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ITシステム/サービス リミテッド株式会社 2012年08月22日


【プレスリリース概要】
生産スケジューラの国内シェアナンバーワン(52.4%。2011年テクノシステムリサーチ調べ)、アスプローバ株式会社(東京都品川区、資本金2000万円、売上高4.8億円
、http://www.asprova.jp/)の高橋邦芳社長はこのほど、「儲けを生むためのSCM-御社のサプライチェーンを見える化・スピード化・全体最適化する方法」を出版しました。

【プレスリリース内容】
苦境に立たされている日本の製造業。グローバル化のうねりに翻弄され、かつての製造立国・日本の輝きは失われつつあります。企業が生き残れるかどうかの瀬戸際にある中で、著者は「SCM(サプライチェーンマネジメント=供給連鎖管理)」の有効性を提案します。

日本ではなにかというと、「現場主義」が主張されますが、それだけでは部分最適にし
かならず足りません。1つの工場だけが効率を上げて優秀な製品を作ることができても、企業全体の利益には必ずしもつながらないのです。なぜなら、世界中からの材料の調達に始まり顧客への販売に至ってから、初めて利益が大きく生み出されるからです。つまり「全体最適」が重要になります。日本企業は全体最適のシステムが弱いのです。

また、カリスマ的リーダーも欠如しています。セクト主義に陥らず、各地の在庫量を常に全体を見渡している人が把握する「見える化」をしなければ改善はできません。さらに、絶えず流動している状況に合わせて対応し、調達から販売までのリードタイムをより短くする「スピード化」、つまりPDCAサイクル(計画―実行―評価―改善)を早くする必要があります。企業が生き残るためには常に自ら変化し続ける力が求められているのです。全体をつかさどるリーダーシップは不可欠です。

東日本大震災やタイの洪水はサプライチェーンのもろさを露呈しました。これらの問題を解決し、コストダウンしながら売り上げ増大を目指すには、SCMがすぐれています。
高度なIT環境を低コストで入手できるようになり、使い勝手のいい汎用タイプのSCMシステムが登場しています。今こそITの力を活用し、サプライチェーン全体を同時一気通貫に計画してから実行すれば、製造業の復権につながるチャンスです。

本書内では、日本電産が生産計画システムの多拠点連携で全体最適を目指した例、リコーが在庫半減・リードタイム3分の1に挑戦した例なども取り上げています。

「儲けを生むためのSCM」概要
タイトル:「儲けを生むためのSCM-御社のサプライチェーンを見える化・スピード化・全体最適化する方法」
著者:高橋邦芳(1958年生。静岡県出身。東工大卒。1994年日本最初の汎用生産ス
ケジューラの開発・販売会社、スケジューラ研究所(現アスプローバ)を設立、生産スケ
ジューラAsprovaを独自に開発した。現在では、世界導入実績1700サイト以上、生産
スケジューラにおける日本国内マーケットシェアは52.4%(2011年テクノシステムリサー
チ調査)と日本NO1の導入実績。2010年6月に新製品AsprovaSCMを発売。Aspr
ovaを世界No1のSCM/生産スケジューラにすることを目指している)
発売元:幻冬舎 価格:1200円(税別)
部数:5000部 発売:7月27日
本の構成:
序章 もっと儲けなさい!
1章 市場が変わる!構造が変わる!
2章 最新サプライチェーンマネジメント戦略のカギは「全体最適」
3章 サプライチェーンマネジメントシステムの導入で儲けを生み出す
終章 サプライチェーンマネジメントのための全社意識改革


参考:「ビールゲーム」9月3日開催のお知らせ
(詳細は http://www.asprova.jp/seminar/0903bg.html  )
米国MIT(マサチューセッツ工科大学)が開発したシミュレーションゲーム。部分最適な
活動がいかに会社全体のパーフォーマンスを悪化させるかを体験できます。「自社内
でも同様の現象に陥って、コスト増大、売上げ悪化していないだろうか?」と考えさせて
くれます。全体最適なSCMの重要性を体得するとともに、国際競争力向上のヒントを
与えてくれるでしょう。参加費無料。

【プレスリリース連絡先】
連絡先:この件についての問い合わせは、リミテッドPR・伊藤まで
電話03-5206-2623 メール info@limited1.jp