【プレスリリース概要】
アットマークテクノは、ARMプロセッサ搭載組み込みプラットフォーム「Armadillo（アルマジロ）」に、Oracle製Javaランタイム実行環境（JRE）のライセンスをバンドルすることについて、Oracleと契約を締結しました。

【プレスリリース内容】
ArmadilloでJava 8が動作～組み込み機器の生産性向上へ
組み込みプラットフォーム向けライセンスについてOracleと契約
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組み込みプラットフォームの株式会社アットマークテクノ（本社：
札幌市、代表取締役：実吉智裕）は、同社製のARM プロセッサ搭載
の組み込みプラットフォーム「Armadillo（アルマジロ）」に米国
Oracle Corporation（以下「Oracle」）製Javaのランタイム実行環境
（Java Runtime Environment、以下「JRE」）のライセンスをバンド
ルすることについて、Oracle と契約を締結しました。

Java は組み込み機器からエンタープライズまで様々な分野で動か
すことのできるコンピューティングプラット フォームです。仮想
マシン（JavaVM）上でアプリケーションが動作するため、JREがあ
ればCPUアーキテクチャやOSの種類を問わず利用できる可搬性の高
いマルチプラットフォームです。開発環境が充実し、アプリケー
ション開発の生産性も高いので、全世界の多数の開発者がJavaでソ
フトウェア開発を行っています。また、「JavaFX」プラットフォーム
と開発環境「Scene Builder」を使うことで、昨今のスマートフォン
やタブレットに使われているような、豊かな表現力のGUIアプリケー
ションも簡単に開発することができます。

アットマークテクノの「Armadillo」はARMプロセッサを搭載したCPU
ボードで、オープンソースOSである Linuxをプリインストールして
います。様々な組み込み機器を実現するためのプラットフォームと
して、試作・評価用途だけではなく、製品化・量産向けにもそのま
ま利用できることが特長です。Armadillo は1台から購入すること
ができ、主に計測・制御・監視装置等の産業分野で利用されていま
す。

今回、アットマークテクノはArmadillo にJREのライセンスをバンド
ルすることについて、Oracleと契約を締結 しました。従来は最終製
品を作る企業が個別にOracleからJREのライセンスを取得する必要が
ありましたが、今後Armadilloユーザーは、個別にOracleと契約をす
ることなく、Javaアプリケーションが搭載された機器を開発・製造す
ることできます。様々な機器のプラットフォームとして利用できる
Armadilloとソフトウェア開発の生産性の高いJavaを組み合わせるこ
とによって、市場投入までの時間短縮とさらなる機器開発の効率化を
実現します。
バンドルされるJRE は、マルチメディア機能に強い「Armadillo-800
シリーズ」向けにはJava SEが、計測器や監視装置などによく使われ
る「Armadillo-400シリーズ」には小規模な環境で動作するJava ME
（CDC）およびJavaSEが対応しており、2014年3月にリリースが予定
されている次世代のJava 8にも対応予定です。

なお、アットマークテクノでは、2013年11月20日～22日までパシフィ
コ横浜で開催される「Embedded Technology 2013（組込み総合技術展）」
にて、2014年3月にリリースが予定されている次世代のJava 8とJavaFX
を動作させて展示する予定です（ブースNo.F-02）。

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■プレスリリース本文は、下記からご覧いただけます。
http://www.atmark-techno.com/news/press-releases/20131113_java
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【プレスリリース連絡先】
株式会社アットマークテクノ
　TEL 011-207-6550（本社企画室）
　E-mail info@atmark-techno.com
URL http://www.atmark-techno.com/