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学校/教育/学習 株式会社トモノカイ 2014年11月14日


【プレスリリース概要】
株式会社トモノカイは、弊社独自媒体である情報ポータルサイト教員ステーション等において、現役大学生・大学院生を対象に「部活」についてアンケート調査を実施。回答から、全体の約9割が学校部活動を必要だと考えていること、教員志望である回答者の約8割が部活動の顧問になりたいと考えていることが示された。

【プレスリリース内容】
株式会社トモノカイ (所在地:東京都渋谷区 代表取締役:徳岡臣紀) は現役大学生・大学院生を対象に、「学校教育における部活動」についてのアンケート調査を、弊社独自媒体である情報ポータルサイト教員ステーションおよびメールマガジンt-newsで行なった。

<現役学生の約9割が学校部活動が必要と回答。「社会生活に必要なスキルえられる」と評価する声多数>
現役大学生・大学院生216名に対して「あなたは日本の学校教育において部活動が必要だと思いますか」と尋ねたところ、回答者全体の88%の人が「強く思う」「思う」と回答した。教員志望者とそうでない人とで分けて集計したところ、教員志望者の94%、そうでない人の87%が学校部活動が必要と回答しており、教員志望者か否かにかかわらず大部分の人が学校部活動の必要性を感じているという結果がえられた。
さらに、それぞれの回答理由を尋ねたところ、学校部活動が必要と考えている人びとからは、「上下関係やマナー、コミュニケーションの取り方など、授業では学ぶ機会が少ないが社会生活を送る上で必要不可欠なことを多く学ぶことができる」など、社会生活に必要なスキルがえられる点を評価する声が数多く寄せられた。他方、学校部活動が必要でないと考える人々からは、「学業以外の活動を通して色んな人とコミュニケーションをとることは大事だと思うが、学校で行うことの必要性はない」など、部活動が学校でおこなわれる必然性への疑問の声が寄せられた。

<教員志望者の約8割が「部活動の顧問になりたい」と回答。「恩送り」「自己成長」の機会として意義を見出す声が多数>
上記の項目にくわえて、「あなたは、学校部活動の顧問になりたいと思いますか」と回答者に尋ねた。その結果、「強く思う」「思う」と回答した人が全体の46%、「あまり思わない」「思わない」と回答した人が54%と、学校部活動の顧問になりたくないという人がやや多いという結果がえられた。ここでさらに、教員志望者とそうでない人とで分けて回答を集計し直したところ、教員志望者の79%が「強く思う」「思う」と回答しており、回答者全体の傾向とは異なり、教員志望者の多数が部活動の顧問になりたいと考えているという結果がえられた。対して、教員志望でない人で部活動の顧問になりたいと回答した人は28%だった。
それぞれの回答理由を尋ねたところ、学校部活動の顧問になりたくないと思う人びとからは、「時間外労働が多く、精神的にも肉体的にも負担は大きい」など、部活動顧問の大変さを指摘する声が多く寄せられた。対して、部活動顧問になりたいと考えている人びとは、「中学校、高校と熱心に指導してくださった顧問の先生のおかげで技術はもちろん、それ以外にもたくさんのものを得ることができました。今度は、逆に私が生徒たちにいろいろなことを指導したい」といったことや、「責任は大きいが、教えることでじぶんの人間的な成長も得られる」などといったことを回答理由として挙げていた。これらから、学校部活動の顧問になることの意義として、みずからが部活動からうけた恩を生徒に送る「恩送り」ができる点、顧問を務めることを通じて「自己成長」ができる点などがあるということが示唆された。


《あなたは日本の学校教育において部活動が必要だと思いますか》
強く思う ・・・・・・・・・・・ 94(43.5%)
思う ・・・・・・・・・・・・・ 96(44.4%)
あまり思わない ・・・・・・・・ 17(7.9%)
思わない ・・・・・・・・・・・  9(4.2%)

《あなたは、学校部活動の顧問になりたいと思いますか》
強く思う ・・・・・・・・・・・ 33(15.3%)
思う ・・・・・・・・・・・・・ 67(31.0%)
あまり思わない ・・・・・・・・ 64(29.6%)
思わない ・・・・・・・・・・・ 52(24.1%)

各回答の具体的な内容やグラフなどは、記事として以下のURL先にまとめています。
・http://www.kyoushi.jp/entries/2863
・http://www.kyoushi.jp/entries/2876


■情報ポータルサイト 教員ステーション■
教員ステーションは「教員志望者の、教員志望者による、教員志望者のための」情報ポータルサイト。教員採用試験対策だけでなく、実際に教員が行う仕事内容や、教員志望者が出願してから採用されるまでの一連の流れ、「今」の教育界を伝える最新情報、現役教員・合格者へのインタビューなどを記事として掲載している。SNSを通じた情報発信にも力を入れており、Twitterアカウント(@kyouin_st)は24000フォロワーを超える。(2014年2月時点)

■メールマガジン t-news■
株式会社トモノカイが発行する現役大学生向けのメールマガジン。現役の東大生約6500名、現役の早大・慶應生約11,000名、他首都圏の主要大学の現役学生合計約4万名が登録するアルバイト情報を中心とした大学生向けメールマガジン。日祝日を除く、毎日配信。現役東大生を始めとした難関大生向けへ媒体としては告知力が強く、レスポンスの早い媒体として認知されているため、人材募集ほか、各種告知・マーケティングなどにも利用されている。(2013年12月末時点)

【調査概要】
調査会社:株式会社 トモノカイ
調査方法:WEBアンケ―ト
調査対象:教員ステーションおよび t-news のユーザーである大学生・大学院生
有効回答数:216人
調査日時:2014年10月7日~10月20日
調査項目:
1.あなたは日本の学校教育において部活動が必要だと思いますか(択一)
2.上のように答えた理由を教えてください(自由)
3.あなたは、学校部活動の顧問になりたいと思いますか(択一)
4.上のように答えた理由を教えてください(自由)

【会社概要】
名称:株式会社トモノカイ
所在地:東京都渋谷区渋谷2-14-17 渋谷SSビル8F
代表:徳岡臣紀
事業内容:「東大家庭教師友の会」のブランドで現役東大生をはじめとした難関大生をご家庭に派遣する事業の他、中学校・高校や学習塾への大学生講師の派遣および紹介、修学旅行などで東京に訪れる中高生を対象に大学生との座談会や大学のゼミを体験してもらう「大学体感プログラム」など、幅広く教育関連のサービスを提供しています。
また、編著した「東大生が選んだ勉強法」(PHP研究所)は25万部超のベストセラーとなるなど、書籍への編著等も多数行っています。
企業サイト:http://www.tomonokai.net/e/
教員ステーション:http://www.kyoushi.jp/
t-news Web:http://www.tnews.jp/

【プレスリリース連絡先】
企業名:株式会社トモノカイ
担当者名:原口陽一郎
TEL:03-5766-2006
Email:tnews_sp@tomonokai.net