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ITシステム/サービス 日本IDT合同会社 2012年03月22日


【プレスリリース概要】
IDT社のクワッド周波数FemtoClock NGデバイスは、通信、コンピューティング、ネットワーク、ストレージのアプリケーション向けに、非常に柔軟なシリコン・ベースのソリューションとして業界をリードするパフォーマンスを提供

【プレスリリース内容】
 ミックスド・シグナル半導体のソリューションを提供するthe Analog and Digital Company™のIDT(R)社(Integrated Device Technology, Inc.、本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、NASDAQ:IDTI)は本日、IDT社の第4世代FemtoClock® NG技術を強化するクワッド周波数プログラマブル・クロック発振器の新しいファミリを発表しました。この新しいデバイスは、水晶発振器(XO)や電圧制御型水晶発振器(VCXO)を置き換えるために、非常に柔軟なシリコン・ベースのソリューションとして業界をリードするパフォーマンスを提供します。

 IDT社の8N3Q001、8N4Q001、8N3QV001、および8N4QV001は、シリコン・ベースのFemtoClock NG技術を強化する、クワッド周波数プログラマブル・クロック発振器です。これらは、通信、コンピューティング、ネットワーク、ストレージのアプリケーションで要求される優れた高周波数特性と低位相雑音特性を提供します。これらのデバイスによって、システム設計者は、最高4つまでのXOを1つのIDT社のクワッド周波数クロック発振器に置き換えることによって、複雑さを軽減し、コストを削減することができます。このデバイスは、15.476MHzから最高1300MHzまでのプログラム可能な出力周波数が特徴で、通常の水晶発振器に発生する長い遅延なしに、新しい周波数を再プログラムし、生成する柔軟性を備えています。IDT社のカスタムFemtoClock NG製品は、一般的なカスタムXOの14~16週に対して、平均で6~8週以内に受け取ることができます。

 「40億米ドルの周波数制御市場の中で、当社は、これまで築いてきたタイミングのリーダーシップに基づき、時代遅れの固定周波数XOを置換する、高性能で高集積化されたデバイスを提供します。当社の新しいクロック発振器は、1つのパッケージの中に複数のプログラム可能な周波数を集積化しています。これにより、当社の顧客は、回路基板設計を単純化し、ペースの速い設計サイクルの中で固定周波数製品によって引き起こされるリードタイムのリスクを除去することが可能です」とタイミング・アンド・シンクロナイゼーション部門のジェネラル・マネージャ兼バイス・プレジデントのFred Zust(フレッド・ザスト)は述べています。

 IDT社の新しいクロック発振器は、工場出荷時に4つの周波数がプログラムされます。これは、異なるアプリケーション向けに再カスタマイズすることができ、標準のI2Cインタフェースによって再構成することができます。技術者が、実験室やアプリケーションの中で、即座に、デバイスを容易に再プログラムできます。第4世代FemtoClock NG技術は、-80 dBcより良い電源電圧除去比(PSRR)を備え、位相雑音レベルが500fs以下で動作するので、高速の精密システムに最適です。

 IDT社の周波数制御製品(FCP)の詳細は、IDT社のホームページ(www.idt.com/go/FCP)をご参照ください。

【プレスリリース連絡先】
日本アイ・ディー・ティー(IDT)合同会社
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