04月
06

ITシステム/サービス 株式会社イマジオム 2012年04月06日


【プレスリリース概要】
イマジオムは、市販のWindowsパソコンを活用し、低価格で親しみやすいパーソナル・スパコンを実現。
オリジナルのソフトウェア製品「HarmonyCalc」として発売。スーパーコンピューティングの普及を目指す。

【プレスリリース内容】
システム開発のイマジオム(本社:茨城県日立市、代表取締役:高木太郎)は、Windowsをベースに本格的なスーパーコンピューティングを実現するソフトウェアを開発。同社のオリジナル製品「HarmonyCalc」(ハーモニーカルク)として、5月13日に発売を開始します。

スーパーコンピューティングとは、単体のパソコンに比べて高速で大規模な計算処理を行う技術です。1台のパソコンでは数時間~数年もかかる大規模な計算処理を、その10分の1~1000分の1の短い時間で終わらせることができます。

今回の技術を使うことにより、高性能の64ビットパソコンを最大で約1万台連結することができ、スパコン並みの高速な計算処理が実現できます。

ユーザは、数千万円もするスパコンを導入しなくても、自分専用のスパコンを非常に低価格で手に入れることができます。
またOSには一般的なWindowsを使いますので、使い慣れたWindows用のプログラミング言語を使い、スパコン用のソフトウェアを自由に、能率よく作ることができます。

「HarmonyCalc」の価格は、パソコン数台をつなぐ最小限の構成で約50万円、パソコン200台をつなぐ構成で約200万円となります。

***********************************************************

計算処理の多様化・複雑化が進む今、スーパーコンピューティングは多くの分野で、幅広く活用するべき技術となりつつあります。
マーケティング、災害シミュレーション、医療画像処理、コンテンツ制作、ものづくりなどの分野では、きわめて大規模な計算処理を行うソフトウェアが使われており、計算処理時間の短縮が求められています。
しかしこれまでスーパーコンピューティングは学問の分野で発展してきたため、特定の商用製品に依存することが避けられてきました。また技術の評価基準が性能に偏りやすく、価格・簡便さといった実用性は軽視されがちでした。
そのため現在最も普及しているパソコンOSであるWindowsをスーパーコンピューティングに結び付ける取り組みは、過去にほとんど例がありませんでした。
結果としてスーパーコンピューティングは、多くのWindowsユーザに「お金がかかる技術、技術的に難しい技術」と敬遠されていました。
イマジオムはこの状況を打開するため、Windowsを利用したスーパーコンピューティングの可能性を長年模索してきました。
今回64ビットWindowsを搭載した約1万台のパソコンを協調動作させる技術が開発されたことにより、Windowsユーザにとってもスーパーコンピューティングがぐっと身近な技術になるものと期待されます

【プレスリリース連絡先】
【お問い合わせ先】
株式会社イマジオム    
高木太郎 
電話 0294-28-0147(代表)        
メール:office@imageom.co.jp          
ホームページ:http://www.imageom.co.jp/