11月
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新聞/出版/マスコミ 株式会社インターブックス 2011年11月30日


【プレスリリース概要】
翻訳サービスを提供する株式会社インターブックス(所在地:東京都千代田区 代表取締役:松元 洋一 社団法人日本翻訳連盟加盟社)は、昨今台湾で人気の「日本のコミックやライトノベル」をとりまく現地での出版業界や翻訳業界の事情を紹介するブログを新設し、公開を開始した。「柳生十兵衛」「織田信長」によるコミカルな展開が話題を呼びそうだ。

【プレスリリース内容】
報道機関各位

2011年12月1日

株式会社インターブックス
松元 洋一

英語、中国語、韓国語などの翻訳サービスを提供する株式会社インターブックス(所在地:東京都千代田区 代表取締役:松元 洋一 社団法人日本翻訳連盟加盟社)は、台湾における日本のコミックやライトノベルをとりまく出版や翻訳の事情をユーモラスなタッチで紹介するブログを開設し、このほど公開を開始した。
「コミック翻訳の今を斬る!」と題されたブログは、「超有名的台湾漫画翻訳人 柳生十兵衛」と同社「社主」の対談形式で展開される。かたや刀をかざす独眼の「柳生十兵衛」、そしてもう一方は“翻訳業界の覇権をとらん”との志のもと織田信長の肖像画を借りた社主。2つのアイコンとそれぞれの発言がtwitterのタイムラインのように並ぶ構成をとっている。

もともと台湾の人々はわが国に対してたいへん友好的であるが、昨今、若い世代を中心に日本のコミックやライトノベルに対する人気がたかまり、台湾の出版社各社は日本のコミックの中国語版の刊行に血道をあげている。台湾といえば、著作権をないがしろにした「海賊版」を思い浮かべる向きもあるかもしれないが、現在はかつてのそうした状況は一掃され、日本の出版者からの正式な出版権取得にもとづく健全な市場が形成されている。
「柳生十兵衛」氏は台湾の出版社において日本のコミックの翻訳にあたっている人物であり、自他ともに認める熱狂的な日本マニア。興味の対象はコミックやライトノベル、アニメなどをはじめとするサブカルチャーからミリタリーにいたるまで広く、かつ深く及び、早くからtwitterなどで、その存在や発言がマニアの間で話題になっていた。

第1回では、現在の台湾におけるコミックやライトノベルをめぐる状況を概観している。台湾の出版社が日本の市場を戦線恐々と眺めている様子や、両国におけるメディアミックス展開のあり方の違い、また業界全体が「ネット海賊版」に手を焼く様子など、インサイダーとして斬り込んだ内容の話題を展開している。日本の出版社をはじめとするマスコミ関係者や翻訳者、コミック・ファンなら大いに興味を惹かれる内容だ。

とはいえ、全体のトーンは、どちらかというと「ゆるい」。「柳生」「信長」といった硬派なイメージに反して、第1回にはアダルト作品について触れるくだりなどもあり、緩急自在といった趣になりそうだ。社主がつっこみ、「十兵衛」氏がかみくだくといったチームプレイで、マニアックな内容も親しみやすいタッチになっている。画面の様子に誘われて目を走らせるうちに、ついつい1回分を読んでしまうことだろう。

本ブログは隔週金曜日に更新が予定されている。第2回(12月2日公開)では台湾でのコミックをめぐるイベントの表の事情、裏の事情などをとりあげる。

コミックやライトノベルは、わが国が世界に誇るサブカルチャーである。本ブログが両国における出版、翻訳関係者、また多くのファンに有益なヒントや情報をもたらし、コミックやライトノベルの「文化」としての益々の発展の一助となれば幸いである。


超有名的台湾漫画翻訳人 柳生十兵衛
コミック翻訳の今を斬る!
http://www.interbooks.co.jp/taiwancomic/

【本件の連絡先】

株式会社インターブックス
担当者氏名 松元 洋一
Tel 03-5212-4652 FAX 03-5212-4655
e-mail info_ml@interbooks.co.jp
URL:http://www.interbooks.co.jp
〒102-0073 東京都千代田区九段北1-7-3 九段岡澤ビル4階

以 上

【プレスリリース連絡先】
株式会社インターブックス
担当者氏名 松元 洋一
Tel 03-5212-4652 FAX 03-5212-4655
e-mail info_ml@interbooks.co.jp
URL:http://www.interbooks.co.jp
〒102-0073 東京都千代田区九段北1-7-3九段岡澤ビル4階