06月
06

学校/教育/学習 株式会社ラングテック 2013年06月06日


【プレスリリース概要】
新潟大学発ベンチャー、株式会社ラングテック(本社:東京都世田谷区、代表取締役社長:宮崎正弘)は、創業者である新潟大学名誉教授・宮崎正弘が30年あまり取り組んできた自然言語処理の研究成果をベースに日常生活において、話したり、書いたりする日常日本語を自然な日常英語に翻訳する日常語日英翻訳ソフトLaurel-IIを開発、6月21日よりインターネット上でLaurel-IIの有料サービス(愛称:話せるよーん・書けるよーん!)を開始する。

【プレスリリース内容】
新サービスのご案内(6月6日発表)

     ラングテック、日常語日英翻訳ソフトのネットサービスを開始
-日常英語での情報発信、英語学習、日本語コンテンツの海外展開が容易に-

 新潟大学発ベンチャー、株式会社ラングテック(本社:東京都世田谷区、代表取締役社長:宮崎正弘)は、創業者である新潟大学名誉教授・宮崎正弘が30年あまり取り組んできた自然言語処理の研究成果をベースに日常生活において、話したり、書いたりする日常日本語を自然な日常英語に翻訳する日常語日英翻訳ソフトLaurel-IIを開発、6月21日よりインターネット上でLaurel-IIの有料サービス(愛称:話せるよーん・書けるよーん!)を開始する。
 Laurel-IIは規則・用例融合型のハイブリッド翻訳を採用し、定型的な会話表現だけでなく、非定型的な会話表現にも対応。日常会話、Eメール・ブログなどネットを介した情報発信文、およびそれらの基礎となる中学・高校英語の文を主たる翻訳対象としている。特定の専門分野には依存しない日常日本語が翻訳対象であるため、長文には対応していないが、日本語的発想によるこなれた日本語に対応するため、日英間の発想の差を吸収する日本語書き換え機構を導入し、慣用句・ことわざ・コロケーション(語と語の習慣的結び付き)の翻訳、多義語の訳し分けなどの機能を充実させている。また、なぜそのような訳文が出力されたかをユーザに示す翻訳過程可視化、日本語入力文と訳文の対を利用者データベースに保存するMyDBなどユーザに便利な機能を備えている。さらに、中学・高校で学ぶ英文法事項を網羅した日英対訳例文集である日本語表現分類体系を備えており、翻訳過程可視化機能と併せて、英語学習・教育にも有効利用できる。
 本翻訳ソフトは、長期的には小説など文学作品の日英翻訳という高い目標を掲げて研究開発を進めているもので、当面、日常会話やEメール・ブログなどネットを介した日常英語での情報発信、および英作文・英会話の学習・教育のツールとしての利用を想定している。また、ゲームソフト、マンガ、アニメ、映画などクール・ジャパンとして海外で評価されている日本語コンテンツの英語化に有効なツールとなり、日本語コンテンツの海外展開にはずみがつくものと期待される。
 本サービスは、インターネットにアクセスできるパソコン、タブレット、スマホで利用でき、1ID当たりの月額利用料金(税込み)は、1,000円と手頃な価格となっている。なお、当初のサービスでは日常日本語の記述文、会話文のみを翻訳対象としているが、今年度中にEメールを翻訳対象に加える予定。今後、辞書、変換パターン、用例の充実などを継続的に進め、翻訳能力のいっそうの向上に努めていくことにしている。本サービスの試用希望者には、1カ月有効の仮パスワードを発行する。試用申し込みの受付は6月7日より開始する。詳細はラングテックの公開WEB http://www.languetech.co.jp/を参照されたい。

株式会社ラングテック
代表取締役社長 宮崎正弘
〒157-0073東京都世田谷区砧3-19-5
http://www.languetech.co.jp/

【プレスリリース連絡先】
株式会社ラングテック
〒157-0073 東京都世田谷区砧3-19-5