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ソフト/ハード ガイオ・テクノロジー株式会社 2013年03月11日


【プレスリリース概要】
組込みソフト向け開発検証ツール&サービスを提供するガイオ・テクノロジー株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:馬場民準、以下ガイオ)は、このたび、組み込み向け単体テストツール「カバレッジマスターwinAMS/ゼネラル」の新バージョンをリリースいたしました。

【プレスリリース内容】
報道関係者各位
2013/3/11
ガイオ・テクノロジー株式会社

ガイオの単体テストツール「カバレッジマスター」が結合テストの「関数カバレッジ/コールカバレッジ」計測をサポート

組込みソフト向け開発検証ツール&サービスを提供するガイオ・テクノロジー株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:馬場民準、以下ガイオ)は、このたび、組み込み向け単体テストツール「カバレッジマスターwinAMS/ゼネラル」の新バージョンをリリースいたしました。


ガイオは、クロスコンパイラ、マイコンシミュレータを始めとした各種組込み開発ツールを自社開発し提供しています。特に自動車ソフト開発の分野では、コード解析ツール、単体テストツール、モデルベース開発における検証ツールを提供しています。また、開発者への情報提供サービスとして、自動車ソフト開発、検証に関する無料セミナーを定期開催しております。

ガイオの単体テストツール「カバレッジマスター」は、製品へ実装する「実コード」を使用してソフトウエアのテストを行うコンセプトを持ち、さらに自動車向け機能安全(ISO26262)ツール認証をも取得し、自動車業界におけるソフトウエア単体テストの標準ツールとして、ポジションを確立しつつあります。

このたび、リリースする「カバレッジマスターwinAMS/ゼネラル」新バージョン V3.6 では、ISO26262のソフトウエア結合テストで要求される「結合レベルでの構造カバレッジ計測」機能をサポートし、さらなる機能強化が行われています。従来の単体テストにおけるテスト環境をそのまま使用して、次の結合テストにおける「関数カバレッジ/コールカバレッジ」の計測がサポートされております。本機能は、ガイオのプログラム解析ツール「CasePlayer2」の連携によって実現されます。


■自動車機能安全対応 単体テストツール「カバレッジマスターwinAMS」

第6章(Part.6)には、自動車制御ソフトに対する単体レベルでの検証項目が規定されています。この中の構造網羅テスト(単体テスト/ユニットテスト)では、自動車の安全性レベル、ASIL( Automotive Safety Integrity Level )に応じた、ステートメントカバレッジ(C0)、ブランチカバレッジ(C1)、MC/DCカバレッジ計測に関す要求事項が規定されています。また、これらのテストは、ターゲット環境を使用して行うことが推奨されています。
ガイオは、ECU実装コード(ターゲットコード)を使用して単体テスト、カバレッジ計測が実行可能な業界唯一のツール「カバレッジマスターwinAMS」を提供しています。このツールは、計測用コードを挿入して関数実行やカバレッジ計測を行う一般的な単体テストツールと異なり、一切のコード修正を行わず、ECUに実装するマイコン実行コードをそのまま使用して、単体テストの自動化が可能なツールです。
最新版では、単体テストの次のフェーズである結合テストにおける「関数カバレッジ/コールカバレッジ」の計測をサポートしています。

 カバレッジマスターwinAMS/ゼネラル 製品詳細ページ:
 http://www.gaio.co.jp/product/dev_tools/pdt07_winams.html

■自動車機能安全対応 プログラム解析ツール「CasePlayer2」

CasePlayer2 は、ANSI準拠C言語、C++、組み込み向けC言語(非ANSI)、アセンブラのソースコードを解析して、フローチャートなどのプログラム仕様書を作成するツールです。「仕様書ブラウザ」を搭載し、ソースコードと各仕様書間の連携を自由に取ることができます。過去のソースコードのロジック解析や、新たに開発したプログラムソースの仕様書作成作業を強力に支援します。ソースコードの静的解析機能として、「外部変数」の参照/代入の一覧作成機能や、C言語コーディング規約「MISRA-C」のルールチェック機能を搭載しています。

 CasePlayer2 製品詳細ページ:
 http://www.gaio.co.jp/product/dev_tools/pdt_caseplayer2.html


【添付資料】

■ガイオ・テクノロジー株式会社について
ガイオ・テクノロジーは、1980年の設立以来、独立系組込み開発ツールベンダーとして、クロスコンパイラ、マイコンシミュレータを始めとした各種組込み開発ツールを自社開発し提供しています。ガイオのシンボル製品である「No.1システムシミュレータ」は、20年来のクロスコンパイラ技術で培ったガイオ固有の技術を応用した、組み込みソフト検証環境です。この様なガイオの革新的なシミュレータ製品は、多くの組込みソフト開発者が抱える、ソフト品質向上への課題に対する解決策となっています。
また、ガイオはツールの提供に留まらず、お客様の開発業務の受託サービスも行っています。マイコン実装、DSP技術などの得意な分野を活かした、カスタムHW/SWの開発サービスを提供しています。

 ガイオ・テクノロジーについて:
 http://www.gaio.co.jp/company/profile.html

 ガイオ・テクノロジーの自動車機能安全対応について:
 http://www.gaio.co.jp/product/dev_tools/pdt_iso26262.html

【プレスリリース連絡先】
■本リリースに関するお問い合わせ先
   ガイオ・テクノロジー株式会社 営業部 担当 岡田利一
   EMAIL: pr@gaio.co.jp
   電話:03-3662-3041(代表)
   http://www.gaio.co.jp/