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公共機関/NPO Youth for 3.11 2012年06月28日


【プレスリリース概要】
夏休み前の学生に向け、Youth for 3.11のボランティアプログラムに参加する際の、お住まいの地域⇔東京もしくは京都(事前研修会場間)の交通費を往復合計1万円もしくは2万円まで補助するキャンペーンを実施します。これにより2大都市圏以外からの学生のボランティア参加を促し、被災地での継続的なボランティア活動に繋げます。

【プレスリリース内容】
このたび、学生復興支援団体 Youth for 3.11 は、2012年6月から8月まで、地方在住の学生と今年4月に大学に入学した新入生に対して、被災地でボランティア活動に参加するためにかかる交通費を補助する「地方割」「新入生割」キャンペーンを実施することを決定いたしました。
これにより、地方に住む学生は地元とボランティアバス発着地である東京もしくは京都間の交通費が最大1万円まで補助され、新入生は地元~関東~被災地間の交通費総計が最大 1 万円まで補助されます。地方に在住の新入生は地方割と新入生割の両方が適応され、最大2万円まで交通費が補助されます。

東日本大震災発生直後、被災地のボランティア不足が深刻であるにも関わらず学生のボランティア参加率が非常に低くとどまっていた状況をふまえ、Youth for 3.11 は被災地での活動に加え交通・宿泊・事前研修・反省会がすべてパッケージ化されたボランティアプログラムを用意しました。
このように学生にとって金銭面・物質面・精神面で参加しやすいボランティア環境を整えたことで、より多くの学生にボランティア登録を促し、2011 年 4 月以降から現在まで、休日だけではなく人手不足がより深刻な平日も、継続して学生ボランティアを被災地に派遣しています。

現在被災地では仮設住宅におけるコミュニティー支援において、高齢者のケア、子供の学習支援・遊び相手と幅広い世代に対して支援を行うことが可能な高校生・大学生が必要とされています。
一方で、関西・九州・四国といった被災県から離れた遠隔地域の学生から、復興支援に関わりたいという意欲を持ちつつも被災地までの交通費の負担が大きいためボランティアに参加ができていないという声が多く寄せられました。

今回 Youth for 3.11が実施している交通費補助キャンペーンは、この先に日本の社会を担うより多くの学生が復興支援活動に主体的に関わる機会を提供し、被災地に未だ残るボランティアに対するニーズにより効果的に応えることを目的としています。


Youth for 3.11 とは
Youth for 3.11 とは2011年3月11日に設立された学生による復興支援団体で、6月18日現在ボランティア登録数は約 8,000 人、ボランティア派遣人数は約 1,650 人。学生が参加しやすい交通•宿泊・事前研修・反省会がすべてパッケージ化されたボランティアプログラムを開発することで震災から 1年以上たつ現在も人材不足にある被災地への継続的なボランティア派遣を行っている。
http://www.youthfor311.com/

【プレスリリース連絡先】
本件に対するお問い合わせ先
Youth for 3.11 広報チーム
担当者 内山丈寛/おとい
電話番号 090-7170-6951
メールアドレス otoiuchiyama.yf3@gmail.com
URL http://www.youthfor311.com/