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製造業/流通業 株式会社ユーグレナ 2012年01月16日


【プレスリリース概要】
東京大学発ベンチャーの株式会社ユーグレナ(本店:東京都文京区、代表取締役社長:出雲充)は、2011年9月30日付払込にて、清水建設株式会社、全日本空輸株式会社、株式会社電通と東京センチュリーリース株式会社を割当先とした総額1億9000万円の第三者割当増資を実施いたしました。増資後の資本金は4億6065万円となります。

【プレスリリース内容】
増資は、≪栄養問題・環境問題・エネルギー問題≫などに対するミドリムシの活用を目指し、ミドリムシによる環境浄化技術の共同研究パートナーとして、バイオジェット燃料研究に関して、商品素材としてのミドリムシの可能性への出資や将来の設備投資に関するファイナンスの取り扱いと環境・エネルギー分野での協業に向けた戦略投資として、割り当て4社に各々賛同いただき実現いたしました。
当社は各社からの増資を活かし、ミドリムシを使用したバイオジェット燃料、環境関連技術、食品などの研究開発をより加速し、割当先各社と戦略的資本関係の構築を目指します。

◆ミドリムシ(学名:ユーグレナ)の可能性について
ミドリムシは植物と動物の両方の特徴を持つ希有な微生物(藻の一種)で、人類抱える食料問題、環境問題、エネルギー問題解決の一助を担う可能性を持っています。
・理論上ではヒトが生きていくのに必要な栄養素をまかなえるといわれるほど豊富な種類の栄養素(59種類)を持ち、基本的には水と光と二酸化炭素などで育つことより世界の食料問題に貢献できる可能性。
・個体あたりの二酸化炭素の吸収率が高く、増殖速度も早いため、地球温暖化の防止など環境問題に貢献できる可能性。
・水中の成分を取り込むミドリムシの性質を生かした環境浄化技術の開発により、水質改善などの環境問題に貢献できる可能性。
・ミドリムシから抽出した油からジェット燃料を生成できるため、バイオ燃料としての活用によりエネルギー問題に貢献できる可能性。

◆株式会社ユーグレナについて
本店・研究所:東京都文京区本郷7-3-1 東京大学アントレプレナープラザ 7階
東京本社:東京都渋谷区桜丘町14-1 ハッチェリー渋谷
事業内容:2005年に世界で初めてCO2固定能力に優れる微細藻類であるミドリムシ(学名:ユーグレナ)の大量培養技術の開発に成功。そのミドリムシを利用し、機能性食品、化粧品等の開発・販売を行うと同時に、CO2固定化やバイオ燃料の生産に向けた研究を行っています。

【プレスリリース連絡先】
株式会社ユーグレナ 経営戦略部  広報担当:安間  TEL:03 -5428-3119 e-mail:press@euglena.jp