連したニュースを積極的に発信して参ります。
*1 1981年よりソフトウェア業界に従事。1992年より13年間、米調査会社Gartner社のBIリードアナリストを務める。1989年にBIの概念を提唱。2007年同合同会社Dresner Advisory Servicesを立ち上げ市場分析、執筆活動、講演活動、戦略アドバイスなどを行っている。
*2 1981年に米国CPM Media社が発刊したBtoBのテクノロジー週刊誌。現在は分社したUBM TechWeb社より44万部発行。同名のオンラインサイトも持っており、IT動向のリサーチや分析情報などを提供している。
<京セラ丸善システムインテグレーション株式会社について>
2004年4月に丸善株式会社より分社独立後、丸善グループのIT関連企業を統合。
同年10月に京セラコミュニケーションシステム株式会社(KCCS)の資本参加を受け
誕生したソリューションインテグレータです。学術機関・医療機関向けの特長ある
ICTソリューションや、全国12拠点網を活かし地域に根差したSI事業を展開。
さらにKCCSが提供するデータセンター、ネットワーク、セキュリティなどのノウハウを付加し、企画・構築・運用・保守までのトータルサービスを提供しています。
詳細は、URL:http://www.kmsi.co.jp/をご覧ください。
<Yellowfin International Pty Ltd. について>
2001年豪州メルボルンにて設立。「シンプルな構成で簡単に誰でも使えるシステム」を理念とし、ビジネスインテリジェンスの開発および販売を行っています。北南米、ヨーロッパ、オセアニア、アジアなどワールドワイドにパートナービジネスを展開。主要顧客は、3M、ケーブル&ワイヤレス、ボーイング、ビクトリア州政府など幅広い業種にわたっています。
詳細は、URL:http://www.yellowfin.bi/をご覧ください。
*「Android」「Androidマーケット」は、Google Inc.の商標または登録商標です。
*製品名および会社名はそれぞれの会社の商標または登録商標です。
【プレスリリース連絡先】
【製品に関するお問い合わせ】
京セラ丸善システムインテグレーション株式会社
GB営業部 ITサービス営業グループ
担当者:林
TEL:03-6414-2866 /FAX:03-6414-2891
【報道機関からのお問い合わせ】
京セラ丸善システムインテグレーション株式会社
〒108-0073 東京都港区三田3-11-34(センチュリー三田ビル)
経営企画本部 広報グループ
担当者:大久保
TEL:03-6414-2872(直通)/FAX:03-6414-2891
URL:http://www.kmsi.co.jp/