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学校/教育/学習 盈進学園東野高等学校 2011年11月30日


【プレスリリース概要】
盈進学園東野高等学校は、「いざという時」に機能する学校経営を目指し、教職員がパソコンを利用して生徒の学籍情報や公務の書類管理を支援するクラウドコンピューティングシステムを学校現場に導入しました。インターネット経由でソフトウェアを利用して、データの管理をする仕組みです。手元にある3G回線内蔵の情報端末でアクセスします。複数人による同時利用や閲覧が可能で、生徒の活動履歴や保護者とのやりとり、事務連絡、教材づくりの効率化を図ります。

【プレスリリース内容】
盈進学園東野高等学校は、教職員がパソコンを利用して生徒の学籍情報や公務の書類管理を支援するクラウドコンピューティングシステムを学校現場に導入しました。インターネット経由でソフトウェアを利用して、データの管理をする仕組みです。手元にある3G回線内蔵の情報端末でアクセスします。複数人による同時利用や閲覧が可能で、生徒の活動履歴や保護者とのやりとり、事務連絡、教材づくりの効率化を図ります。

東日本大震災では学校のパソコンやサーバーが被災して公務データを紛失したり、固定電話や学校内からLAN回線が使えず多くの連絡手段が途切れたりしたため、安定したデータ保存・連絡手段としても活用をすすめる方針です。

インプレオ・オンラインはクラウドコンピューティング大手の米セールスフォース・ドット・コム社のforce.com 上のソフトウェアと、日本マイクロソフト社のコラボレーションソフトウェアSharePoint Onlineの両者を学校用に最適化したサービスで、生徒と保護者の情報を1ページに網羅する生徒カルテや、各授業の出欠を管理するデジタル出席簿、教職員同士のリアルタイムのコミュニケーションを支援するChatter、 公務文書の管理およびナレッジ共有といった機能を有しています。

保護者は学校からのお知らせだけでなく、生徒カルテやデジタル出席簿と連動したメール配信により、子供の状況を迅速に確認します。また、保護者もメールへ返信を行うことで学校とコミュニケーションを図ります。一連のやり取りは生徒カルテに保存され、教職員は各家庭状況を画面上で注視しながら継続的支援が可能になりました。

広大な敷地を持つ東野高等学校では、教職員が保有する情報の管理を一元化することが急務として求められておりました。また、東日本大震災発生後、教職員および保護者から、いざというときの危機管理能力について疑問の声が上がっていました。「クラウドコンピューティングを活用することで、いつどの場所にいても情報を管理し共有することが可能になった。いざという時こそ機能する学校経営の新しいスタイルとして活用していきたい。」と学校経営者は語っております。

ネット経由のためセキュリティー確保が問題になりますが、学園IT担当者は「利用するサービスは世界的な大手企業でも利用され、データを複数のサーバーで暗号化し保管するなど十分な対策をしている」と説明します。使用した情報端末を紛失しても、管理された情報が直接外部に漏れる恐れはありません。

5月から順次学校内で試験運用を行なっておりましたが、11月から本格稼働を行いセールスフォース・ドットコムの元来の強みである、営業支援ツールとして新年度の入学生確保にむけた活用も既に始まっています。

http://eishin.ac/about/online.html

■学校概要
法人名 学校法人盈進学園
学校名 東野高等学校
理事長 中村 勤
学校長 中川 進
所在地 〒358-8558 埼玉県入間市二本木112-1
学則定員350人
URL http://eishin.ac/

【プレスリリース連絡先】
【本件に関する問い合わせ先】
safety@eishin.ac
050-5539-6892(中村)までお願い致します。