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ITシステム/サービス 株式会社エフ・イー・エス 2012年03月07日


【プレスリリース概要】
モバイルCMS(コンテンツマネジメントシステム)のリーディングカンパニーでJigsawの開発元、株式会社エフ・イー・エス(本社:東京都新宿区西新宿、代表取締役:山本宗明、以下 エフ・イー・エス)は、災害時安否確認システム「ココいるNET」の企業向けASPサービスとパッケージの販売を開始いたしまします。
エフ・イー・エスは、自社で保有する特許(特許第4282001号)「安否確認システム並びに安否確認サービスの提供方法」をベースに、クラウド時代に最適化した、より簡便で低コストの安否確認システム「ココいるNET」を2012年4月より提供開始いたします。

【プレスリリース内容】
■緊急時の行動には心理的な安心感が必要
昨年の3.11には首都圏からの帰宅者の行進が発生しました。この様な行動は首都災害発生時には危険を増幅させます。自治体も3.11を教訓として、「留まれる時にはそこに留まるように」とアナウンスしていますが、家族との連絡が取れない時の心理状態では冷静な判断は困難です。企業の危機管理といえども、まず社員の家族内の安否確認が第一義になります。その次に、業務の継続のため、身の回りの方への救助、援助などという、冷静な行動へと繋がります。
そのために最重要なのは「誰と」「最短で」安否情報を共有するかです。
■安否情報共有のグルーピングに特徴があります
初期登録では企業をベースグループと設定。社員を一括登録し、企業の危機管理・事業継続のための緊急連絡網として機能しますが、登録された企業の社員ひとりひとりが、自分の家族をコアグループとして、「自分と家族のための基本のグループ」を作れることが大きな特徴です。
■最小限の操作でOK
携帯やスマートフォンの画面からワンプッシュで、家族内の安否確認と企業内の安否確認をひとつの画面で同時に行える機能を備えています。
■わずかな通信リソースをみんなでシェアするために
災害時には通信キャリアから、通話やメールの制限が行われますし、インターネット網はズタズタになります。その様な時にデータ通信量の大きいSNS形式や地図アプリ形式の安否確認システムを多数の人が使えば通信は逼迫し、喫緊の連絡に障害が発生します。ココいるNETは、通話伝言・メールなどに拠らず、且つデータ通信量を極力抑えながら安否情報の送受信が一度に行える様に設計されています。「災害発生時に生き残った僅かなインターネットアクセス網を探して、携帯、スマートフォン、PCなどから安否確認を行う」という緊急時だからこそ、貴重な通信インフラを生存者でシェアし、ひとりでも多くの人がより早く安否情報の交換を行う事で、人的な二次災害を逓減させることに寄与できるという設計思想です。
■ただの保険では無く、本当に必要な安否確認をまずは優先します
災害が起きてから最初の数時間から数日が鍵になります。家族や業務関係の仲間以外の、友人知人など不急の安否確認は初期の数日が過ぎてからでも行えるような機能設計にしてあります。
ひとりでも多くの方が、大切な家族や必要な業務のためのリアルタイムな相互安否確認を災害発生直後でも行えるようにと考え、本システムをリリースいたしました。
■今後の継続的なリリース予定
次期リリースには、病院や保育園など、自ら安否を発信できない方々や状況でも安否確認を行えるバージョンを予定しております。

なお、「ココいるNET」の利用料は、利用者の数に応じて段階的な料金設定になっており、導入時に高額な投資は必要ありません。面倒な作業も発生せず今すぐ使えるシステムです。

<ココいるNETについて>
エフ・イー・エスが開発したリアルタイム災害時安否確認システム。
■インターネットが利用できる携帯電話、スマートフォン、PC全てに対応。
■日本と海外のクラウド業者の併用と、オートスケーリングの採用で急激なトラフィックへの対応。
■月額料金は利用人数で低価格。
導入費用など一切不要。詳しくはお問い合わせください。
■特許取得済:特許番号4282001号。国際分類 第7版 G08B 25/10 D、B G08B 25/01 A G08B 27/00 Z

【プレスリリース連絡先】
株式会社エフ・イー・エス
03-5459-1785
担当:野谷
メールアドレス:info@ad.koko-iru.net