12月
08

公共機関/NPO 公益社団法人シャンティ国際ボランティア会 2011年12月08日


【プレスリリース概要】
この度、メリルリンチ日本証券株式会社様より、当プロジェクトのために、2,000冊の本を積んで走ることができる移動図書館車一台をご寄贈いただきました。その贈呈式が、12月12日15時半からコレド日本橋ANNEXで行われます。

【プレスリリース内容】
 公益社団法人シャンティ国際ボランティア会(会長 若林恭英/所在地 東京都新宿区/以下SVA)は、東日本大震災発生後、岩手県遠野市に事務所を構え、図書館が壊滅的な被害を受けた陸前高田市、大船渡市、大槌町、山田町で「いわてを走る移動図書館プロジェクト」を実施しています。
 この度、メリルリンチ日本証券株式会社様より、当プロジェクトのために、2,000冊の本を積んで走ることができる移動図書館車一台をご寄贈いただくことになりました。

■ 壊滅的な被害を受けた岩手県沿岸部の図書館
 岩手県沿岸の公立図書館は、地震や津波による甚大な被害を受けました。書店も同様に被害を受けたため、人々は本を手にする機会が失われている状態です。

【陸前高田市立図書館】
人的被害 全員行方不明または死亡
建物の被害 壊滅状態
被災想定冊数 80,364冊
開館状況 再開の目処立たず

【大船渡市立三陸公民館図書室】
人的被害 なし
建物の被害 骨組みしか残らず
被災想定冊数 23,371冊
開館状況 当分の間休館

【大槌町立図書館】
人的被害 なし
建物の被害 壊滅状態
被災想定冊数 50,722冊
開館状況 再開の目処立たず

【山田町立図書館】
人的被害 
職員1名死亡(非番)
建物の被害 大きな被害はなし
被災想定冊数 約30,000冊流失
開館状況 11月1日より再開

(データ 岩手県立図書館)

■ 「岩手の沿岸部に本を!」いわてを走る移動図書館プロジェクト
 陸前高田市、大船渡市、大槌町、山田町の仮設住宅を中心に巡回。2週間に一度同じ場所にお伺いしています。本の貸し出し(1人5冊まで)はもちろん、机やいすを設置し、人々が集うことのできる空間を作っています。また、読みたい本のリクエストにもお応えしています。
 現在、4市町にある13の仮設住宅(合計1,393戸)を訪問しています。車両が届いたら、訪問場所も増やし、もっと多くの方たちに本を届けていく予定です。

 メリルリンチ日本証券代表取締役社長 瀬口二郎は、「当社では震災以来、義援金の拠出、物資・機材の提供、社員のボランティア派遣など、様々な形で被災地の復興支援のお手伝いをして参りました 。この度シャンティ国際ボランティア会と共に新たにスタートした移動図書館プロジェクトにより、岩手県大槌町、山田町で避難生活を送られている皆さんに、少しでも読書の楽しみと憩いの時間をご提供できることになれば幸いです。震災以来既に9ヶ月が経ちましたが、復興の道のりは長く、日本全体がこれからも 心を一つにして復興支援を継続して行く必要があると考えます。当社も、日本社会の一員として、こうした復興支援活動に対し意義のある貢献を継続して行きたいと考えております。」と述べています。

■いわてを走る移動図書館車の贈呈式 贈呈式概要
◆ 日時: 2011年12月12日(月) 15:30~16:00
  15:30 開会の挨拶
  15:35  メリルリンチ日本証券株式会社代表取締役会長中山恒博様よりご挨拶
  15:40  テープカット
  15:50  当会副会長神津佳予子よりご挨拶
  15:50  移動図書館の前にて写真撮影
  16:00  閉会

◆ 場所: コレド日本橋裏 アネックス広場 (東京都中央区日本橋1-6-1 コレド日本橋 ANNEX)

贈呈式の参加をご希望の方は、以下にご記入の上、できましたら事前に、メール・電話・ファックスにてお申し込みをお願いします。その際、個別取材ご希望の方はご遠慮なくお申込みください。

電話:03-6457-4586  Fax:03-5360-1220 E-mail: pr@sva.or.jp

貴社名
貴媒体・番組名
部署・役職名
御芳名                     (ほか   名)
電話(携帯可)
E-mail
個別取材ご希望
□ あり (ご要望の取材内容がありましたら、お聞かせください)

【プレスリリース連絡先】
■ 本件に関するお問い合わせ先 ■  
公益社団法人シャンティ国際ボランティア会(SVA)
担当:鎌倉
〒160-0015 東京都新宿区大京町31 慈母会館2、3階
Tel:03-6457-4586
FAX:03-5360-1220
E-mail:pr@sva.or.jp 
http://sva.or.jp/iwate