07月
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製造業/流通業 日本IDT合同会社 2012年07月31日


【プレスリリース概要】
IDT社の最新の革新的オーディオ技術は、ノート・パソコンやタブレット端末のバッテリ寿命を長くする
Windows 8のランタイムD3低消費電力スタンバイ・モードの厳しい要求に適合

【プレスリリース内容】
ミックスド・シグナル半導体のソリューションを提供するthe Analog and Digital Company™のIDT®社(Integrated Device Technology, Inc.、本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、NASDAQ:IDTI)は本日、超低消費電力のG級ヘッドホン・アンプとDDX(TM) D級スピーカ・アンプを集積した業界初のHD(high-definition)オーディオ・コーデックを製品化したと発表しました。IDT社は、Windows 8の低消費電力ランタイムD3スタンバイ・モードの厳格な要求に適合する革新的なコーデックを設計しました。これは、次世代ノート・パソコンやタブレット端末のバッテリ寿命を長くします。

 IDT 92HD95Bは、分解能24ビットの4チャネルHDオーディオ・コーデック(2つのステレオDAC、2つのステレオADC)です。G級ヘッドホン・アンプは、現在のAB級ヘッドホン・アンプに対して消費電力を最大50%削減することができます。一方、DDXスピーカ・アンプは、標準的なD級ソリューションに対して消費電力を最大70%削減することができます。これらの大幅な省電力は、HDオーディオ・バスに基づく、いかなる主流のノート・パソコンやタブレット端末の設計においても、より長いバッテリ寿命に直結します。

 「今年後半に迫ったWindows 8対応のノート・パソコンやタブレット端末の製品化において、市場は、消費者の長いバッテリ寿命への期待に応える超低消費電力のHDオーディオ・コーデックを要求しています。IDT 92HD95は、G級ヘッドホン・アンプとDDX D級スピーカ・アンプを備えた業界初のHDオーディオ・コーデックで、当社の顧客が要求する高性能、低消費電力を実現できます。手頃な価格で、しかも標準パッケージを採用したことは、HDオーディオ・バスを備えたどのような次世代のノート・パソコンやタブレット端末に対しても理想的なソリューションです」とオーディオ事業部門のシニア・マーケティング・ディレクタのPatrick Griffith(パトリック・グリフィス)は述べています。

 IDT 92HD95Bは、スピーカ保護用の周波数選択可能なハイパス・フィルタ、および、さまざまな動作シナリオの中でスピーカ最適化のための10バンド・パラメトリック・イコライザなどのオーディオ特性を強化するいくつかのハードウエア機能を集積化していることが特徴です。さらに、オーディオ・コーデックは、共鳴やスピーカ障害を引き起こさずに、より高い平均音量レベルを可能にするハードウェア・ベースのコンプレッサ/リミッタも備えています。
 IDT 92HD95Bは、現在、特定のお客様にサンプルを出荷しています。パッケージは、面積5mm×5mmの40ピンQFNです。革新的なオーディオ製品のIDT社のポートフォリオに関する詳細は、ホームページ(www.idt.com/go/audio )をご参照ください。

【プレスリリース連絡先】
日本アイ・ディー・ティー(IDT)合同会社
〒141-0021 東京都品川区上大崎2-24-9 アイ・ケイ・ビルディング1F
営業部
TEL: 03-5740-3101